【山記録】
日時・天候   2006年3月11日/晴
山名・標高 ボンポン山(678.9m)
山域   京都府大阪市境界
コース・タイム  出灰(いずりは)バス停から里道をを歩く。
鬼語条橋から15分ほどで登山口に着く。
山頂まで60分
人数 7名

【】
 山仲間のTさんから、「京都に低山ながらポンポン山という可愛い山に」福寿草が咲くと聞いたので夫婦でご一緒させて貰うことになった。
 自宅から西名阪・近畿道に乗り継ぎ高槻市駅駐車場(駐車料金9時間2700円)まで3時間半。バス発車時刻までかなりロスタイムあり、ダイヤも一日に数本しかないのでバスは超満員である。
 9時41分発の中畑行きに乗車。殆どの乗客は登山客であった。高槻市駅から出灰(いずりは)バス停まで約45分かかった。
 出灰(いずりは)バス停から里道をを歩く。少し先に「一休の道」と書かれた看板あり、陶芸の窯などもあり退屈しない。約20分で鬼語条橋へ到着する。
 この橋を渡ってP549を経てショートカットでポンポン山へ行けるが、我々の行く道は、福寿草が自生する大原野森林公園を通ってポンポン山へ登るので直進する
 鬼語条橋から15分ほどで登山口に着く。
 「熊注意の」の看板を横目に谷あいの道を詰め尾根に出ると、間もなく、「つつじの丘」である。名前のとおりつつじの木が多い。丘は整備されていて明るい広場でベンチなども置かれ休憩には絶好の場所。ここで30分ほど昼食をとる。つつじの丘から先のは、近畿自然歩道として整備された快適なハイキングコースである。
 
 自然林の緩い登りを20分ほど行くと大きくカーブしている坂の所に「まむし注意」の看板があるところ左に曲がると、福寿草の自生地である。
 入口には、市の管理人(2人)がいて申請をしないと入林できない。住所・氏名・電話・目的などをを書く。今は、混んでいるので少しづつ待って欲しい。反対側から帰って来た人を見てOKを出す。
 自然林の美しい谷を降りていき、左の斜面に来ると監視員のおじさんが居た。朗らかで愛想の良い人である。道幅が狭いので一人づつしか入れない。
 写真を撮る人が立ち止まるので交通整理をしてくれているのだ。今日は天気も良い休みで人も多い。これではゆっくり構えられない急いで写真を撮る。
 花は、斜面に沿って黄色い花が彩る。13時過ぎ太陽の光線のあたり具合が良いので、大きく開いた花が多い。小さい花や蕾のものもある。この様子では、3月中ごろが最高の見ごろではないだろうか。
 
 谷を上がる所へ来たら、人の良いおじさんが目を光らせている。
 私が近づくと、土が堀変えされているところを指し、これが盗掘現場である。最近盗まれたらしいとのこと。何でこんなことをするのだろうと私が言うと、ほんの一部の人たちなんだかねぇ。
 皆さんが来年も来てもらえるよう頑張りますと言っていた。それにしても大人4人が監視しないと自然を守らないとは、誠に残念なことだ。

【出灰〜ツツジの丘〜西尾根ルート】

左、出灰バス停付近。
右、ツツジの丘登り口

【大野原森林公園図】

【ポンポン山】

釈迦岳の山頂は展望なし

【福寿草】




【下山は善峰寺へ】