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【山記録】 | |||
日時・天候 | 2013年04月09日(火) 晴 | ![]() |
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山名 | 大杉国見山(1283.0m) | ||
山域 | 台高 | ||
コースタイム |
出発→伊勢IC5時発~太台大宮IC下車。大和谷橋駐車地6時25分着。 上り→巡視路口(6:50)~標高620m付近(7:25)~谷分岐(8:35)-道探し(8:40-9:30)~第六鉄塔(9:55-10:05)~P1164(11:25)~国見岳山頂(12:15-20)~国見見晴台昼食(12:35) 下り→国見見晴台(13:15)~P1019(14:30)~620m付近(15:20)~巡視路口(15:43) タイム→上り5時間25分。(ロスタイム含む)。下り2時間30分。 |
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距離/累積高度差 | 沿面距離 13.4キロメートル 累積高度差(+1526m -1524m) |
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メンバー | 2人 | 国点見山三角点 |
【足跡】 | |||
<前書き> 大杉国見山は、台高の奥深い山なので登る人も少ないようでネット情報も少ない。 知りたいことは、大和谷発電所付近へ降りていく道があるかどうかである。 上に送電線が走っているので恐らく巡視路があるものと思う。 発電所へ聞くのが手っ取り早いが、これは禁じ手なので教えてはくれないだろう。 情報がないので、往復ピストンで行くことにした。 お伴は、長距離運転をお願いした中年のYさん(伊勢バツトパーム店長)である。 <大杉国見山レポ> 大和谷発電所付近に車を留める。 10分ほど探索し巡視路らしき山道を発見する。 6時50分巡視路口出発。 植林の中に入ると、角度の狭いジグザグの急な登り高度差300mほど続く。 時折、中電が整備した階段が出てくる。 階段は、膝に負担がかかるので苦痛になることが多いが中電の階段は比較的歩きやすい。 標高600m付近に来ると、勾配は緩くなり尾根上に出て展望がよくなる。 宮川ダムと貯水池と背景の山が一直線で絵になる。 周りの山座同定する。特色ある古ケ丸山は分かるが方向違うとさっぱり分からん。 谷の上部(標高740m付近)に来て突然道が分からなくなった。 地図を見ると781.8から西の尾根に上がっているので、そのポイント探しで1時間弱かかった。 最終テープのある地点から30メートルほど進むと踏み跡が消えた。 そこから、尾根に上がるポイント探しである。 谷を上がったり下がったりしたが厳しくて前進できない。 結局、バックして最終テープが巻いてある地点て考えこんだ。 上を見ると、倒木と枯れ枝の多い荒れた斜面でとても道があるような場所ではない。 この判断が誤りだった。 本道は上にあった。 最終テープ地点が分岐といことが分かった。 後から来る人のためにテープを手前と奥に付け替えた。 ここから尾根に取りつくまでは、ジグザグで角度のない急斜面であるが鉄塔までは踏み跡はあり。 余分な労力を費やしたので栄養ドリンクを一気飲みしたらこの後腹痛と下痢に悩まされペースダウンしてしまった。 鉄塔を過ぎると台高らしい雰囲気となる。 以降は、下記の写真と文でご覧ください。 最後に 大杉国見山への道程は厳しかったが、次々に展開する変化がとても魅力的です。 上り5時間25分。下り2,時間30分。こんなにズレた国見山登山でしたが楽しい経験をさせてもらいました。 |
【軌跡図】![]() |
【鳥瞰図】春日越999.4三角点峰から撮影 |
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【大和谷橋】 |
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【登山口】 |
![]() ![]() ![]() 大和谷橋を渡ると上の標識がある。右に30mほど先に中電巡視路「火の用心NO7」のところから入る。 |
【大和谷林道】 |
![]() 先に、大和谷林道探索。 その途中、咲いていたミツバツツジ。 |
【巡視路】 |
最初から凄い急登である。 中に入るとジグザクに道が付いている。 植林の山も倒木が多い。 |
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【標高620m付近から宮川ダム方面。】 |
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【標高620m付近から見えた山】 |
![]() 前の山は、白倉山と古ケ丸山か。 背景は、大熊谷の頭から迷い岳らしき感じがする。 |
【標高620m付近から見えたダム湖と古ケ丸山】 |
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【谷を詰めたところで道を間違う】 |
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【間違いポイント。ここが斜面を上がる分岐だった】 |
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![]() 上右、分岐付近手前。 左、分岐地点 倒木と枯れ枝で道は塞れ入り口が分かりにくい。 このテープを確認し×の方向に踏跡があり30mほど進むと踏跡は消えた。この地点から谷を上に下に(上の写真)ポイント地点を探すが厳しいのでバックする。 |
【道迷いの検証】 |
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【七番鉄塔】 |
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【鉄塔を過ぎると台高らしい雰囲気】 |
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【六番鉄塔】 |
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【P1019】 |
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【大岩の下を巻いていく】 |
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【珍木】 |
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【P1184付近】 |
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【やっと国見山の見える尾根に到着】 |
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【山頂への道は、意外と険しいがーー】 |
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![]() 高度感はないが、岩ガレで荒れ気味の尾根で歩きにくい。 それにしてもこの尾根筋は、国見山らしい素晴らしい展望だ。 アルプスを歩いているようです。 |
【木々は芽吹き山肌は、変わりつつあり。】 |
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【大杉国見山山頂】 |
![]() 何でか分からんが石灰岩らしき岩がゴロゴロしていた。 三角点もこの岩と似ている。 |
【国見山展望地】 |
山頂から7分ほどバックする。 正面に日出ケ岳、手前は鯎岳の絶景である。 前は、緑の絨毯を敷いたような明るくて気持ち良い。弁当を食べたら体調は戻り快適になる。 |
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