【山記録】
日時・天候 2006年 04月22日(土) 天候
若山三角点
山名・標高・区分 若山(661.4m)/伊勢近辺
山域 三重・南伊勢町
交通 伊勢市から県道伊勢南島線旧能見坂トンネル
コースタイム
トンネル東口(10:30)〜能見坂峠(10:45)〜P508(11:05)〜P586(11:35-45)〜若山(12:3:-13:45)〜P586(14:15-20)〜P508(14::50-15:00)〜トンネル東口(15:20)
総タイム5時間40分
コースタイム3時間55分。上り2時間10分 下り1時間45分
距離/累積高度差 沿面距離    km 累積高度+   m −   m(GPSデータ90%の数値)
団体名・参加人数

【地図】

【足跡】
 若山は、度会町と南島町の境界尾根にある。標高661.4メートルの低山である。。ほとんど知られていな山なので来る人も少ない。
登山口は、旧能見坂トンネルの南口にある。近年、能見坂トンネルが新開通したので、この旧トンネルも利用されていない。
 旧トンネルへ行くには、:県道伊勢南島線伊勢側から入ると分りよい。新トンネル300メートルほど手前で左の旧道に入る。(標識はないのでトンネルが正面に見えたら注意)津方面からは、伊勢道玉城ICで降り、県道伊勢南島線に入ると便利。
 登山口から尾根まで20分ほどかかる。足場も柔らかくきつい直登である。やたらと両側にテープが巻いてある。この急坂を自衛隊が訓練の場として登っているのを見たと地元の人が言っていた。尾根に出ると多少アップダウンはあるが、全体的には踏み固まれた良い道が若山まで続いている。

登山口は能見坂トンネル南口

天城トンネルに良く似た感じのする能見坂トンネル。傍らに地蔵さんもある南島越え。
左側の木にテープが巻かれているところから入る。左に6台ほど駐車スペースあり。

【高山が望める】
 トンネルの出たところから高山が眺められる。
 尾根右に若山があるが見えない。

トンネル上が能見坂峠
 トンネルのなき時代はこの峠を通り、度会・伊勢へ行ったのだろう。今はひっそりとして面影を残すのみだ。この峠の存在を知る人も少ないと、駐車場にいた人が言っていた。

【P508は海と山の眺め良し】
 P508付近の木が伐採され、海と山の展望が良い。船に関するものだろうか。大きな無線アンテナが建っている。休憩するには絶好の場所。海と山の展望は次のとおり。
 山側には度会アルブスが見える。
 下は、局ケ岳。

【P508は海と山の眺め良し】
 海側は、慥柄浦とにえ浦が見える。大物釣り南島の磯場で人気がある。
 

【P568は樹林の中】
 P586は展望が利かず。シャクナゲの木があった。

ミツバツツジ・ヒカゲツヅが咲く尾根となる
 P586を過ぎると、ミツバツツジとヒカゲツツジが沢山咲いていたのにはびっくさせられた。椿の多い自然林に覆われて緑の中にビンク色と黄色は冴える。

ミツバツツジとヒカゲツヅ】

標高630付近(切れた崖っ縁)からの眺めが最高に良かった

左、ヒカゲツツジの群落の先に切り開かれた場所(崖っ淵)が、最高の展望台である。

右、中央の山が高山で尾根が若山まで伸びる。

下、慥柄浦。
右の尾根が高山から若山へと伸びる。
左は局ケ頂で少し顔を出している。崖の下を恐々覗く、ミニ山上ケ岳だ。熊野灘は、霞んで見通し悪い。

【山頂は三角点あるのみ】

 この先の縦走路は、藤坂峠から国見岩へと続く。又は藤越を経て七洞岳へ。