【山記録】
日時・天候 2020年08月01日(土) 晴 
山名・山域(整理区分) 頂山(397.8m)~オハイ(三重県・尾鷲市)
 交通・駐車地等 紀勢道尾鷲北IC下車、R311号で尾鷲市九鬼センターへ駐車。(尾鷲北ICから30分)
 コース・タイム  九鬼センター(07:10)~登山口(07:38)~林道終点(08:51)~頂山(09:20-30)~ハカリカケ(10:00-10)~古道出会い~(10:42-50)~古田キャンプ場(11:20)~遠見番所探索(0:30)~古田キャンプ場昼食(11:57-12:20)~オハイ(12:25)~オハイ分岐戻る(13:34)~九鬼集落(14:38)~九鬼魚神社(14:43)
総タイム7時間33分(休憩70分+探索40分=110分程度含む)
時間がかかってますので参考程度に
距離/累積高低差 沿面距離10.3km 累積標高+960m -952m
人数/登山レペル 単独/中級

【国土地理院25000図・軌跡ログ

【足跡】
<前書き>
 7月30日気象庁から梅雨明け間違かと発表されたので、九鬼の「頂山~オハイ」へ登ることにした。
 準備は、ネット・ヤマップ情報からGPSログを取り込み地図をコピーし磁石等を持参する。
 ヤマップに投稿された皆さんの山記録も拝見しましたが、「原生林の山」ということを見過ごしていたようです。
 地元の山本「紀北の山(福井著)」にも載っていなかった。
 自分は、正直「標高397m」の低山里山の感覚でした。
 「原生林の山」であることは、現地で知りました。
 この深山では、GPS受信状態が悪くブレを起こし正常に機能しないところも見受けられた。
 特に、迷ったことはなかったのですが、現在地が分からずルート選択に手間取りました。
 一番困ったことは、コビー地図は無印で「地名や山名」が書かれていないことです。
 現地に出てくる古田という地名を見て「オロオロ」するばかりです。
 なので、下見をしてから登れということになるわけですよね。
 この情報は、自分の足で歩いて調査するか、人のHPを拝見するか。(ヤマレコ・ヤマップではどうにもならん)
 いずれにしろ地名入りの地図は、自分で作るしかないようです。
 下見をしない登山は、時間がかかるということを思い知らされた。
 帰宅後、勝手ながら「もぐらもちさん」のホームページを拝見し地名等入り地図を作成してみました。
 参考にしてくだされても結構ですが、2か所自分で調べずに載せてあるところもあり注意してください。
 なお、真夏の登山は適していません。
 原生林は、シダのヤブ山で長袖・長ズボン・スバッツなど防虫対策を施さないと怖いです。
 特に、三重県南部はツツガムシ・マダニに要注意です。(7月、朝熊ケ岳でも2人刺されてます) 
 水は、至るところにあり補給できます。涼しいところは、見当たりません。暑さでバテバテ状態でした。

<山レポ> 
 7時35分
 今日は、休日なので学校の先生や役場職員も出勤してこない。
 九鬼センター前の駐車場は1台も留めてありませんでした。
 中学校の裏にある「頂山・1号魚見・原生林」案内板の所に来る。駐車場から200m位です。
 登山口付近にいたご老人に道を尋ねると、
 ここは、山師しか入らない。迷いやすいので登山者は見かけないとのこと。
 一瞬、不安な気持ちになるも石段を登っていく。
 谷筋に入ると、山師が付けたと思われる青いテープ次から次へへと出てくる
 ピンクのテープが登山用のようですが、圧倒的に少ない。
 谷道は、大勢で来るとテープの色分けも容易であろうが、
 二つ目(単独)では、ピンクテープを選択するのにも時間がかかる。

 8時19分
 分岐に標石が建つ
 消えかかっているので文字は読みづらい。
 右のやまみちは、頂山のこと。 左の字は、不明。
 帰宅後、もぐらもちさんのHP添付地図を拝見すると「ゆくの道」と書かれていた。
 尾鷲の北側に生野というう集落があり、そこへ通じる古道のような気がします。
 息苦しい谷筋を抜け広いとこに出て休憩。
 傍らに「原生林」と書かれた標識がある。大木が多い植林とは違う雰囲気を感じます。
 伐採はされているのか以外と明るい。

 8時50分、林道終点から頂山へ。
 紀北の山本(著者福井)には、。
 R311号線「健康とゆとりの森」から5km。林道終点に駐車、徒歩25分で山頂に着くとある。
 林道終点らは、小峠に出て右の高い方へ踏み跡を辿るが分かりにくいと書かれている。
 自分は、林道終点から30分要した。
 頂山山頂。
 昼までも薄暗い山頂には「山は海の恋人」と書かれた標識が建つ。中央に二等三角点あり。
 海の恋人にしては、平凡なところで夢は壊れる。

