【山記録】     木梶山1230.2m三角点
日時・天候 2013年11月06日(水)
山名 赤ゾレ山(1310m)・木梶山(1230.2m)
山域 台高
コースタイム
自宅6時00分発
駐車地(08:15)~地蔵谷(08;35-8:55)~登山口(9:05)~赤ゾレ山(10:25-35)~池(10:40-50)~馬駈辻(11:00)~木梶分岐(11:30-45)~ヘイベイ平(12:10昼食12:40)~木梶山(13:00-15)~分岐(13:30)~林道終点(13:50)~駐車地(14:20)
総タイム6時間05分。
コースタイム登り5時間程度。(
休憩ロスタイム/1時間余)
距離/累積高度差 沿面距離10.5 キロメートル 累積高度差(+973m -798m)
メンバー 単独

【足跡】
 晩秋、台高の木梶山へ登って最後の紅葉を楽しんできました。
 自分の知っている某例会が10月27日に木梶山へ登りました。
 木梶林道を敬遠(ショートカット)し、木梶山北尾根からアタックしたと聞く。自分は、地蔵谷から登る積りでいたので木梶林道が何処まで入れるのか気になっていた。

 <木梶林道>
 当初は、キワラ滝の駐車場へ留めそこから歩く積りでいた。
 前を見ると林道のゲートが開いていたので、今までにも留めたことのある谷まで行くことにした。
 やはり悪路でした。数か所で溝が深くなっておりそれを乗り越えて行かねばなりません。
 少し腰の高い車ですが、運転も下手なので底を擦ってしまいました。
 この辺は、崖の肘カーブが連続する狭い道でUターンもでぎす前進あるのみです。
 単独の場合は、後ろから押して貰う人もいないので事前チェックして入らないとえらいことになります。
 泥濘に来ると、タイヤが空回りしエンジンが止まる。一瞬冷やりとしましたが再びエンジンをかけアクセルを踏み込むと四駆の威力で何とか動きました。
 

 前回、留めたことのある谷の空地に来たら一部土地が流され埋まっていたので車の置けるスペースが半分になっていた。
 この先は、歩いたのですが後半(駐車地~林道終点)は前半に比較すると荒れてはいなかった。
 帰り道は、背の高い軽車が林道終点付近に2台留まっていた。
 結論としては、
 車高の高い車なら終点まで入れると思いますが、何時アクシデントが起こってもおかしくない悪路です。
 タイヤの下に込める布か丸太を車に積んで置くと安心です。
 それに複数乗車での山行きがベターかと思いました。
 

 <地蔵谷>
 車が数台留めれるような広い道に大岩が二つあり。川へ降りる道を辿り川底に来る。
 水量は、膝下辺り飛び石を伝い向岸に渡る。
 最初の大岩超えが難関である。今日は岩が濡れていて足元が滑りやすい。
 力不足でホールドを確保することができず二度失敗する。
 「ハーネス・カラビナ・ロープ」を使ってみようかとリュックを開けたら入っていない。
 単独行のときは、必ず「ハーネス・カラビナ・ロープ」と護身用の登山ナイフを持参しているのだが何たることか。秋用リュックに変えたので入れ忘れたようだ。
 滑落すると大怪我をするので、尾根道ルートに変更することにした。
 

 <赤ゾレ尾根>
 林道終点から300m位手前、道路沿いにあるテープの所から入る。
 登山口付近は、標高900mくらい。川を渡り薄い踏み跡を辿る。
 ここから標高1000m付近までは急登だが、その先は緩くなる。
 標高900m~1000m辺りは、ブナの木を含め全山紅葉していた。
 1000mを過ぎるとブナの木は落葉し裸木だった。
 

 <赤ゾレ山>
 山頂は快晴。360度の眺め。
 山頂の周りは、穂先が白くなったススキに覆われ美しい。
 伊勢辻山、薊ケ岳、国見山など台高の山並みが青い空にすっきりと見えた。
 薊ケ岳の背景に大嶺の山も見えている。
 降りて行くと赤ゾレ池が鏡のように輝いていた。

 <馬駈辻~木梶山>
 広い尾根に高低差の少ない道には、晩秋が一杯詰まっていた。
 最初は、アセビの森からブナの大木へと変化していく。
 ブナは、殆どが葉を落とし裸木となり遠くまで見渡せる。
 尾根筋はブナで谷筋は雑木で総ての木が紅葉していた。
 見事なコントラストで名画を見ているかのようだった。
 特に、ヘイベイ平から見た木梶山は全山紅葉し見事な景観だった。(トップ画像)
 

 <木梶山>
 手前のコブから木梶山まで黄金色に染まっていた。

【軌跡図】

【カシバート鳥瞰図。高見山大峠1660m上空から撮影

【木梶林道・キワラ滝】


駐車地】

左、谷が崩壊し駐車地の一部が土砂で埋まっていた以前は、数台駐車できたが今は2台が限度。
右、鳴滝。駐車場の前から見えた。

【地蔵谷出会い】

 岩のある辺りから川へ降りて行く。

【尾根登山口】

上左、テープの巻いてあるところから入る。

左、木梶川。

【赤ゾレ尾根900m付近】

【落葉の登山道】

赤ゾレ尾根1000m付近

【ブナ巨木横倒る】

【台高の主尾根が見えてきた】

【山頂手前】

【アカゾレ山頂】

【山頂からの展望1ー薊ケ岳方面】

山頂からの展望2ー国見山方面

【アカゾレ池】

【馬駈辻1320m】

馬駈辻から木梶分岐まではブナ林の広い尾根を行く。

【ブナの美しい道】

【木梶山分岐】

【高見山・木梶山の眺め良し】

【ヘイペイ平】

木梶山

【林道下山】