【山記録】 
    髻山三角点 
日時・天候 2014年9月3日(水)・曇り/雨
山名 髻ケ岳(756.0m)
山域 青山高原(三重・白山町)
コースタイム
東青山駅(7:50)~四季の里登山口(8:00)~旧近鉄トンネル跡(8:40-50)~林道合流地(9:35)~滝見台(9:50-10:00)~分岐の橋(10:15-20)~沢合流点(10:45-10:50)~林道出会(11:10)~髻山(11:40-12:20)~R165号(13:10)~西青山駅(14:20)
 
総タイム6時間30分 実タイム(上り3時間30分・下り2時間)
距離/累積高度差 沿面距離 16.5キロメートル・累積高度差(+1064m -875m)
メンバー 単独

【軌跡図


足跡
 <はじめに>
 上の画像は、8月末霊山へ登ったときに山頂から撮影した青山高原です。
 少し尖った山は、笠取山(842m)か髻ケ岳(756.0m)か。それとも別山か気になっていた。
 それを確かめようと今回青山高原へ登ることにした。
 コースは、「四季の里~布引の滝~アセビの丘~P802~自衛隊付近~P731~P505~四季の里」。 
 行けるところまで行って14時30分になったら引き返す予定でいた。
 三重県中部の天気予報は、曇りで降水確率は30%。と雨は降らないだろうと確信して家を出た。

 
<8時、四季の里出発>
 四季の里から滝見台へは、東海自然歩道コースを歩く。
 自然林の森をアップダウンを繰り返しながら小さな谷を3回ほど乗越し(近鉄東青山駅に繋がっている)林道に出.ると滝見台までは15分ほどで着く。
 途中、旧近鉄青山トンネル前に出ると天井を仰ぐ休憩所あり。
 滝見台までの距離は3.9km。歩行タイムは2時間弱でした。
 ここはハイキング道なのでもう少し早く行けるものと思っていたが鈍足で予定(1時間余)より遅くなってしまった。
 三重県山本には、別道(青山メモリアルバークから林道を行く)なら40分とある。余りにもこの差は大きいので次の山行きには別道を歩くことにしよう。

 
<9時50分滝見台着>
 滝見台には、東屋とお立ち台がある。
 お立ち台からは、布引の滝が見えるビューボイント

 
布引の滝は、4段になって流れ落ちているのが見える。
 最上段が「霧生滝」「飛龍滝」「大日滝」へと続く。
 今までに雨が多かったせいか
水量も多いように感じる。
 
この先は、滝近くを歩く行程へと進む。
 滝見台にある案内板に従って急な階段を滝谷川へと降りて行く。
 一番の難所は、飛龍滝直下の谷を渡ることである。
 今日は、飛び石伝いに渡れたが石が濡れていて滑りやすかった。
 水量が多いときは、川の中へ入らないといけないのでロープがないと危険である。

 
<布引の滝から髻山へ>
 どの滝も見る角度が悪く何か物足りなさを感じる。
 滝見台から見た滝全体の風景が一番見ごたえがあったように自分は思う。
 小滝の連続する沢沿いの道は、変化があり歩いて楽しい。
 だが、天気が急に怪しくなる。
 林道と出会い付近に来ると暗くて前が見にくい雨が降ってきた。
 11時40分髻山到着。雨が本降りとなりガスは濃くて周りは暗い。
 山頂直下にあるレストラン軒先で、雨を避け昼食をとる。
 この雨では、予定コースを歩いても何の成果も得られないので西青山駅へ下山することに変更した。

 <下山道>
 東海自然歩道を歩いて西青山駅へ向かう。
 今回、このコースを初めて歩く。
 この道は、西青山駅まで5,9kmとかなりの大回りで長い。
 近年、青山リゾートの開発が進み今や生活道と変わりなし。
 別荘内の道は、入り組んで迷路のようになっていた。
 下り道は、東海自然歩道という名が泣いている。

【四季の里登山口】
 
上、四季の里、
左、近鉄東青山駅から10分で「四季の里登山口」に来る。

【東青山駅から1.0km付近】

【せせらぎを渡る】

【旧近鉄青山トンネル】

 青山トンネル跡は、天井の見える絶好の休憩所となっている。


【大村川上流を横切る】

【林道に合流】

右、近鉄東青山駅へ行く林道。
左、四季の里道

 上、案内版のポイントを拡大する。

【滝見台】
上左、東屋
上右、お立ち台

 お立ち台台から布引の滝が見える。
 今日は水量はあるようだ。

【布引の滝】

【大日滝】

【飛龍滝】


【霧生滝】
霧生滝。

【尾根コースとの分岐。双方は、滝見台付近で合流する】

【せせらぎの道】

【三角点まで2.3km~1.7km付近】

【林道との出会い】

 鉄塔付近から雨が強くなってきた。

【山頂手前のレストラン

【髻山山頂は、大雨で視界悪し】

 大雨で展望はききません。
 説明版を見ると伊勢湾の神島や伊勢の朝熊ケ岳も見えるようです。 秋にもう一度チャレンジしよう。

【青山高原から霊山へ】

 山頂にある案内板を撮る。
 東海自然歩道は、何と霊山まで続いているとは知りませんでした。

【下山は、ルート変更し西青山駅へ向かう】

 上の画像の所までは東海自然歩道の標識あり。ここからは別荘の中の道を歩くので分かり難い。

【別荘地付近の詳細図】
 下りは、東海自然歩道を歩いた。P711付近からは別荘の中を歩く。
 ここは、誰もいないくてゴーストタウンのようである。
 東海自然歩道を整備した頃と現在の道路状況とはかなり違っているのではなかろうか。
 今は、別荘の開発が進み道路が入り組んで東海自然歩道は分かり難いGPSが頼りでした。
 GPSがなければ迷っていたと思う。
 東海自然歩道を歩いて近鉄西青山駅への道はかなりの大回りである。
 この他、国道165号線沿い(近鉄西青山駅から歩いて15分ほど)に青山高原登山口あり。ここから登ればかなりショートカットできることも分かった。

 R165線沿いにある青山高原登山口。

西青山駅

 西青山駅は無人駅です。電車は1時間に2本しか停まりません。
 登山中は誰も人とあいませんでした。