【山日誌】      
大日如来
 山名・ 山域   烏岳(545m)(三重・松阪市)
日時・人数 2012年07月17日(火)・単独・ 晴
交通・駐車地・
登山口等
国道368号松阪市飯南町舟戸。桜橋付近に駐車する。
桜橋から舟戸登山口まで100m。林道入口に標識あり。
コース・タイム 
舟戸登山口(11:50)~林道終点(12:00)~烏岳まで650m標識(12:20)~展望所(13:00昼食13:35)~烏岳(13:50-14:20)~大日如来(14:25-30)~分岐(14:35)~波多瀬西登山口(15:10)~立梅用水路沿いに歩いて舟戸登山口へ戻る(17:00)
 総タイム5時間30分 沿面距離14km(山道7.1km、一般道6.9km)

【足跡】
 標高545mの烏岳は、1時間ほどで登れる低山である。
 烏ケ岳の由来は、
 「からすの寝ぐら山」であることからネームがついたとか。
 前回は、2006年1月立梅から登った。
 今回は、二度目である。
 舟戸から登り波多瀬へ下山。波多瀬からは、立梅用水沿いに歩いて駐車地の舟戸へ戻る。
 歩いた距離は、約14キロ(登山道7キロ、一般道7キロ)だった。

 <舟戸道>
 林道1キロ弱歩くと山道となる。
 標識も踏み跡もあるが、最近人が歩いた形跡はない。
 「山頂まで650m」という標識のあるところから稜線までの道はかなり荒れていた。
 この先にも「山頂まで550mという」標識が建っていたが、この距離表示はかなり怪しい。
 尾根稜線へ出たところからでも山頂まで500m以上あると思う。
 国土地理院の地図を見るとポイント標識(山頂まで550m)から谷筋を直に破線が付いているが、これをどう読むかである。
 
 <反射板と休憩小屋>
 東屋の奥に反射板が建つ。
 電波塔の下を少し降りると、金網で造られた展望台あり。
 2006年時の展望は、樹木に遮られ今一であったがーー。
 今回は、前方の木が伐採され展望が一段とよくなった。
 眼下に粥見集落と遠くに高見山が望める。
 西に先の尖った迫力のある局ケ岳。北にイメージとは違う顔の白猪山見えた。
 烏岳の中で一番展望の良い場所であった。

 <烏岳>
 木が切りはらわれた荒地で長さ30mくらいある。中央に展望台がある。
 展望台からは、東方面の集落と遠くに山が見えるが視界は狭い。
 少し離れたところに台高の赤ゾレや高見山の山名が書かれた山絵図板が建っているが、周辺の樹木が大きくなり見えづらい。
 
 <大日如来>
 烏岳から5分ほどのところにある。風の通り道のような一寸した空間にあり、涼しそうなところである。 大木の根元に大日如来の仏像がある。
 傍に東屋が建っている。
 ここから30分ほどで八柱神社のある波多瀬の登山口に着く。

 <立梅用水路>
 一度は、見たいと思っていた。
 今から180年前造られた農業用水路、延長30キロとある。
 櫛田川から取水してこの用水路へ流入している。目測で深さ1m70cm幅3mくらいかと思う。
 一番、驚いたのは水の流れが猛烈に速いことである。
 自然勾配と思うが、嵌ったらおしまいのような気がする。
 それにしても、先代の知恵に敬服。

【軌跡図山旅改訂40000

【登山口】

【林道終点】
 この先から山道になる。

【山道が続いているが最近人が歩いた形跡なし】

【頂上まで650mまでの標識ポイン】

 この先、道は荒れていた。
 国土地理院の地図にはこの付近から谷沿いに尾根に向かって破線あり。

【荒れた道】

【東屋と展望台】

【展望台からの眺め】

奥の三角の山が、局ケ岳。右、栗の木岳。

【展望台からの眺め。飯高向粥見集落と高見山方面】

【展望台からの眺め。飯南深野集落と白猪山】

白猪山もここから見ると違った顔をしている。

【烏岳】

【大日さんと東屋】
左、東屋
右、大日さん。

【波多瀬道を下る】
この道は、大日如来の参詣道。
西コースと東コースがあり。案内板には東コースは未整備と書かれていた。

【波多瀬登山口へ下山】
左、東道
右、西道

【登山道にある八柱神社と浄水場

【波多瀬集落から見た烏岳】

直進、八柱神社へ。