【山記録】 | |
日時・天候 | 2006年8月2日(水)晴/曇り |
山名・ | 富士見台 |
山域 | 岐阜県・長野県 |
コース・タイム | 山麓駅駐車場(11:05-20)~展望台(11:50-55)~神坂峠(12:15-20) 萬岳荘(12:40)~富士見平・昼食(13:00-35)~展望台(14:20)~山麓駅駐車場(14:50) |
人数 | 三交バスハイク |
一言 | 富士が見えぬ富士見台、超展望の良い山と聞いてワクワクしたのだがーーー |
【】 |
【標高1600mまでロープウエイとリフトで上がる。】 |
今回、三交バスが企画した富士見台ハイクに夫婦で参加する。参加者は、120名ほど。 9時30分、御在所サービスエリアを出発。 中央高速恵那山トンネルの出口園原ICで降り。 10分ほどで富士見台高原ロープウェイ山麓駅の 駐車場(P2000台無料)に到着。 左、富士見台高原ロープウェイで山頂駅へ。 下、山頂駅からリフトで展望台へ。 |
【ヘブンスそのはら】 | |
山麓駅からロープウェイ10分で標高1400mの山頂駅に到着。高さ20m大きなモミの木を見ながらリフト乗り場に向かう。 ここは、空・花・緑・光に包まれた天空の園と云われる「ヘブンスそのはら」である。 「ヘブンス」とは、天空・空に近いという意。 夏は、ベコニア・サルビア・コマクサ・マリーゴールド、アゲラタム等60万本、春雪解けの頃には、カタクリ・ミズバショウ等、秋は三段紅葉の絶景が見られるとある。 「花のじゅうたんリフト」の下はベコニアが真っ赤に咲いていた。湿地帯植物園沿いに10分ほど歩くと展望台リフトに着く。 |
|
【展望台(1600m)から富士見台(1739m)まで、3.5キロ歩行90分】 |
当初は、「展望台~神坂峠~富士見台」を歩く予定だったが、稜線は濃いガスで視界が悪く、山腹を巻いて萬岳荘を経て富士見台へ登ることになった。展望台から萬岳荘の道は、車も通る広い道。単調な道を淡々と歩く。間もなく「レクリェションの森」の案内板の立つところに来る。正面は開けているが、ガスで見にくい。 |
【アサギマダラ】 |
パノラマコース入口付近に来ると謎の渡り蝶「アサギマダラ」を見つけた。この蝶は、今年の6月伊勢「朝熊ケ岳」に乱舞していた。パノラマコースは、 稜線に出て右神坂峠へ左恵那山へ行く道である。 視界が良いときに一度歩るいてみたい。 |
【神坂峠は山の交差点→下の写真、神坂峠(左)と萬岳荘(右 )】 |
神坂峠は山の 交差点。笹の上に恵那山へ行く道あり、西へ下る道路は、中津川市に通じているが、「通行止」の標識が立つ。右の道を取る。少し歩くと、左に稜線へ上がる道があり神坂遺跡も近い。これを見送り直進する。荒れ気味の道を進むと、木造の大きな建物「萬岳荘」が見えてくる。近づくにつれ、臨海学習にでも来ているのか子供たちの黄色い声も聞こえてきた。 |
【恵那山への道】 |
【神坂小屋付近。背景は富士見台】 |
萬岳荘から先は、ジグザグの急な登りで稜線に出ると神坂峠からの道と合流する この辺りから高山へ来たという雰囲気がある。背の低い笹原の山腹を巻きながら登っていくと潅木に囲まれた一角に神坂小屋(非難小屋)が建つ。周りは、平坦な山稜でキャンプ場もあり、雷除けの避雷針が一際目立つ。東のピークは神坂山との表示あり。背景に富士見台の柔らかな山容が見えてきた。高原台地上の稜線歩きは、晴れていれば楽しい道であろうが、ガスの景観では心も曇る。北へ進むと間もなく草原状の山頂に着く。 |
【山頂にあった展望絵図をカメラに撮る】 |
山頂は、広々とした草原の緩い斜面30人くらい休んでいる。展望は利かず、近くに絵図があったので、山を確認する。恵那山、南沢山、横川山、御岳山、南木曽岳をはじめ南アルプス・中央アルプスの山名が書かれていた。 ところで富士山は見えるのだろうか。添乗員の説明では聖岳に隠れて見えないとのこと。 何で「富士見台」という名前が付いたかは不明。 |
【ササユリの山、また会う日を楽しみに下山す】 |
山頂付近は、笹に覆われた道。「ササユリからの メッセイジ」という看板が多く立つ。今の時期は、咲き終わった後で発見できず。今回のハイク、「ヘブンスそのはら」は、晴れていたが、富士見台周辺はガスで何も見えなかった。空が澄んだ秋にでも、別ルート(強清水)から山頂にたち、大展望を見たいと思った。 |
【咲いていた花】 |