【山記録】
日時・天候 2013年05月03日(金
山名 栃古谷南の山
深谷山(680m)~槍平(   m)~石の間瀬山(669m)~仏場山(634m)
山域 三重県・大紀町
コースタイム 三五郎谷口(8:30)-道探し(0:25)-つくし平(9:50-10:00)~深谷山(10:55-11:05)~石の間瀬山(111:30-12:00)~仏場山(13:00-13:05)~水越鞍部(13:30)~林道に出る(13:55)~三五郎谷口(14:25)
 総タイム5時間55分
距離/累積高度差 総距離10.5 キロメートル 高度差(+m )
団体名・参加人数 単独

【軌跡図・山旅25000源サイズ】 

【足跡】 
<前書き> 
 シャクナゲの咲く季節となりました。
 大紀の山々(小野幸年著)本を見ると栃古谷の南尾根は「隠れたシャクナゲの名所」と書かれていたので登りたいと思いカイド本の中味を吟味した。
 南尾根とは、石ノ間瀬山ルートを指すようだ。
 登山口は、4箇所(古割口林道から聖坊・有久寺峠、三五郎、深谷山)+1箇所(縦走コース)である。
 縦走コースは、南尾根三ケ所(A・C・D)から登り北尾根の栃古山まて縦走し栃古林道登山口まで戻ってくるコー スである。ブックには、Aから登ると距離10.3km・タイム7時間30分とある。
 このコースを歩きたいと思い現地に来たが予想したより登山口が分からず苦戦した。

<登山レポ>
 当日、午前8時頃古割口橋に到着。
 小野本の地図を見ると橋の手前にPの印があったので車を留めた。
 地図に照らし周囲の地形を読むと
 この橋は、西谷と栃古川の合流点か。橋手前右に栃古谷線は確認できた。
 橋を渡って左に林道志古谷線と書かれているがこれはさっぱり分からん。
 車に戻り橋を渡ると100mほどいったところ左に林道らしい道がある。
 ここが志古谷林道で聖坊の入り口ということは後から分かった。
 ここから200mほど先に小さな立札があり栃古谷駐車地と書かれていた。
 駐車場といっても林道の残地で未整備で荒れていた。ブックには20台駐車可能とある。
 帰宅後、縦走コースを精査したら車をここへ留めるのがベストかと思った。

 さて、登山口A地点が分からないので何処から登ろうかと小野本の「石の間瀬山・栃古山登山地図」を見て検討する。無難な三五郎コースから仏場山まで登り、復路は栃古林道を下り駐車地Cへ戻ることにした。
 だが、車で駐車地Cへ行ったことが拙かった。
 栃古谷駐車地から僅か50mほど先に登山口B地点があったのだ。歩いて行けば気づいたはずである。
 そうであれば、登山口C地点から登り石の間瀬山~栃古山を縦走し登山口B地点に戻ることができたのだ。今回歩いたコースと時間的にそう変わらないと思う。

 シャクナゲは、ツクシ平から深谷山まできれいに咲いていた。
 花は、咲き始めなので瑞々しくとても美しい。20才の美人を見ているかのようだ。
  里山と思いきや厳しい深山でこの山域は余り人が入っていないようだ。
 
<反省>
 一発勝負で来たが、そんなに甘くはなかった。
 「聖坊~石ノ間瀬山~栃古山」ルートは、栃古林道・栃古谷林道・志古谷林道に登山口あり。
 登山口へ行くまでの案内板や指標はないと思え、林道名も入口のみで分かりづらい。
 林道の交点を知らないとこの里山を縦走するのは難しい。
 頼りは、小野本しかない。下見もしないて゛来る山ではなかった。 

【古割口橋】  

左、栃古林道
右、栃古谷林道

橋を渡り100mほど行くと左に志古谷林道あり

【駐車地への道】 

上左、栃古林道口。

上右、志古谷林道口。

左、栃古林道駐車場
(駐車地B)

【栃古山登山口】 

テープのある地点から降りていく。
青いテーブのある木に白ベンキで登山口と書いてあります。
 注、栃古川を渡渉する。増水時は要注意と本に書かれている。

【三五郎コース登山口】 
三五郎谷の入口です。 ここが登山口です
 標識も何もありません。
 赤黄青三色のテーブが目印です。

【間違う】 
 左画像谷の下に窯跡がある。この辺は、人が多く入っていたのだろう薄い踏み跡が散らばっている。
 青いテープにつられ進んだが、尾根に上がるのは厳しすぎるので左のところまでバックする。
 上に赤いテープがあるがその先で間違ったようだ。ザラ場の急斜面で青色吐息。

【本ルートは尾根筋にあり】 
尾根寄りに歩いてやっとテープを見つけた。
 ヘバリ状態から解放された。

【つくし平】 
 つくし平という名は付いているが小広場という感じである。シャクナゲの木が多く花もきれいに咲いていた。

【つくし平のシャクナゲ】 

【シャクナゲ銀座】 

【シャクナゲ坂】 

【深谷山】 

【火の木平】 

火の木平。
ここから栃古林道へ降りていく標識があった。

【石の間瀬山】 
 

【崩壊地と栃古山】 

【仏場山】 
 

【水越。鞍部から林道へ降りる】 
 

【林道崩壊地】