【山記録】
日時・天候 2012年12月02日(日
山名 烏岳(545.0m)
山域 三重・松阪市
コースタイム 立梅登山口(11:15)~烏岳山頂(12:25-13:20)~展望台休憩所(13:40-55)~舟戸登山口(14:45-55)~駐車地・立梅登山口(15:15)  
 総タイム4時間(休憩タイム約90分含む)
距離/累積高度差 総距離 6.4キロメートル 高度差(+601-532m )
団体名・参加人数 2人

【足跡】 
 「烏岳」の主人(あるじ)とも云うべき地元の老人(60歳代男性)と第三展望台であった。
 麓の立梅から来たという山の主人(あるじ)は、山頂からの帰り道である。
 「烏岳」は、自分の庭のようなもので散歩気分で登っているようだ。
 主人(あるじ)の話によると、
 カラスのネグラの山ということから「烏岳」というネーミングが付いた。最近のカラスは、食いしん坊なので都会へ引っ越したまま戻ってこない。ここも過疎の山になったと、---
 悲しいのやら嬉しいのやら複雑な気持ちが伝わってきた。
  
 烏岳山頂は、展望の良い山である。
 特に、山頂から局ケ岳の眺めが素晴らしい。
 尖った鋭い峰は伊勢の槍ケ岳とも云われている。
 そのアルペン的な景観は何処から見ても素晴らしいが、この烏け岳から見るのがNO1だ。
 本日は、ラッキーなことに空は澄んでいて風も冷たいので、台高の山々が遠くまで見えた。
 鳥岳山頂にある「展望マップ」板の前に立つと。
 
 この「展望マップ」に書かれた山と全く同じ山々がそこにあった。
 トップの画像がその写真である。
    ここからの展望は局ケ岳を中心に
    右は、栗の木岳、修現業山、倶留尊山、大洞山、尼ケ岳へ。
    左は、高見山、雲ケ瀬山、ハンシン山、伊勢辻山、赤ゾレ山、国見山、明神山、迷岳なと゜見えた。
    これらの山は、いずれも個性ある山容だが局ケ岳は群を抜いている。
    もう少し(高ければ日本百名山の資格を有する。と私は思う。

   舟戸に下山後、飯高町粥見の「サザンカの大木」が見ごろと聞いたので見に行った。
   満開の大木は見事といほかはない。
【軌跡図.】 

【立梅登山口】 
 

【第二展望台】 
 第二展望台はこの辺りだが、木が育ったのか眺めは今一た゜。

【第三展望台へ】 

 落ち葉を踏みしめ快適に歩く。

【14号鉄塔が第三展望台】 
塀があり中には入れないので展望は良いとは云えない。

【稜線に出る】 


【烏岳】 

 鳥岳山頂から見る局ケ岳の山容は、アルペン的な景観が楽しめる
(トップの写真)
 北東には伊勢度会の山々と直ぐ前は伊勢湾だ。
 

【反射板のあるところが展望台・休憩所】

 展望台からは、 櫛田川と山に囲まれた飯高・粥見集落が箱庭のように眺められる。

 局ケ岳に続く台高の峰々。
 三峰山は白いものがチラチラしていた。
 手前、富士見平。中間部は玉城の国束山辺り。奥は、度会の七洞岳方面のように思う。


 櫛田川に架かる桜橋が眼下に見えた。局ケ岳尾根の先端が川の近くまで伸びている。

【下山】 

【道沿いに終わりのりんどうが何か所に咲いていた】 

【沢沿いに降下】 
 やや荒れ気味の沢を降りていく。

【朽ちた標識】 
  この舟戸道を歩く人は少ないようだ。  標識も腐ち荒れている。 ここは、南面になるので明るくて温かいのだがーー

【下に来ると林道を歩く】 

 林道に入る手前は、通せんぼの黄色テープがある。この区間は個人の山でしょうか。

【船戸・不動尊手前に下山】 

【飯高粥見のサザンカの大木】 

【サザンカの大木】