【山記録】
日時・天候  2018年06月22日(金)/晴 
山名 白猪山(819.7m)
山域  三重県松阪市
コース・タイム 夏明登山口駐車場(11:35)~不動小屋(12:03)~不動尊(12:25)~石尊権現(12:50)~白猪山(13:28-52)~矢下・都分岐(14:20)~矢下登山口(14:55)~夏明登山口駐車場(15:15)

●総タイム3時間40分(休憩・昼食40分程度含む)
距離/ 高低差 沿面距離15.9km /累積高低差+1561m -2360m
団体名/人数 単独  白猪山三角点

【6月22日軌跡】

【過去の軌跡】

【足跡】
<夏明登山口への道>
 国道166号線道路沿いに建つ「白猪山へ」の標識に従い深野棚田へと向かう。
 途中、里道が幾つかあるが上の方で合流している。
 道は、狭く急坂が続くので車の対向には要注意である。
 国道から10数分で、棚田の山村「深野・夏明」小集落に着く。
 
 深野は、日本百選に選ばれた棚田のある小村。
 棚田の上部が、夏明で白猪山登山口である。
 駐車場は、2か所。深野と夏明にある。
 深野は、棚田見学用に整備され10数台駐車できる。
 夏明は、白猪山登山口の標識が建つ裏の空き地に5~7台ほど留められる。
 登山と棚田見学を兼ねた場合は、深野駐車地に留めたほうが良い。
 深野駐車地から徒歩10分ほどで白猪山登山口に来られる。
 
<足跡>
 白猪山は伊勢三山の一つである。
 伊勢三山とは、局ケ岳(1028.8m)・白猪山(819.7m)・堀坂山
(757.4m)のこと。
 昔、伊勢湾を航行する船の目印として伊勢の三つ星とも云われ羅針盤の役割を果たしていた。
 それぞれ個性ある名山
 局ケ岳は、先の尖った鋭峰で別名「伊勢の槍け岳」とも云われる。槍先端の眺めは360度の大展望。
 堀坂山は、伊勢湾や台高・鈴鹿・伊勢の山も見える。海と山の展望が魅力的である。
 白猪山は、ユキモチソウ・ササユリ・ショウマなどが咲く花の山であった。今は簡単には見つけられない。
 
 本日の天気は快晴。気温30℃。
 出発時間が遅れたので短距離コースで登ることにした。
 往は、夏明道(石尊大権現への参詣道)から山頂へ登る。
 複は、山頂から都道を経て矢下登山口に降りる。そこから車道を歩いて夏明へ戻る。
 目的は、花と棚田の写真撮影でした。
 結果は、最悪だった。
 以前、見つけたユキモチソウの花は見つからず。
 6月中旬、稲作の苗が育つ初期。
 棚田をバックに白猪山の景観を撮りたいとの思いでやってきた。
 今日は、天気が良すぎて紫外線が強く写真撮影には不向きでした。

 13時30分白猪山着。
 山頂は、広い大地で明るい。
 大木がベンチ代わりに数本並んでいる。日陰となった木に座り食事をとる。
 伊勢で買った鰻弁当(1100円)を食べる。鰻は2つと値段相当、まだ温もりもあり美味しかった。
 三角点付近には、地元柿野小学校の卒業記念の立札が建つ。新しいものはなく古いものは色あせていた。
 山頂からの展望は、眼下に深野集落が見える。
 その奥(南西方向)、台高の山並み(高見山迷岳・池木屋山)がぼんやりと見えた。
 風がないので遠くは霞んでいた。
 今日の天気は、良かったが蒸し暑くて大汗を掻く。
 山頂に来て、汗から解放され暫し憩いの場であった。
 誰にも会わず我慢の山登りだった。

【夏明登山口へ道】
 白猪山登山口は、国道166号線上に二か所ある。

 松阪市方面から来ると、大石へ。大石幼稚園のあるところを右折れすると谷・都登山口へ

 大石幼稚園から1キロほど先を右折れすると深野・夏明道。左の看板が建つ。

下、
矢下登山口にある道案内図

【日本百選・深野棚田】
左、
深野棚田。
平成11年に「日本棚田百選」に設定された。
棚田は、遊歩道が整備されている。
白猪山の登山口でもあるので、登山と棚田を兼ねたコース設定は魅力的である。

【深野駐車地】

車は、10台ほど留められ水洗トイレもあり。
前の畑にルピナスが咲いていた。

【夏明登山口】
夏明登山口。
「白猪山登山口」標識のある裏に駐車場あり。

【水道施設の横を行く】
 松阪市水道施設のある横を登っていく。

【不動小屋】
不動小屋。
小屋横に小滝あり。

【不動滝】

登山道から少し降りたところに落差5mほどの小滝。冷たい水なのでリュックにある水を入れ替える。

【不動尊】
 この道は、石尊大権現の参詣道。
 途中、不動尊が祭られてる。

【石尊大権現】


【夏明道と都・谷道との合流点】
 大石まちづくり協議会が作成した分かりやすい登山道案内が建つ。以前はなかったので近年設置されたもの。

【二の山】

昔、ササユリなどが咲く花園でもあった。今やその面影もなし。展望台も崩壊し草地に戻った。下、ここから局ケ岳が見えた。

【白猪山】
左、
白猪山山頂。

下、
山頂からの展望。
、眼下に深野集落が見える。
 その奥(南西方向)、台高の山並み(高見山迷岳・池木屋山)がぼんやりと見えた。
 風がないので遠くは霞んでいた。

【分岐→谷・都道を行く】
 新しい案内板が設置されていた。
 白猪山は、水が豊富にあり地元にとっては宝の山であろう。山に感謝の念が伝わってくる。

【矢下登山口】
左、
矢下登山口。
登山口に新しい案内板が設置された。