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【山記録】 | |||
日時・天候 | 2013年01月07日(月) 晴 | ![]() 高見山一等三角点 |
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山名 | 高見山(1248.3m) | ||
山域 | 台高 | ||
コースタイム |
自宅(7:00)-たかすみ温泉(855-9:07)~平野登山口(9:15)~高見杉(1000:-10)~杉坂道分岐(10:30)~高見山(11:29-12:33):~杉坂道分岐(12:59:)~P843(14:00)~伐採地(14:30-40)~平野道に出る(14:55)~登山口(15:10)~たかすみ温泉(15:12) ●登山タイムーー5時間56分。登り2時間14分、下り2時間52分。(うち休憩・撮影タイム登り30分下り20分含む) 下り、尾根を2回間違う。ルート上には伐採後の雑木が放置されまともに歩く事は不可能で迂回する。荒れた尾根に手こずり登りより時間がかかる。 |
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距離/累積高度差 | 沿面距離 12.5キロメートル。累積高度差(+1297m -1370m) |
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メンバー | 単独 |
【足跡】 | |||
正月は、お伊勢参りで車が停滞するので山行は遠のくというのが常である。 その中で予定通り走れるのが国道166号線ということになる。 この道を行くと、高見山か三峰山という冬山が体験できる台高の名山あり。 雪の降らない我が街から楽に日帰りで行けるのはとても魅力的である。 たかすみ温泉へ来たのは、二度目である。 前回は、2009年5月差杉峠から高見山北尾根を登った。 今回は、一般ルートの平野登山口からだが初めて登ることになる。 平野登山口には、熊の出没などいろいろな注意看板が建つ。 目につくのが平成24年8月に建てらた。「杉谷大峠通行禁止」の看板である。 この看板は、周辺道路などにも貼られており今回はしっかりと読んだ。 それによると、大峠付近は土砂崩壊のため工事中で全面通行禁止いうことである。 従って、三重県側からは全て登山禁止。 高見山へ登山できるルートは、平野と杉谷二ヶ所ということになる。 <登山口~高見杉> 丹ノ浦橋(たんのうらはし)を渡ると平野登山口。 植林の中に付けらた階段道は整備されている。 400メートルほど歩くと堰堤がある。その上にも二番目の堰堤がある。 更に階段道が続いている。この辺の階段は落差が大きく足を上げないといけない。 標高630m付近でこの階段はなくなりフラットな山道となる。 地図上では、登山口の標高が460m位なので標高差170mということになる計算だがーー正確? 更に登りは続くがピークを過ぎると谷水が流れ橋を数回渡ると高見杉のある休憩所が見えてくる。 この付近は、谷が広くなっており見通しの良いところなので休憩に敵地である。 千年杉をカメラで撮るには余りにもデカイのでは難しい。鳥居が立つのでこの大木も神様の存在だ。 <雪景色は国見岩まで行かないと見られません> 今年は、寒い日が続いており、 登山準備は、大雪の日に登ったことを想定し雪山フル装備でやってきた。 だが、山頂部に来ても積雪量は少ないのだ。今までの高見山とは違い別の顔をしていた。 軽アイゼンを付けていた人も見られたが、自分はリュックから取り出すことはなかった。 10本爪アイゼンやスノーシュウなど重い荷物を担ぎあげだが何たることか。 <大阪の青年> 大阪から初めて来たという青年は、杉坂から登って来た。 杉坂と平野の合流から一緒になり帰路も同じところで別れた。 青年は、山登りの経験も浅く。高見山は初めてとのこと。 誰でも気軽に雪山を登れるということで来たらしい。 小屋内の気温は、体感マイナスであろう。 青年は、通常の山行手袋をはいていた。 小屋の中にいても手が異常に冷たい冷たいとこぼしていた。 手袋を付けないでいる自分を見て、冷たくないですかと不思議そうに聞いてきた。 年をとると神経が鈍感になっているので冷たくはありません。 しかし、外に出て風に当たると猛烈に冷たくなるとー。 手足は、抹消神経になるので血液の循環が悪くなると凍傷になります。冷たさを体内まで感じると低体温で命が危なくなります。 雪山へ行くときは、手袋は必ず二つ持っていきます。 二重の皮手袋(オーバグロウブ)と毛の手袋です。 こんな手袋を買ってよと見本を見せる。 <樹氷とスマートホン> 表(三重県側)は、春の顔であり。裏(奈良県側午前中)は、厳しい冬の様相だった。 青空に映え見事な樹氷が張り付いていた。 海老の尻尾は、10~15cmの長さである。 風が吹くと花吹雪のように散り冷たいものが首筋に入ってきた。 大地を見るとサラサラとした丈の短い海老さんもドッサリいた。 小さな海老さんは、何とも新鮮である。 青年と二人で写真を撮りまくった。 青年は、スマートホンである。 写真を撮ると電池が直ぐなくなると嘆いていたが、間もなく携帯からスマートホンの時代となる。 スマートホンは、GPSも使えるので山行には欠かせない用具になるだろう。 コンデジも消え去る運命か。カメラは、ミラーレスが主流となるような予感がする。 当方は、SonyDsc-RX100のコンデジである。こいつは、何の心配もなくバンバン撮るのみ。 <高見山からの大展望> 台高や大峰を初め東西南北の遠くまで見渡せられた。 双眼鏡なら富士山や南北アルプスも見えていたのではないかとーー。 但し、台高や大峰の山々を見ると上部のみ白いものがある。 雪のある山は殆どない。奥檜塚辺りのみが白っぽい。 迷岳や池木屋山も上のみで迫力はない。 何故、雪が見られないのか。何時もとは違う。 寒波が来ているというのに何故なんだ。 答えが見つからない高見山山行だった。 <帰路のルート> 正直、行かない方が良い。 迷い迷い歩く。尾根もゴミの屑だった。 |
