【山記録】
日時・天候 2013年03月26日(金
山名 修験業山、水ケ平林道を行く。
山域 三重県松阪市飯高町
コースタイム 飯高町奥山水ケ平林道往復。
登り2時間40分。
下り2時間10分。
距離/累積高度差 総距離 キロメートル 高度差(+m )
団体名・参加人数 単独

【軌跡図】  

【足跡】 
 飯高から修験業山へは、ルートがないので中腹林道から標高差300メートル余の直登はかなり厳しい。
 体力と技術がないと登れないと思う。自分は力不足だがまぁ傍まで行ってみよう。
 今回は、水ケ平林道と修験業山直下の様子見である。
 最短距離で修験業山直下へ行くには、飯高町田引から林道を走るのが近い。

 この林道は、途中から奥山道と水ケ平林道に分かれている。
 即ち、奥山道は栗の木道へ。水ケ平林道は修験業山直下に通じている。
 理想は、栗の木岳から修験業山への周回コースであるが地形が厳しいので道を付けるのは容易ではない。
 現状、登る人は少ないように思う。

 昨年、栗の木岳へ登るのに下から歩いたが昔とは随分事情が違っていた。
 国土地理院の地形図にも載っている庄司谷右股から入り小峠から若宮峠へと登るコースを歩いた。
 近年、庄司谷の下流に堰堤や新しい林道が多くできていたので地図に載っている道は分断され分からなかった。
 上部に来ると、栗の木岳中腹に林道が横断していた。
 県営林道三峰局ケ岳線である。
 70%近く完成しているが、
 三峰山から局ケ岳の中腹を走っているこの長い山岳林道はさぞ難工事であったことだろう。
 栗の木登山のポイント地点でもある小峠は一変し、若宮峠ルートは消えていた。
 下りなら何とかわかるだろうが、上りは下見をしていないとかなり手こずるだろう。
 
 さて、水ケ平林道の現況。。
 距離は、飯高町田引から水ケ平林道終点まで往復10キロほど。
 タイムは、登り2時間40分下り2時間10分だった。但し、花撮影タイムや休憩含む
 林道の現状は、田引入口の道端に「本日は工事しない」との看板が建っていた。
 林道は、一車線ながら対向にはあまり気にしなくてよい道幅である。工事車が入るのでかなり整備され落石も殆ど見られない優良林道だった。
 固いコンクリートなので10キロも歩くと後々まで足の疲労が取れないのが辛いところである。
 道端には、白いショジョバカマなど春の花が沢山咲いていた。
 圧巻は、ミツマタの群生地があり見事な花を咲かせていた。

 修験業山直下の県営林道三峰局ケ岳線。
 水ケ平林道終点広場の前が、修験業山に繋がる谷である。
 この谷の入口には堰堤がある。
 ここに古いテープが巻かれていたので50メートルほど中に入ったが、荒れほうだいの急陵な谷で引き返した
 県営林道三峰局ケ岳線が全線開通時には、この林道が栗の木岳・修験業山の登山口となるだろう。

【北台高鳥瞰図 

【飯高町田引から入る。】 
 奥山天神の標識あり。 

【道端に咲く春の花】 

【奥山林道との分岐地点】 

【分岐付近から修験業山を望む】 

【ミツマタの群生地】 

【水平林道起点】 
 

【】 

【ミツバツツジ】 

 今年初めて、ミヅバツジを見た。

【】 

【林道上部】 
 林道上部に来ても落石も少ない優良な道だった。

【水平林道終点】 
 林道終点は三峰・局林道との合流点でもある。
 合流地は、小運動場のような広いスペースあり。
 建設作業の資材置き場か。
 

【広場前の谷が修験業山へのルートらしい。】 
 この谷の真上が、修験業山頂である。 ほぼ直登で標高差300メートル位。
 谷の入口に堰堤があり古いテープが巻かれていた。
 崩れやすい土砂の斜面を超え何とか堰堤の上に出るこの先は、荒れた谷でロープがないと危ないと直感した。50メートルほど進んだが力不足で撤退した。

【県営林道三峰局ケ岳線】 
 広場から栗の木の方向へ10分ほど歩くと右の分岐があった。時間切れで探索できなかったが何かありそう。
 林道の先は、栗の木小峠へ。地図を見ると3キロ余なので歩いて1時間程度か。  軽自動車がゆっくり三峰山の方向へ走っていったが、運転手は不安そうにこちらをを見ていたので手をふってやった。