【山記録】 | |||
日時・天候 | 2012年11月16日(金)晴 | ナメラ山三角点 | |
山名 | 池杉山(1074,0m)・ナメラ山(1118.3m)・岩屋口山(1144m)・千秋峰(1186.0m) | ||
山域 | 台高 | ||
コースタイム |
青田発電所(7:55)~P760付近林道行止り(9:10)~林道乗換(9:45)~林道終点(10:15)~池杉山(10:40-50)~ナメラ山(11:20-35)~岩屋口山(12:10-55)~千秋峰(13:40-50)~岩屋口山(14:30-40)~下山口(14:55-15:00)~林道へ下山(15:52)~青田発電所(16:25 )総タイム8時間20分/歩行タイム約7時間 | ||
距離/累積高度差 | 沿面距離 キロメートル 13.2km 累積高度差(+1429m-1435m) |
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メンバー | 単独 |
【足跡】 | |||
<登山レポ> 前日、午後9時の天気予報。 冬の低気圧が日本列島を通り抜るので明日は小春日和のような陽気になるとの予想なので急遽山行を決行した。 自宅6時前出発する。 青田発電所に7時40分到着した。 昨夜は、放射冷却が発生したので気温はかなり低い。 青田発電所にある紅葉したもみじは一段と濃く鮮やかである。 建物の軒下にテントをはっていた大阪から来た中年夫婦が登山の準備をしていた。 聞いてみると、檜塚へ登るとのこと。 林道を一時間半歩いてマナコ谷から登るといっていた。 もう少し奥まで車が入るのではないかと話したら分からないので安全を考えて留めさせてもらうことにしたとのこと。 夫婦から少し遅れ出発する。 当方も、情報なし。 ぶっつけ本番でやってきた。 最近は、マイペースで歩いて山の自然と触れ合い楽しもうとの方針です。 従って、タイムは一般並みかそれ以下です。 以下、下記に続く。 |
【軌跡図】 |
【鳥瞰図・998.0m三角点峰(青田発電所西)2138mメートル上空から撮影】 |
【長瀬橋を渡り悪路の林道を歩く】 |
前夜、登山することに決めたのでルート情報を持たずにきた。 ぶっつけ本番の登山である。 地図を見ながら林道を歩く。 途中、尾根へ取りつくテープを見つけたが、林道にこだわる。 二股に分かれた林道に出会う。 間違った道を進む。 |
左の扉を潜る。 奥へ行くと林道は荒れ放題である。 岩がゴロゴロと落ち通せんぼしている。 橋は、鉄砲水で流失する。 道も二ヶ所で崩壊していた。 |
【登り道→分岐で下の林道を歩いたら行止りで苦戦する。】 |
突然林道が消え荒れた谷の斜面が現る。直ぐ上のガレ斜面を這い上がり再び林道に出るが、足場の悪いガレに苦戦をした。下、林道行止りの地点から写す。 |
【林道終点からトガ尾を登る】 |
上左、林道終点。 上右、ビューポイント。 トガ尾950m付近に来るとブナ林となり前が開ける。 千秋峰や檜塚の上部は白く化粧していた初冠雪のようだ。 晩秋と初冬の景観が同時に見られ感激した。 トツプの写真もここから撮影した。 |
【池杉山】 | |
池杉山頂に来るとブナの木は葉を落とし裸木が多い。 山頂からは、高見山から赤倉山辺りまでの山が見え.る。 今回歩いたルートの中で一番展望の良かった所は池杉山でした。 |
【池杉山から千秋峰方面の展望】 |
【ナメラ山への尾根】 |
池杉山から千秋峰までは、ブナ尾根である。 晩秋の尾根歩きは最高に良かった。 新芽の出る季節にも歩いて見たい気分になった。 |
【ナメラ山】 |
【ナメラ山は、女性的な山。】 |
長く伸びた広い山頂部は雰囲気がとても良い。 風もなく小春日和のような温もりを感じる。 寝ころびながら空を見上げると何かありそうな気がする。15分ほど居たが立ち去りがたいところだった。 |
【P1115峰への道】 |
ブナ林の広い尾根道が続く。 枯葉は、風で吹き飛んだのか歩いて楽しい大地だった。 陽が射す南の方向には冬枯れの木の隙間から山並みが見える。 昭文社の地図を見ると大熊谷の頭・白倉山・野江股の頭らしい。 |
【P1115付近から千秋峰方面を見る。】 |
P1115付近に来ると青い空に白い雪が現る。初冬の山に変身していた。 新雪だ。 さらさらとした雪質なので、昨夜降った雪だろう。 掴むと指の間からさらさらと落ちた。 手前の山は岩屋口山。 下の画像はコブの先端から4倍ズームで撮る。 |
【岩屋口山への道は落ち葉の美しい道】 |
【岩屋口山】 |
岩屋口山は、ブナの木に覆われた明るい素敵なところだった。 山頂部はこんもりし広い中央に山名札があり。 風があれば 寒いかも。今日は暖かったのでここで昼食をとる。 なお、昭文社の地図を見ると岩屋口山の位置がP1104ともP1144とも読める。 |
【千秋峰への道】 |
ヤセ尾根通過する。 雪が凍るとアイゼンなしではちょっと怖い感じがする。 これを登ると千秋峰だが手前はかなり急登である。 雪が付いていたので滑って足場が確保しにくかった。 |
【千秋峰】 |
P1186峰に千秋峰の山名札が二ヶ所にあった。 大ブナの木が聳え立つ千秋峰は、台高の山らしい品格がある。 |
【下山】 |
尾根は、植林の山で昼間でも暗い。 標高850m付近で谷をトラバースし右の尾根に乗り換える。 テープは巻いてあるが下りはちょっと分かりづらい。 降りすぎないよう注意。 |
【谷をトラバース】 |
【作業小屋】 |
植林作業の小屋と思われる。 |
【林道へ下山する】 |
ここから青田発電所まで30分余りで歩いた。 途中、道は流され消えていた。 落石も多く荒れた道だった |