【山記録】
日時・天候  2019年05月09日(水)/曇り 
山名 局ケ岳(1028.8m)P942・P821・庄司峠(710m)
山域 松阪市
コース・タイム 局神社(07:25)~登山口(07:42)~椿の滝口(08:22)~旧小峠(08:45)~局ケ岳(09:12-45)~仁柿分岐(10:06)~仁柿尾根分岐(10:20)~P942(11:08-13)~尾根乗換(11;32)~P821(12:23)~庄司峠(12:55-13:00)~荒滝登山口(13:22)~荒滝不動P(13:49)
総タイム 6時間24分(休憩タイム45分程度含む)
距離/ 高低差 沿面距離10.km /累積高低差+1143m -1228m
団体名/人数 5名

【軌跡・山旅国土地理院40000図】

【カシミール3D鳥瞰図

【カシミール3D標高・グラフ】

【足跡】
<前書き>
 
台高縦走路(局ケ岳~高見山~日出ケ岳)の7割程度は歩き終えた。
 今回は、局ケ岳から庄司峠までの区間に挑戦した。
 この区間は、置き車をしないとしんどいので山仲間4人に手助けしていただいた。
 未踏につき歩いた人の情報を知りたいので、
 「グーグル・ヤーフ・ヤマレコ・ヤマップ・」など検索したが見つけることができなかった。
 結局、地図を見て自分で判断するしかなかった。
 計画タイム(局神社~荒滝不動)間を5時間余と算定したが、実際は6時間20分かかった。
 地図上では計算できないアップダウンが連続する厳しいコースであった。
 後期高齢者3人もいたが、皆さん鈴鹿で馴らした健脚の山男。さすがに強い。

<地図読みの健脚コース>
 局ケ岳から仁柿道へ降りる分岐にある標識あり。
 「仁柿分岐~栗の木岳」まで4時間55分とある。ほぼ5時間である。
 2018年10月「庄司峠~栗の木岳」まで歩いた記録は2時間05分。
 今回歩いた「仁柿分岐~庄司峠」まで歩いた記録は2時間35分。
 合計で4時間40分と5時間に近いことが分かった。

 GPSの記録を見ると、
 沿面距離10.km 。高低差、767m。累積高低差1143mと高い。 
 これは、アップダウンがきつい証拠ということになる。
 コース上には、薄い踏み跡はあるがテープ標識はぼなし。
 尾根乗換へなど迷いやすい尾根が3箇所ほどある。
 地図とGPSは必携のこと。
 
<好展望と花の尾根に感激>
局ケ岳 
 局ケ岳は、何十年も登っているがこんな大展望は見たのは初めてである。
 通常は、早朝か夕刻でないと遠くまで澄んだ空を見ることは難しいが今日は違っていた。
 昼間で雲の多い空なのに遠くまで澄み山が青く輝いていた。
 台高の向こうにある大峰の山々まで確認できた。
 恐らく、上空には冷たい空気が入り気圧が変化したものと考えられる。
 山頂付近には、イワカガミが沢山咲き写真撮影も忙しい。

P942
 縦走路は、変化のある山道で歩いて楽しかった。
 
新緑と花(シャクナゲ・山ツツジ・アセビの新芽)が、見ごろでした。
 小コブに来る
と展望も開けた。
 新発見は、P942からの眺めでした。。
 ここは、局ケ岳と庄司峠の中間部辺りでしょうか。
 P942は、突き出た鋭鋒。展望台のようなところでした。
 ここから「局ケ岳・栗の木・三峰山・池木屋山・大洞山・尼ケ岳」など個性豊かな山々が見えた。

【駐車地、局ケ岳神社】
上左、
神社前の駐車地にある標識、
登山口まで
780m。

上右、
隣に山の神が祭られている。

左、
局ケ岳神社と駐車地。

【登山口】
上、
局神社前から林道を歩いて登山口まで15分程度。

【九町】

【旧小峠手前で休憩】
上の花名は
ツクバキンモウソウでしようか。、

【山頂直下は岩カガミが咲く】
 山頂直下は、岩カガミのが群生していた。

【局ケ岳の大景観】
上、
P942への縦走路。

左、
局ケ岳山頂。
遠くに見える山は、朝熊ケ岳。

下、
南台高、
大熊三山、
池木屋山、仙千代ケ峰。

下、
飯高町赤桶付近
左、
飯高町集落。

下、
台高の山々。

【仁柿(一般道)との分岐】

下ると、間もなくZTVの看板あり。

下、
仁柿道との分岐。右へ下ると仁柿でバックしました。。

【標高862m地点、仁柿道との分岐】
左、
分岐。
右尾根は、仁柿へ下る。
少し下ったところに、戦時中元中曽根総理の弟が乗った飛行機が山へ激突した現場があり。

 分岐標識が、左の尾根筋に建つ。

【分岐から二つめのコブ付近】

シャクナゲが見ごろでした。かなり咲いていました。

【標高900m付近の尾根】

この辺りは、シャクナゲが群生していた。

下、
三角錐の栗の木岳が美しい。

【P942手前のコブ】

【P942への登り】
 広い尾根筋を登るとヤセた岩盤に出る。ピークが
P942だ。

【P942は大展望台】
 P942は、鋭峰ですこぶる展望がよい。

上、
局ケ岳。

上二番目、
栗の木岳の鋭鋒が手前に見える。手前が庄司峠。

左、
P942峰。

下、
室生の山々も近い。

【P942は二つコブからなる】
左、
次ののコブからの展望もよし。
下りは、南の尾根に乗換へ。直進しやすいので要注意。

【南尾根に乗る】
最初は、分かりにくいが、間もなく尾根心がはっきりする。


【山ツツジが見ごろ】
この尾根筋には、山ツツジが沢山咲いていた。
咲いて間もないので新鮮な花でした。

【標識を見たのは二つ目】
 P712手前、コブとの分岐に古い標識を発見しました。
 テープも殆どなかったが古いテープあり。

【P712】
 小ピークが幾つもあり、地図上での確認は難しい。
現在地の確認は、GPSでないと無理だ。


【アップタ゜ウンしながら庄司峠下る】
 この辺は、踏み跡があり歩きやすかった。

【庄司峠】
庄司峠。
奈良と伊勢を結んだ古道には、石仏があり。
ここは、栗の木岳の登山ルートなので踏み跡は、荒滝不動まであり。

【荒滝不動へ下山】

 昨年、谷間で堰止工事をしていが完成に伴い登山口が少し変更されていた。