【山記録】
日時・天候 2015年11月11日(水 )天候
  総門山三角点
山名 門の倉東峰(810m)・門の倉西峰(827m)・唐沢の高(920m)南総門山(952m)・総門山(948.6m)
山域/区分  三重・大紀町/伊勢近辺
コースタイム
北又登山口(6:52)~北又出会い(7:26)~舞子滝(7:40)~門の倉東峰(8:57-9:22)~西峰(9:40)~扇沢の頭(10:16-26)~南総門山(10:45)~総門山(11:22-33)~南総門山12:20-12:45)~扇沢の頭(13:02)~P810・99鉄塔(13:22-25)~98号鉄塔(13:35)~97号鉄塔(13:52)~96号鉄塔(14:07)~降下分岐(14:21)~林道下山(14:54)~北又登山口(15:09)
総タイム8時間17分(休憩70分+道探索タイム70分程度含む)
距離/累積高度差 沿面距離13.4km 累積高度+1351m-1241m
団体名 単独

【軌跡ログ・山旅40000図】

【カシバート鳥瞰図】 

【足跡】
<まえがき>
 山の名ガイド本「大紀の山々」(小野幸年著)には毎度お世話になっている。
 今回は、秋山「門の倉西コース」に注目した。
 ブックには、
 大内山唐子川に沿った千石林道の奥に1000本ケヤキの美林がある。
 秋、黄色く染まった紅葉は規模が大きく見事さに圧倒される。
 その中心に展望所がありもみじとの紅葉は何度見ても飽きない風景ーー11月初旬が適期と書かれている。
 2015年時期到来、天気を見て登山日を11月11日と決めた。

<登山計画>
 西コースは、歩行距離7.5km・歩行時間6時間とある。
 このコースを基本にバリエーションルートを検討した。
 思いついたのが総門山と南股山である。総門山へは、初めて登るので意欲が湧いてきた。
 地形図を見ると、分岐「扇沢の頭」から「総門山」まで比較的なだらかな尾根伝いに歩けそう。
 距離は、片道2Kmほど往復4キロ余である。足は遅いが2時間程度で行けるものと考えた。
 しかし、ルートが分からないので余裕をもって歩かないといけないのでタイム設定をすることにした。
 すなわち、分岐の「扇沢の頭」到着時刻10時30分。
 これ以上、遅い場合は総門山はカットすることにした。
 そこで、自宅出発タイムを午前4時半とした。

<北又登山口への道>
 紀勢高速道「大内山」IC下車。国道42号を大内山方面を走る。
 7分ほどで中組交差点で右折、JR「大内山」駅」を右に見て「頭の宮四方神社」前を通り唐子川沿いに走る。
 林道入口前に来ると、注意看板が幾つも建っている。
 ①「林道千石越線・崩落のため通行止」通り抜けできません。
 ②「1.4km先林道工事中」林道迂回路あり。
 ③大雨警報発令時通行止」。
 今回の登山口・下山口となる①「林道千石越線」は問題なく通行可能です。奥の南股森林公園までは舗装がな
 され比較的走りやすい。今、工事中は青山線で大型車が出入りしていると聞いた。

<主な山記録>
 〇1000本ケヤキの美林。
  ケヤキは、黄色くなりつつあったが少し早かった。見ごろは、20日前後ではないかと予想する。
 〇展望のよいところ。
   門の倉東塔。送電線の鉄塔6(101号鉄塔から96号鉄塔まで)からの眺めよし。
   総門山は、樹林に覆われているので中心から少し離れたところから迷岳方面が見えた。
 〇道の探索タイム70分程度。
  ①門の倉東塔から先端は切れていて崖淵で西塔へ行く道が分からなかった。
   巻き道は、山頂から100mほど戻ると分岐があった。
  ②扇の頭から総門山への往復。行きはよいよい帰りが怖い。
   広い尾根て何度か間違う。
  ③下山口。
   降り口を間違う。
   96号鉄塔から少し降りて来たところで改めて地図を見たら、降り口を通り過ぎ千石越手前まで来ていた。
   バックし探したが、入口を見つけられなかった。
   最後は、けもの道みたいな所から入って古道コースに出た。

