【周辺図・国土地理院25000図66%縮小】

 【昭文社の山と高原図】

【足跡】
 大杉谷渓谷は、宮川第三発電所から桃の木小屋~日出ケ岳へ縦走したことがあるが遠い昔のことである。
 今回は、11/14日中日新聞に「滝原宮と大杉谷渓谷巡り」ツアーが掲載されていたので参加することにした。大杉谷自然学校が企画したものである。
 23日は、午後1時に大台道の駅に集合し滝原にある吉田山本家のスギ生態を見学。
      その日は奥伊勢フォレストピア泊。
 24日は、大杉谷渓谷で大杉谷自然学校の山塾の開校である。参加費は9000円。
 このような新聞記事を見て申し込みをした。
 本音は、奥伊勢フォレストピアの温泉入浴と紅葉の千尋滝(落差135m)の写真が楽しみである。

 当日の天気は、23日24日ともに秋晴れの快晴で小春日日和のような温かく絶好の登山日和でした。
 参加者は、塾生13名。主催者側は7名(塾講師1名+スタッフ4+環境省職員2)計20名である。

 <11月24日>
 8時過ぎ、小型マイクロバスと自然学校の中型ミニバンで奥伊勢フォレストピアを出発する。
 9時10分宮川発電所到着。準備体操や鎖の掴みかたや歩きかたなど20分講義を聴く。 
 9時40分登山口出発。
 10時30-45分熊谷河原に来て二班に分ける。(滝まで行く人と行かない人)
 11時55分千尋滝到着。休憩小屋で昼食
 13時05分千尋滝発。

 <京良出会手前>
 京良谷出会い近くに来ると素敵な音色が聞こえてきた。最初は携帯かと思ったが消えることもなく美しい音色がだんだんと大きく聞こえてきた。
 笛ではないだろうかと後ろの女性が云う。現地に来ると中年の単独女性がオカリナを吹いていました。
 良き音色が山や谷に響き聞き惚れました。

 <千尋滝>
 12時に千尋滝到着。
 ここで1時間ほど昼食と滝見休憩である。
 千尋滝は、落差135mあり。
 やや水量は少なく豪快さは感じられないが、白い扇を見ているかのように美しい景観でした。
 撮影するとなると、周りは岩場で移動はできない撮影場所は限られている。
 しかも太陽が真上にあり、右から邪光が射している。滝の上空は、光線の辺り具合も悪く白っぽい。
 早朝か夕刻でないと状況は変わらない。残念でした。
 重そうな三脚を据え高級一眼デジカメで写真を撮りに来ていた奈良県の石川カメラマンも苦労しているようです。
 空が明るくて白トビするのでレンズの前に偏光ガラスを被せて撮影しているとのことでした。
 
 <大杉谷自然学校>
 登山学校の森正裕塾長からは、
 登山の基本から木の肌や葉っぱをタバコの火で焼く実験などいろいろと教わりました。
 スタッフの皆さんも熱心です。
 岩登りや雪山も教えて欲しいのですが、もう年なので好きなようにやってます。
 山登りに係るカメラ・GPS・PCを使いこなすとHPもえらく楽しくなります。

【登山口】

【宮川第三発電所】

【紅葉の岩場を歩く】

 【鎖場が続く】

【能谷河原】

地獄谷吊橋

【澄んだ笛の音が聞こえてきた】

 単独歩きらしい女性が岩に腰掛けオカリナを吹いていた

【京良谷出会い河原】
 谷の上は、東方向。左寄りに大河内山があるのだろうか。

【日浦杉吊橋】

吊橋から見た谷の光景

【休憩小屋手前のビューポイントから千尋滝を撮る】

【千尋滝休憩小屋】


【千尋滝休憩小屋前から撮る】

【奈良県石川さんから頂いた画像です】
 休憩小屋前で奈良県の石川さんが、大型の三脚を据え高級一眼デジカメで千尋滝を撮影中、お話を伺いました。

 空が明るくて白トビするのでレンズの前に偏光ガラスを被せ撮影しているとのこと。
 どんな画像になるのか興味深々でしたのでネットで1枚送信して欲しいとお願いしたら快諾してくれました。
 左がその写真です。

 上の写真は、石川さんの偏光ガラスをお借りし同じ場所から自分が撮った画像です。
 
 白トビを防ぐため空を控えめにしました。
 カメラは、今年の夏発売された。ソニーRX100Ⅱです。
 

【復路】

水が深いところは色が変わっていた】

【復路の能谷河原

【森塾長の講座】

能谷河原

【紅葉】

【大日嵓】

【大日嵓】