【軌跡図】 |
【たかすみ温泉へ駐車】 |
![]() 帰路、温泉に入浴。 かけ流しの天然温泉。 総檜造りの木風呂は温かみがある。 湯の成分は分からなかったが何度でも入りたいような気分になる。 山の帰りに浸かるには最高の贅沢でした。 料金は500円。 |
【平野登山口】 |
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![]() 上左、たかすみ温泉の裏から入る。下の堤防上は遊歩道として整備されている。この堤防道を歩いて丹ノ浦橋(たんのうらはし)へ来た。 橋)の欄干に「高見山登山道→」の標識あり。 この橋を渡ると左の登山口に出る。 下、平成24年8月に建てられた高見山通行規制の案内図。 |
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【堰堤が二つあり】 |
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![]() 左、谷水が流れているところに小さな鉄橋あり。ここを、数会渡ると広い谷間に出る。 |
【休憩小屋】 |
![]() 高見杉の隣に休憩小屋あり。かなり古い建物である。登山口から1時間かからずに来た。最初の休憩するのに絶好の位置にある。 |
【高見杉】 |
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![]() 「幾星霜在りて床しき高見杉夢千年の昔を語る」の石碑がある。 周り・高さは、どのくらいあるのだろうか記述はなかったが、立派な杉だ。 白猪山の夫婦杉を思い出した。 |
【杉坂道分岐】 |
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![]() 大阪から来た単独青年と出会う。帰りまで一緒に行動した。 |
【国見岩付近に来てやっと雪がーー】 |
![]() ここまで来ないと雪が見られず気が抜けた。 |
【息子岩】 |
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![]() ここからは、別世界となる。 |
【揺岩】 |
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![]() 感じの良い雪景色。 |
【笛吹岩】 |
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【笛吹岩からの展望】 |
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笛吹岩から山頂への道】 |
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【笛吹岩から山頂への道】 |
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【山頂近く】 |
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【平野集落が見えた】 |
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【山頂近く】 |
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【高見山】 |
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【展望台から撮る】 |
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【奈良県倶留尊山方面の山】 |
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【台高山脈・池木屋山方面】 |
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【三峰山・高鉢山】 |
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【下山路、伐採地から見た高見山】 |
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【荒れた尾根】 |
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