【山記録】
日時・天候 2020年07月02日(木) 晴 
山名・山域(整理区分) 大明神山(399.6m)・三重/松阪市
交通・駐車地等 伊勢市から約35km車で1時間半程度。広瀬八幡神社の駐車場(10台程度駐車可能)。
コース・タイム
往路→広瀬八柱神社(09:46)~大明神山(11:00-15)~西大明神山(11:30-12:15)
復路→西大明神山(12:15)~広瀬南口(13:30)
総タイム3時間40分(休憩+探索80分程度含む)
距離/累積高低差 沿面距離5.4km 累積標高+686m -556m
人数/登山レペル 単独/往路、一般向き。復路、経験者向き。

【国土地理院12500図・軌跡ログ
 山レコ→軌跡ロク。(山レコをクリックして下さい)

【足跡】
<前書き>
 団体登山は、下見をしてから登るのが常識であろう。
 近年、登山の分野もインターネットが充実し下見をしなくても新しい情報(危険場所・タイム・距離など)が次ら次へとアップ されてます。10年前には考えられなかったことが現実のものとなっています。
 自分が登山したいと思う山の情報をネット検索(山レコやヤマップなど)すると、1日前に登山した情報が既にアップされていることもあります。
 最も新しい情報がデスクやスマホで知ることができます。
 何と便利なことか。インターネットは、今や5Gへとーーどんな未来が。

 山情報の盲点
 初めて登る山は、「駐車場と登山口」を一番知りたいのだが里山となると一層分かりにくい。
 今回の大明神山に関しても情報を得られず、現地(八柱神社)対応としたのですがロスタイムが多くなった。
 短コースなので時間的に余裕があり問題はありませんでしたがーー
 ロングコースの場合は、やはり下見した方が良いということになります。

 八柱神社前に{茅広江の郷ウォーキングコース」案内板が建っています。
 周辺の案内図でウォーキングコース要点をまとめた大変分かりやすい案内板です。
 その絵図を見ると、大明神山の名前はありますが残念ながら登山口までの案内は書かれてありません。
 そこで、持参した軌跡地図を見ながら進みましたが登山口へ辿り着くまでにかなりロスをしてしまいました。
 下山後、現地調査をし登山口までの詳細地図を作成しましたので参考にしていただければと思います。

<山レポ>
 往路は、ハイキングコース。
 大明神山と秋葉山に祠があります。
 この山道は、祠へ参詣するための道かと思われる。
 全体的には、杉の植林で暗い感じがする。
 秋葉山までは歩きやすい。
 秋葉山大権現は、小広場に祠かあり横には大神木がそびえ雰囲気は良い。
 この先は、やや荒れ気味ですが歩くには問題なし。
 途中、分岐があります。上で合流しています。歩きやすい左の道をとる。
 淡々と登っていくと、右に鉄塔が見えてきまます。展望はありません。
 鉄塔を過ぎると、大明神の祠が見えます。
 直ぐ前は、開けた展望地。明和町から津市辺り市街地と奥に伊勢湾が見える。
 20m先が大明神山頂で小広場に三角点かある。山頂の雰囲気は今一です
 古木に山名プレイトが沢山ぶら下がっていた。

 西大明神山へは、山頂から10分ほどです。
 尾根が四方に張り出し広い山頂部は暗い。
 山名プレイトがないと分からない平凡な台地。ここで昼食をとる。

 複路は、山経験者向き。
 道はありません。テープもなし。
 10mほど下ると尾根が二つに分かれている。
 真っすぐ降りると鉄塔があり寄り道をする。
 バツクして南尾根に入る。
 ブッシュと倒木を越えていく。
 長袖・長ズボンと完全武装していたが虫に刺された。
 50mほど下るとブッシュから解放される。
 時折、スマホ(GPS)と地図を見て下る。危険なところなし。
 最後、谷へ降りるポイントが分からず適当に降りるが急降下で滑りやすい斜面でした。
 もう少し手前から降りたらよかった。
 谷筋に降りたら踏み跡があり人家の手前に獣除けゲートがあり下山した。

【駐車地は広瀬八柱神社】
上左、
八柱神社。

上右
八柱神社から見た大明神山。

左、
八柱神社駐車場。10台位駐車可能。

下、
八柱神社前に建つ茅広江の郷ウォーキングコース案内板。

【登山口】
上、
広瀬コースと書かれたところを左に曲がる。
200m程先で右に曲がる。そこから150m先に登山口の標識あり。

左、 
下山後、現地調査をし登山口までの詳細地図を作成した。
 
下、
大明神山登山口。

【入口、獣除けゲートあり】
左、
山道入口。
獣除けゲートあり。

扉に鍵なし。
鎖を外すと中へ入れます。
出入の後は、扉を閉めてくださいと書かれてます。

【秋葉山大権現】

【35号鉄塔への道】
上、
この山道は、大明神への参道か

左、
二股。
とちらへ云っても同じ道に出る。左の道をとる。

下、
35鉄塔。
番号は?
展望なし。直ぐ先に大明神の祠あり。

大明神山
上、左
大明神山。
手前に大明神の祠あり。
直ぐ傍に展望が開ける。

下、
大明神祠。

【大明神山からの展望】
大明神の祠付近からの展望。
明和町辺りから津市の街並みが見える。
奥、伊勢湾。

【大明神山西峰】
大明神山西峰
広い大地で四方に尾根が張り出している。
樹林に覆われ暗い。
雰囲気は良くない。ここで昼食をとる。

下、
復路は、南尾根を行く。鉄塔まで近いので寄り道をする。


【復路ー標高380m付近の分岐】
上と左、
復路は、大明神山西峰から南尾根を下降する。
西峰から10mほど下ると尾根が二つに分かれている。
東南尾根へと進む。入口付近は、ブッシュ・倒木で荒れている。
テープなし。

下、
50mほど下るとブツシュは消える。

【下降ポイント】
左、 
ブツシュや倒木を過ぎると南支尾根は、下降ポイントまで危険なところなし。但し、地図読み必要。
問題は、谷へ降りるポイント分からず、適当に降りたが急斜面で滑りやすかった。
下、
谷へ降りたら踏み跡あり。最後、獣除けフエンスのところに出た。

【厄落とし観音】
 駐車地の八柱神社前で会った老婆に「峠地蔵」さんにもお参りするよう進められた。
 八柱神社から車で5分。正式名は、王子の森「厄落観音」と書かれていた。今から224年前、疫病大流行により観音さん建立。