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【山記録】 | ![]() |
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日時・天候 | 2005年10月9日(日)/曇り26℃ | |
山名・ | 赤坂山(823.8m)・三国山(823.8m) | |
山域 | 滋賀県マキノ町 | |
コース・タイム | 赤坂山登山口(09:35)〜ブナの木平(10:40-10:50)〜赤坂山(11:30-12:20)〜明王の禿(12:40-12:50)〜三国山(13:25-13:30)〜黒河越(14:25-14:30)〜マキノ町白谷(15:05) 総タイム5時間30分 |
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人数 | 8名 | |
一言 | 花の赤坂山秋はセンブリが咲き来る者を楽しませてくれた。 |
【足跡】 |
花の山と云われる赤坂山は、春から夏に登るのがベストだろう。 今回の山行では、センブリ・アキノキリンソウ・トリカブト・リンドウ・ナナカマドの実・ススキなど見かけた。どれも秋を代表する花だが、なかでもセンブリは、可愛いい。赤坂山〜三国山の至る所に咲いていて楽しませてくれた。 伊勢市を早朝5時出発。滋賀県湖北まで約190キロ。国道・高速(八日市〜木之本)を利用してマキノ町白谷へ8時30分到着。計3時間30分。 マキノ高原から上り黒河越登山口へ下るコースだが、黒河越から黒河林道を歩いて白谷へ戻る距離が長いので、黒河越へ車を駐めておくことにした。 しかし、黒河林道は、一台通るのもギリギリの狭い所もありススキの穂が車をこする。デコボコの急坂は、四駆でないと苦しい天下の悪路だった。白谷から黒河越まで30分くらい走っただろうか。少し開けたところに立派なトイレ(中は汚れていた)と登山案内板が立っていた。5〜6台駐車可能である。この先も林道が続き敦賀市へと下りて行けるようだが、通行止の綱が張られていた。 ![]() 今日は、秋晴れの快晴である。 マキノ高原は、連休を利用してオートキャンプで来た人で大賑わい。明るい太陽が降り注ぐ高原は、家族連れでスポーツを楽しんでいる。 高原は、広く明るい歩くだけでも気持ちが良い。標識に従い中央の道を進むと奥に赤坂山登山口の表示がある。数人が階段を上がって行くのが見えた。 9時35分登山口出発。自然林の中に階段が続いている。 登山道は、自然歩道と整備されているので歩き良いのだが、最初にある長い階段は、土が削られかなり荒れていた。1時間ほどで、ブナの木平(483m)に着く。その名のとおりブナの林が広がる。 北方向に明王の禿が望まれる。西に進路をとる。谷沿いに歩くとイブキトリカブトが咲いていた。谷を離れて尾根を巻きながら高度を上げて行くと、大きな丸い葉の群落が続く。イワカガミの大きい葉っぱで縁がギザギザになっている。後で調べたらオオイワカガミとある。ロウト状で薄紅色の花が咲き光沢のある葉との調和が良いと記されていた。 カタクリもこの辺で見られるらしい。紫褐色の斑紋がある葉の上で、うつむき加減に開いた赤紫の花が一段と映えるとか。御池岳や霊仙山で見たカタクリとは、また違うと聞いたがこの花に一度逢いたいものだ。 頂上尾根へ廻り込むところは、ブナ林の栗柄(あわがら)越である。 案内板を見ると、これより山頂まで1時間とあるがその上に訂正して30分とある。 我々の遅い足で45分ほどかかった。上空には送電線と鉄塔を仰ぐ、高度を上げるたびに大きく見える。稜線に出ると頂上が見えた。 イブキザサとリョウブ、サラサドウダンなどの低木に覆われた山頂周辺は、亜高山の雰囲気である。 標高の割りに高い山に来たように感じる。400メートルも高い奈良県の高見山辺りではこんな雰囲気はない。 山頂からは、琵琶湖・金糞岳・伊吹山・三国山など360度の眺めで素晴らしい。昼食を1時間ほど過ごし展望を楽しんだ。 下山は、明王の禿へと下る。ガレ場だが歩きやすい。 琵琶湖や赤坂山の眺望が良い休憩所もある。これから、30分余で三国山に着く。北の山が見えるが視界はない。黒河峠に向かって歩くがセンブリの花が延々と咲き花の山らしき道を、車の置いてある黒河越へ下りていく。日帰り温泉「マキノ高原温泉さらさ」に浸かって帰路に付いた。 |
【マキノ高原スキー場】 |
![]() ![]() マキノ高原は、連休を利用してオートキャンプを楽しむ家族連れで賑わう。 赤坂山まで4キロの表示に従い登山口に向かう。 |
【赤坂山登山口】 |
![]() ![]() 登山口にはトイレも完備され赤坂山自然歩道の入り口でもある。 |
【マキノ高原】 |
![]() ![]() 階段を上がって行くと、一ヶ所開けた所があり、眼下にマキノ高原が見えた。 |
【ブナの木平】 |
![]() ![]() ブナの木平には休憩の出来る東屋あり。 これから行く明王の禿が見えた。 |
【赤坂山歩道距離図】 |
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【花の道】 |
![]() ![]() ワカガミやカタクリの花が咲く花の道。 |
【栗柄(あわがら)越】 |
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【大谷山との分岐】 |
![]() ![]() 大谷山との分岐。 直ぐ上に岩の中に石仏があつた。 |
【赤坂山山頂】 |
![]() ![]() 山頂に人が立っているのが見えた。 |
【赤坂山からの展望ー金糞岳】 |
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【赤坂山からの展望ー三国岳】 |
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【明王の禿】 |
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![]() 大きな岩の塊がゴロゴロして特異な光景だが道は整備され歩きやすい。 左、赤坂山側から見た明王の禿。 |
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【三国山へ】 |
![]() ![]() 三国山山頂。 展望は、今一なので人も来ないようだ。 短時間で来られるので素通りするにはもったいない。 |
【三国山からの展望】 |
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【三国山からの展望】 |
![]() 後40分くらいか。 |