【山記録】 | |||
日時・天候 | 2013年09月06日(金)晴 | 群界峰三角点 |
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山名 | 群界峰(535.8m)・冬青平(ソヨゴ・480m) | ||
山域 | 三重県大紀町 | ||
コースタイム | ツヅラ駐車地(8:15)~登り口(8:55)~ツヅラト峠(9:15-9:30)~田山の頭(10:15-10:25)~群界峰(10:44-10:54)~芦屋の高(11:05-11:10)~荷坂道探索(60分)~芦屋の高(12;15-12:50)~冬青平(13:15)~林道登山口(13:50)~ツヅラト駐車地(14:20) ●総タイム6時間。 ●コースタイム3時間30分程度(探索・休憩除く)。 |
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距離/累積高度差 | 沿面距離 9.1キロメートル 累積高度差(+823m-763m ) | ||
団体名・参加人数 | 単独 |
【軌跡図】 |
【鳥瞰図ー横谷川西627.7峰標高2692m上空から撮影 】 |
【足跡】 |
「大紀の山々」(著書小野幸作)に載っているルートを歩く。 R42号線、松阪方面から来るとJR梅ケ谷駅手前の信号を右折れする。 ツヅラ峠の案内板に沿い1.4km進むとツヅラト駐車場(30台ほど)がある。 麓の栃古周辺は、道幅が狭く丘陵地形なので車を留める適当な地が少ない。 熊野古道を利用しての登山・下山は、ここを拠点にするのがベストだろう。 駐車場前には、トイレや東屋があり「世界遺産・ツヅラト峠」コースの出発点でもある。 快晴の一日でしたが今日出会った人は誰もいなかった。 <駐車場~ツヅラト峠> ツヅラト峠まで3.1km熊野古道を歩く。 歴史を散策しながら谷に沿いの道を行く一之瀬橋に来ると林道に出る。 高野橋から未舗装の道に入り400mほどで登山口に着く。 平成24年9月熊出没の看板を見て鈴を付けることにした。 下り気味に右の道に入る。間もなく坂道となる。 いよいよツヅラ折れの厳しい道かと思っていたら以外にもラクチンだった。 ツヅラト峠には、東屋や石碑が建ち雰囲気がとても良い。 前に紀伊長島町と熊野灘の海がきれいに見える。西の小さなコブを上がると展望が一段と素晴らしい。この尾根の先は聖坊や石の間瀬山へ延びる。 今も昔も変わらぬ峠の眺めである。 タイムスリップ!! 昔の旅人が今にも現れそうな幻想を抱きながら東屋で休憩していた。 <群界嶺> ツヅラト峠から東尾根を行く。 本道は、尾根筋を行くが左の巻き道を行くことにした。志子谷の上部を巻きながら踏みを辿る。 最後は、何処へ出るのだろうか。地図をみると下に林道が走っているので適当なところで尾根に上がる。 間もなくP487田山の頭に出る。展望なしで山名札が沢山ぶら下がっていた。 20分ほどで群界嶺に着く。 山頂は、広い空間地に二等三角点標石と「群界嶺」と書かれた標柱が建つ。 東側がやや開けていて明るい。 群界とは、伊勢と紀州の境をさすのだろうか。 <芦谷の高> 芦谷の高には「大日如来」の立派な石仏がある。 何でこんなところにぽつりと、行き倒れとなった人でもいたのか。 ひよっとするとこの尾根も古道の一つではなかろうか。 食事をしながら思いに耽る。 <冬青平> ブックには、冬青平(ソヨゴ)は展望が良いと書かれている。 栃古山群(石の間瀬山など)や千才山・犬戻り高・南股山の大展望が見えた 近くに群界嶺のテッペンから下に延びる尾根線が美しい(トップ画像)。 期待どおりの展望が楽しめた。 だが、冬青(ソヨゴ)という植物を知らない。 現地の名札には別名フクラソウとあり。 ネット調べた結果、(左の画像か゜冬青) モチの木科の常緑樹で山地に自生している。葉は楕円形で堅い。 雌雄異株で6月頃白い花が咲き実は丸く紅色に熟す。紅色のものをフクラソウという。材からそろばんや珠を作る。と書かれていた。 <復路ルート探索> 復路は、荷坂トンネル西側の尾根を歩いて駐車地へ戻ろうかと思ったので、「芦谷の高」から荷坂ルートを1時間ほど歩いて探索に行く。手前の尾根と高さがあまり変わらないので「芦谷の高」に戻り冬青平へと向かった。 |
【ツヅラト駐車場】 |
上左、R42号に建つツヅラト峠の標識。こここから入る。 上右、ツヅラト駐車場。 左、駐車場前にある小公園。トイレや東家・案内板が建つ。 下 小公園内にあるツヅラトコースのマップ。 |
【熊野古道ツヅラトコース(梅ケ谷駅~紀長島駅)】 |
計 距離→9.0km 時間→3時間30分。 |
【県道を歩いて栃古へ】 |
【栃古橋に来て左折する】 |
歴史の道を谷沿いに歩く |
【高野橋】 |
左、熊野古道 右、栃古山群登山口へ行く林道。 |
【ツヅラト峠登り口】 |
ここが、ツヅラト登り口。右道を行く。 |
【ツヅラト峠】 |
【ツヅラト峠ー紀伊長島と熊野灘】 |
【巻き道を行く】 |
左、群界峰の本道は、尾根筋にあり。左の巻き道を行くテープなし。 下、尾根へ上がるポイント地点は、踏み跡薄し要注意。 ここにチャボホトトギスが咲いていた。 |
【田山の頭】 |
展望なし。 「田山の頭」と書かれた名板が多くぶら下がっていた。 中には、志子谷の頭と書かれたものもあり。 |
【群界嶺への尾根道】 |
植林と自然林の混じる尾根は心地よし。 シイの木か。 |
【群界峰】 |
山頂は、広い空間地で三角点石と山名が書かれた標柱が建つ。 栃古方面の集落が木の隙間から見える。 点名「伯父の谷」の名札あり。 |
【芦谷の高に近くに来ると、切れ間から栃古山周辺の眺めよし】 |
【芦谷の高】 |
山頂に大日如来の石仏あり。 昼食後、冬青(とうせい)平に向かう。 |
【芦谷の高北峰】 |
右端は、南股山。大紀の主な山がワイドに見えた。 |
【冬青平】 |
冬青(トウセイ) 別名フクラソウとは、手元にある木でしょうか。分からない。 |
【芦谷の右岸尾根を下る】 |
【往道との接点】 |
【小公園駐車場に戻る】 |
14時20分に戻る |