 10時、ハカリカケの大岩着
  周りには、大木が多い。熊野灘の展望が良い。
 ハカリカケから古田道分岐の峠までは、シダの群生した尾根で迷いやすい。
 シダの群生に来て、GPSは異常シグナル。
 スマホGPSは、ブレて現在地が分かりづらい。ガーミン64sGPSは、進路と反対の方向を指す。
 何度も立ち止まり「地図とコンパス」で方向を決めテープを探し探し進む。
 お天気が悪ければテープは分からないのでお手上げ。
 ここから進むも戻るも地獄の道が待っている。
 
 11時15分、古田着。
 古田に来て安堵した。
 清流の橋を渡ると神社が祀られている。2号魚見など古い標識があるがオハイへの道標はなし。
 30分ほど周辺を探策し古田に戻って昼食をとる。
 清流も流れ空も抜け明るい。キャンプ場には最適。

 12時25分、オハイ着。
 沢に沿って下っていくと小滝が連続し、沢はオハイの巨石の中を音をたてて流れ、最後は轟音をたて海に落ちていくドラ マチックな光景です。
 大海原の熊野灘。青い海と水平線が丸みを帯び見えてます。
 海と空の境界線が鮮やかです。手前の巨岩と白い波も絵になります。
 憧れのスポットに来て疲れも吹っ飛び喜びに変わった。まさにいせ人の「山楽し」でした。

【駐車地と登山口】
上左、
駐車場と登山口の位置図。

上右、
九鬼センター玄関。

左、
中学校と同じ場所に建つ
尾鷲市九鬼センター。

下、
小高い所から見た中学校と登山ルート。

【登山口】
上、
中学校の裏にある「頂山・1号魚見・原生林」の案内板。駐車場から200m位。
 
左、
石段道にある「頂山」の標識。

登山口から見た石段の道。

【谷筋の道は、テープ氾濫】
上、
谷筋の道。
青テープが多いので注意。

左、
吊橋。
山師の道。
登山道は直進。

下、
石垣を越えていく。

【いくの道との分岐】
左、
生野分岐。
やまみちは、頂山ですが、
左の字は調査の結果、
「由くの」と書かれているようです。

【谷筋脱出】 
左、
息苦しい谷筋を抜け広いとこで休憩。
傍らに「原生林」と書かれた標識がある。確かに植林とは違う大木に覆われている。伐採はされているのか以外と明るい。

【林道に出る】
上、
原生林頂山の標識に従い進むと、右の林道に出る。

左、
300メートル位進むと林道終点にくると頂山の標識がある。

下、
頂山へは、2コースあり。右の道を行くがかなりきっかった。

【頂山】
 昼までも薄暗い山頂には山は海の恋人書かれた標識あり。中央に二等三角点あり。
 雰囲気は良くない平凡なところ。
 なお、「山は海の恋人」の標識は、東紀州マウンテンの会が建てたと聞くが?

【ハカリカケ】
上、
ハカリカケ入口と書かれたところから降りていく20分ほどで到着。

左、
ハカリカケの大岩。周りには大木が多い。

下、
ハカリカケからの眺め。
熊野灘だ。
岬は、九鬼岬?

【シダの道】
上、古田への道。ジダの群生した尾根下る。GPSは、異常シグナルでブレる。
左、
シダの群生のある方へと進む。
下、
古道に出ると古田という標識あり。地形図には、破線のある道。
 古田は東の方を指す。西は、何も書かれていないが九鬼へ行くのだろう。古田道へと進むが、古田は何処にあるのか不安。

【古田】
古田。
ここが、古田で安堵した。清流の橋を渡ると神社が祀られている。2号魚見など古い標識があるがオハイへの道標はなし。

 指示標識の「番所・遠見2号」1時間ほど探索し古田に戻って昼食をとる。
 清流も流れ空も抜け明るい。キャンプ場には最適。
 

【オハイ】
沢に沿って下っていくと小滝が連続し、沢はオハイ巨石の中を音をたてて流れ、最後は轟音をたて海に落ちていくドラマチックな光景です。
 大海原の熊野灘。青い海と水平線が丸みを帯びて見えてます。
海と空の境界線が鮮やかです。手前の巨岩と白い波も絵になります。

【オハイオから九鬼への帰り道】
 海と山が接近した急斜面の東南面に登山道が付けられております
 台風等が来たらモロに影響を受けそうな道です。
 出かける前には、情報を得てから登るようにしてください。
左、
この先、鉄板が落下し危険な状態になっています。
何とか這い上がりました。

【展望地がありました】

【トノハマ】
トノハマ。
降りていくと海辺に行けそうです。またの日に訪れよう。

【この先、アババとの表示がある?】
アババと書かれた標識は、
左の休憩地のことでしょうか、近くの 集落の名前だろうか

【山の斜面に密集した九鬼の集落】
九鬼集落に
下山。
100位の世帯が密集しています。
階段のある狭い道なので自転車しか通れません。

下、
九鬼神社に降りてきました。