【山記録】
日時・天候  2007年01月28日/晴  
山名 六甲最高峰(931m)
山域 兵庫県六甲
コース・タイム 有馬温泉駅(8:30)〜百間滝(9:40-50)〜紅葉谷との出会(10:00)〜極楽茶屋跡(10:40)〜六甲最高峰(11:20-35)
白水山(13:05-15)〜船坂キャンプ場(14:10)
総タイム5時間40分(休憩60分含む)
距離/ 難易度 沿面距離    km
 人数  単独 

【参考地図】

【足跡】
<六甲氷瀑>
 「厳冬期には裏六甲の滝が凍り、美しい氷の芸術が見られる」紅葉谷の氷曝と最高峰へ登る山行きに参加した。
 リーダのKさん(H県K市在住)から案内のハガキが届いた。
 「氷の状況は行って見ないと分からないが、防寒衣など完全な冬装備で来ること。アイゼン等の着脱に手間取らないこと。」との添え書きがある。準備品をチェックする。
 アイゼン・Wストック・カメラ・水・ガスボンベイ類・食料・防寒衣・スノシュウを入れると軽く10キロを越えた。自分の持てる限界を越えているので、ネットで調べ不必要な物(スノシュウ)をカットする。水も現地で調達できそうなので、1リットルに減量した。

 JR神戸三宮駅から谷上駅で乗り換え8時30分有馬駅に着く。
 ロープウエイ駅までは、舗装されたコンクリートの道を歩く。(ダム)堰のところから谷道になる。有馬駅から1時間余で白石滝との分岐に到着。
 気温は3℃。ひんやりとしているが、周りに積雪はなし。暖冬でなければ、雪や氷でアイゼンがないと歩けないところだろうが、雪は限定的で歩くのに気にならない。更に谷の奥へ入ると、深く切り立った崖が現ると氷曝で有名な滝にに出会う。百間滝から似位滝へと巡る。
 上から流れ落ちる滝を眺める。水量が極端に少なく凍ってもいないなんとも寂しい光景だ。
 山雑誌に掲載された迫力のある滝とはほど遠い。一見、何処にでもある滝と変わりなかった。
 裏六甲の山にも今だ寒波到来せず、氷曝までにはほど遠かった


<六甲最高峰>
 六甲山は、標高963mに初めて登った。
 紅葉谷は静かなる山歩きで楽しめたが、極楽茶屋に来たらその静けさは消え、自動車の騒音が聞こえてきた。山頂へ行くまでに5回ほどドライブウエイを横断しなければならないのだ。その都度足が止まる。
 山頂にも大きなアンテナが目障りだ。山頂一帯は、開発が進み私には魅力を感じなかった。
 ロープウエイや自動車でくれば、神戸の百万ドルの夜景も苦労することなく簡単に見られる。神戸市民の財産ともいえる山なので大切にして欲しい。
 六甲には、上級から初級まで豊富なバリエションルートがあると聞く。楽しいコースを選定したいものだ。関西の著名たる登山家たちのポリシーは、「六甲に始まり、六甲で終わる」最後は、六甲に戻って来ると聞いた。

【六甲の氷曝】

【百間滝と白石谷との分岐】

左、白石谷
右、百闡

【紅葉谷】
 紅葉谷は、名前の通りモミジを始めブナやコナラ・シラギ・カエデなどの自然林に覆われて明るい感じで歩いて気持ちが良い。

 この付近(標高700m位)に赤松に雪が被り独得の景観で見ごたえがあった。

【紅葉谷、四季の景観が楽しめる美しい谷】

【六甲最高峰】