【山記録】
日時・天候 2017年03 月18日/晴  
山名 鉢伏山(252.6m)・鉄拐山(234m)・栂尾山(274m)・横尾山(312.1m)・東山(m)
山域 兵庫県六甲須磨アルプス
コース・タイム 須磨公園駅(09:13)~展望台(09:35-45)~旗振山(09:55-10:00)~鉄拐山(09:55)~おらが茶屋(10:43-53)~横尾山(11:52-12:35)~馬の背(12:55)~東山(13:11-20)~八幡神社()~山陽板取駅(14:35)
●総タイム5時間22分(休憩90分程度含む)
距離/ 高低差 沿面距離8.9km /累積高低差(+757m-709m)
団体名/人数  関西山友ハイク13名 尾山三角点

【軌跡40000図】
 カシミール標高距離グラフ図。

【足跡】
<前置き>
 六甲縦走路は、数年前六甲最高峰を登ったのが初めてである。
 今回は、六甲縦走路の起点である須磨浦公園駅から「鉢伏山~東山」6山歩いた。
 課題は、伊勢から須磨浦公園駅までの交通アクセスである。
 JR路線で行くと何度か乗り換えねばばならないので時間がかかる。
 私鉄は、近鉄・阪神が接続(伊勢~三宮)しているので三宮で前泊した。
 三宮駅は、阪神・阪急・山陽本線と入り混じって乗り入れしている。JRは別の場所にあり。
 三宮駅から須磨浦公園駅へ行くには、山陽本線に乗り換える必要がある。
 山陽本線三宮駅は、ビルの地下にあるので分かりにくい。
 しかも阪神・阪急が相合乗り入れをしているのでややこしい。
 今回分かったことは、近鉄鶴橋で奈良線に乗り換え尼崎で阪神姫路行に乗車すると須磨浦公園駅までスムーズに行けることが分かった。但し、尼崎で普通か準急に乗らないと須磨浦公園駅には停まらないので要注意。
 伊勢から須磨浦公園駅までタイムは、上手く乗り継げは3時間程度で行ける。
 近鉄中川駅で一番早い大阪行き特急に乗れば日帰りも可能な範囲である。
 
<登山レポ> 
 3月18日は、快晴で絶好の登山日和である。
 3月12日に六甲縦走路を完歩した仲間も一緒である。
 完歩した勲章のエンプレムをリュックに付けていた。
 この人の話によると、距離は、50km余。13時間ほどかかったときく。
 挑戦してみたい気持ちはあるが、体力的に無理である。

 本日は、六甲縦走路の起点である「須磨浦公園駅から板宿駅まで」凡そ9kmのハイキングである。
 通常、須磨アルプスとも云われているコースである。
 電車やロープウェイなど交通アクセスが良いのでコース設定も容易なようだ。
 今日歩いたコースは、子供から大人までハイキングが楽しめる。
 登山道は、完璧に整備されているので地図やコンパスを見ることは殆どなかった。
 本場、ヨーロッパアルプスの山でも歩いているような感じがした。
 さすが、異国情緒のする神戸の山らしい散歩の山道である。
 縦走路から「青い海に行き来する大型船舶・神戸空港や関西空港から飛び立つ飛行機・明石海峡大橋から瀬戸内海が迫る・行く手は六甲の山々・アップダウンするたびに白い神戸の街並みが」次から次へと展開し飽きることのないコースに魅力を感じた。
 六甲銀座ともいうべきか、登山者が多いのには吃驚させられた。
 若い山ガール・家族連れ・トレイルランの人・健康維持の高齢者・高校生の柔道部員などと出会った。
 山男たる自分は、この町のどこかに転居して見たいとの思いを強くした。新鮮な山行きだった。

【須磨浦公園駅が登山口】
 午前9時前後の須磨浦公園駅前には、次から次へと登山客がやってくる。子供からお年寄りまで幅広い年齢の人たちを見受ける。人気のほどが伺える。

【登山口】
 六甲縦走路の起点である西の遊歩道へ。

【展望台】
 ブラタモリで紹介された乗りもの「カーレータ」。
 どんな乗り物でしょう。

【旗振山】
 旗振山の説明版を見ると、
源平合戦で 一の谷、逆落としの場が
旗振山(253m)鉄拐山(234m)であったと書かれていた。

【鉄拐山】

【縦走路】
 整備された登山道や案内板があり迷うことはない。海岸線に育つ「ウバメガシ」の樹林が多い。

【おらが茶屋】
上、
おらが茶屋屋上の展望台に来ると絶景が見られる。

左、
高倉台街並
上、
おらが茶屋展望台。

左、
展望台から
見た高倉台と栂尾山。

下、
明石大橋。

 おらが公園の先は、コンクリートの急な階段になっていて、高倉台の住宅地へ向かって下る。


【高倉台】
 上の記念碑に書かれた説明文によると、昔は、高倉山でポートアイランドの埋め立て用で削られ、その跡地に高倉団地が造成されたとある。
 今日歩いた感じでは、
外国情緒あふれる街並みで、神戸らしい雰囲気を感じた。

【栂尾山】
 高倉台の街並みを抜けると栂尾山の登り。一直線に延々続く階段です。
 何と400段以上もあるときく。息が切れた頃栂尾山に着くと大展望がーー
 振り向くと鉢伏山(山上公園)旗振山、手前に高倉団地の眺めが素晴らしい。

【登山道は大人も子供も大賑わい】

とにかく登山者が多い。高校柔道部のトレニーン

【横尾山】
左、
ここで昼食。
左、
横尾山山頂
山頂標識は人の中にある。

下、
神戸空港から飛び立つ飛行機が大きく見えた。

【馬の背】
上、
岩稜地の「馬の背」。本コース最大の難所。滑りやすいので要注意。

左、
「名勝・馬の背」と書かれている場所は、左の赤い丁シャツを着ているところが下の写真の位置。

下、
集合写真。

【東山】
上、
東山は展望がすこぶる良い

左、
東山からの展望。
肉眼では、六甲最高峰が見えていたが、手前は高取山か

下、
横尾山は低山とは思えぬ格好よい山容だねぇ。
馬の背が引き立てをしているよ。

【東山から下山する】

板宿へ下る道での休憩地。気温は8℃風なし

【桜咲く下山道】
 板宿への下山道。
 ここは、南斜面になるので温かく早や桜が開花ていた。
 近くに紅白の梅も咲き春の景観を満喫した。

【板宿八幡神社に下山】

左、登山口付近でモンベル団体登山客と出会う。
右、板宿神社左に登山口標識あり。
左、
板宿八幡神社。ここが、東山への登山口。