【登山口】
 林道千石越線入口から目算5km
ほど行ったところ。上の案内板が建っ場所が登山道口。
 川に降り丸木橋を渡る。

【登山口から少し行くと谷を渡る】
入口付近は踏み跡を外していたようです。間もなく踏み跡テープもあり迷うことはない。水量の少ない川を渡る。

【北又出会い】 
 広々としたところで休憩には絶好地。大木がある。

【舞子滝】 

【北又1000本欅の美林】 
 残念ながら紅葉は少し早かったようです。

【門の倉東塔と西塔】 
 ケヤキ林から尾根に出る途中、樹林の向こうに門の倉が見えた

【門の倉東塔】 
上、東塔から鉄塔と南股山が見える絶景。右は、中の股の高か。 

左、門の倉東塔。先端は切れていて崖淵。少し降りて見たが危い。

 西塔へ行く道が分からない。巻き道は何処だ20分ほど探す。

【分岐】 
 東峰山頂から100mほど戻ったところに分岐の標識があったが、分かりにくい。
左、東峰
右、西峰
とポールに手書きしてあった。これを一発で見つけるのは大勢で来ないと無理だなぁ。
 
 

【東の塔下を巻いて西塔へ】 
上左、
巻き道。
上右、
鞍部。
左、
この辺りがピークで西塔と思うがプレイトはは意識していなかったので素通りした模様。

【100/101号鉄塔】 
上、
100号鉄塔

左、
101号鉄塔

【鉄塔から尾根への道】 

101号鉄塔上に来ると金網が出てくる。

【P920扇沢の高に来る】 

左、尾根筋に戻る。
右、西方向直ぐ上がP920扇沢の高。
 予定時間内に来たので総門山に
行くことにした。
 地図・コンパスとGPS
で総門山への道を探る
 北西方向の尾根筋にテープを発見。
 10時26分扇沢の頭出発。

【P952南総門山】 
 10時45分南総門山着。
 ここは、平たい広いピークで樹林に覆われ視界なし。西方向へと尾根が伸びている。同じような景観なので帰路は、侵入口が分かりにくいので枯れ木を三本たてる。

【総門山への縦走路】 
 木の隙間から総門山が近くに見えてきた。
 全コースにはテープありだが、広い尾根には要注意。

 行きはよいよい帰りが怖い。 

【総門山】 
 山頂は樹林に覆われ展望はは今一である。少し離れたところから台高の山々が見える。
 総門山は、遠くから見ると背の高いスラリとした恰好よい山だが、山頂の雰囲気は今一だった。北総門山も見えず残念。

尖った山は、高見山。

【P952南総門山で昼食】 
 南総門山に戻り昼食をとる。

12時25分着
12時45分発

【P920扇沢の高に戻る】 

10時26分発。12時59分着。
総門山往復に要したタイムは、2時間33分です。昼食や道迷いのロスタイムは、40分位。
実質タイムは、1時間53分程度です。

【P810峰・99番鉄塔へ】 
上左、扇沢の高からの下り道は、ピンク色のマーキングとなる。 

左、99番号鉄塔から101番・100番鉄塔が見えた。

【98鉄塔へ】 
木が伐採され明るい。99鉄塔と同じような展望だか゜雰囲気はは良い。

【97号鉄塔】 
 南又山が眼前に迫る

【バードウオッチング】 
 野鳥の巣箱が幾つかあった。この辺は紅葉して快適な道だった。

【96号鉄塔】 

【検証写真ー下山口は、何処だ。】 
 左の写真は96号鉄塔から撮った写真です。

 この写真を見ると左手前に降り口がありそう。
 実際は、ここを直進し真ん中辺の千石越手前まで歩いた。そしてコブの少し手前から降りたように思う。

【正規の道を外して下降したが、分岐に出た】 
分岐。
左、千石峠(95鉄塔)へ

右、96号鉄塔へ。

 下山口を通り過ぎたので適当なところから降りたら左の千石峠道の出た。

【古道コースは歩きやすい】 
 地形図を見ると、谷筋に道が付いているが
大紀本は谷を渡り右岸側を行くと千石林道に出る。

【千石林道へ下山】 
 下山地から駐車地(登山口)まで林道を歩いて15分かかった。