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【山日誌】 | ||
山名・ 山域 | 栗の木岳(1066m) | ![]() |
日時・人数 | 2012年03月03日(土)・単独 | |
交通・駐車地・ 登山口等 |
国道166号線松阪飯高町赤桶から入る。 最初の堰堤まて10分程度。 |
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コース・タイム |
昔の道は、工事で消えていた。 小峠へは、林道を歩いた。 |
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距離・時間 | 9時30分〜14時(探索) | |
山頂の展望 |
【足跡ー撤退】 |
近年、栗の木岳や修験業ケ岳へは若宮八幡宮(奈良県)から登ることが多い。 三重県側(飯高町赤桶)から登ったのは、1990年代初頭である。 今回は、二度目となる。 その頃のイメージで山に入ったが、現況は余りにも違っていた。 大きな堰堤が二つもできていた。(まだ、上にもあるかも) 関連する工事道や林道が新しく出来ていた。 それに繋がる枝道が幾つもあり山は一変していた。 国道166号線赤桶から右折れ。 この道は、村道のような感じだが驚くことに国道422号線である。 荒滝不動付近までしか通じていないが、計画では庄司峠を越え奈良県側へと伸びる予定らしい。 荒滝不動の手前で、左折れする。 奥地の家を過ぎると間もなく最初の堰堤に来る。 前は、工事に使った広いスペースがある。 ここへ駐車する。 この付近には、参考になるような案内板など何もなし。 GPSで現在地を確認すると、何とここが昔の登山口らしい。 25000地図を見ると、堰堤のあるところから谷に沿って西方向に破線がある。 だが、大きな堰堤を見てこれを越えていくことはできないと頭から思った。 後から考えると、何かありそうな感じである。 堰堤付近の調査もしなかったし、下流から入ることも検討しなかった。 林道を歩いて行くことにした。 二つ目の堰堤に来る。 この堰堤は、最初のものより規模は小さいがカーブになった林道の奥にある。 前は、広いので駐車も可能である。少し手前に分岐があった。 堰堤の前を通って進むと小峠への道であった。だが、入口に「立入り禁止」の看板があったので、分岐まで戻り左の道をとった。これが間違いだった。 左道、南方向なので奥山方面だ。 変だとは思いながらも巻いていくものと思い突っ込む。この林道、やたらに分岐が多くて戸惑う。 それらしき道はあっても行きどまりである。 結局、二つ目の堰堤まで戻り、「立入り禁止」の林道をいく。 「立入り禁止」の林道に入る。 曲がりくねった未舗装の道が、県営林道三峰局ケ岳線に繋がっている。 この出会いの所にも「立入り禁止」の看板が立っていた。 この林道、道は悪いが車でも走れる。 何故、「立入り禁止」なのか良く分からないが、民有地ということなのでしようか。 県営林道三峰局ケ岳線に入ると、ガードレールのある舗装された道である。 今も工事中である。数台の工事車が道端に留り作業をしていた。 まだ、未完成のようだ。 小峠にも、作業小屋と作業車が一台留っていた。 小峠から、栗の木岳が正面に見えた。 道路の拡幅工事で、斜面が削られ登山道はなくなっていた。 峠から北に一本林道が走っていた。 多分、旧道(登山道)のあった道であると探索、100メートルほどで行き止まりである。 斜面を見ながらテープがないか探すが全くそれらしきものはない。 峠から少し下った所の奥山道(谷道)を探索した。 この谷も荒れ放題で傷んでいた。 少し先にある直登尾根の先端を探索する。 ここも厳し過ぎる。 結局、小峠まで戻って昼食をとる。 再度、本命の林道(北に100メートル伸びる)を探索することにした。 今度は、斜面を駆け上がり山中に入る。 斜面の淵に薄い踏み跡らしきものがあった。 この踏み跡は、だんだんと怪しくなる。 動物の踏み跡かも知れぬ。 それを辿って行くと岩壁のあるところに出た。 前は、明るいので一瞬尾根かと思った。 GPSで現在地と標高を見るとガックリーー。 尾根まで直で200メートル、若宮峠とは少し離れていることが分かった。 最近、体力も衰えているのでこの登りは厳しい。 予定時間よりかなり遅れているので、今日は登ることをあきらめて昔のルートを探すことにした。 少し降りたところに、古いテープを見つけた。 200メートルほど谷を詰めた。 最近、歩いたよな痕跡はなく荒れ果て廃道のような感じがした。 このルートは、谷を詰めて行くので人が歩いていないとなるとヤブ尾根を歩くより険しいかと思った。 次回を楽しみに下山した。 |
【探索図山旅改訂25000図】 |
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【最初の堰堤へ駐車する】 |
![]() 前は、工事に使った広いスペースがある。 ここへ駐車する。 この付近には、参考になるような案内板など何もなし。 GPSで現在地を確認すると、何とここが昔の登山口らしい。 |
【二番目の堰堤へ来て道を間違う】 |
![]() この堰堤は、最初のものより規模は小さいがカーブになった林道の奥にある。 前は、広いので駐車も可能である。少し手前に分岐があった。 堰堤の前を通って進むと小峠への道であった。だが、入口に「立入り禁止」の看板があったので、分岐まで戻り左の道をとった。これが間違いだった。 |
【左、立入り禁止の看板あり。右、この付近が旧道との合流点のような感じがした】 |
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【林道三峰局ケ岳線は、現在工事中】 |
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【小峠から栗の木岳が見えた】 |
小峠から、栗の木岳が正面に見えた。 道路の拡幅工事で、斜面が削られ登山道はなくなっていた。 峠から北に一本林道が走っていた。 再度、本命の林道(北に100メートル伸びる)を探索することにした。 今度は、斜面を駆け上がり山中に入る。 斜面の淵に薄い踏み跡らしきものがあった。 この踏み跡は、だんだんと怪しくなる。 動物の踏み跡かも知れぬ。 それを辿って行くと岩壁のあるところに出た。 |
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