【山記録】   
日時・天候 2012年05月05日(土)
 古ガ丸山三角点
山名 古ガ丸山(1211.0m)・八景山(1240m)
山域 台高
コースタイム
登山口(8:17)~休憩(9:50)~P730(10:40)~休憩(11:45)~八景山(12:30-昼食-13:00)~古ガ丸山(13:36-13:47)~奥芋口(14:15)~清治山(14:40)~柁山(15:00)~犂谷公園(16:05)

総タイム7時間48分
距離/累積高度差 沿面距離 11.2キロメートル
 高度差(+1435m -1556m)
メンバー 10名

【足跡】
 連休後半の天気は、全国的に不安定であった。
 大竜巻が関東地方に発生し大被害を蒙った。
 三重県もひょうが降る荒れ模様のお天気だったが、翌日(5日)は快晴となった。
 今回は、yamatomo会の山行きである。
 新リーダのOさん(津市在住)の山行コメントが実に新鮮だった。
 「五月上旬、台高のカラスキ谷周回するコースは、シャクナゲが咲き赤やピンクで山は染まり一日歩いて楽しめる」
 と書かれていた。このメッセイジを読んで参加することにした。
 結果は、天気良し花良しの満足の山旅だった。

 
 8時30分犂谷公園集合。
 参加人員は、10名(男4女6)。知らない人が多い。
 
 犂谷公園から八景山へ伸びている長い犂谷左岸尾根を登る。
 登山口(県道)の標高は、180mほど。ここから標高400mまでは急登である。
 自然林と植林の混じる尾根を行く。
 P544に来ると緩やかになる。
 この辺からシャクナゲ尾根となる。花は、満開に咲いて見ごろだった。
 P707を過ぎる辺りから岩場も出てきた。
 大熊谷の頭や滝も顔を出すが、写真を撮るには難しい。
 P906辺りからは、尾根下を通る。
 ややガレた道で、足場を選びながら前進する。
 尾根に出るとこれから登る三つコブが見えた。古ガ山は一番右との声ありーー良くか分からん。
 P1064付近からは一層厳しい登りとなる。東尾根合流点から先はしっかり道で八景山に着く。
 
 八景山は、広く平なところである。
 木の幹に字の消えかかった名札があった。

 裸木の隙間から迷岳か白倉山方面の山か。
 ここで、昼食30分程度とる。

 コプを二つ超えると古ガ丸山だ。
 アップダウンの道は、ピンクのアケボノツツジが沢山咲いていた。
 八景山から30分余で古ガ丸山に到着する。
 こじんまりとした山頂である。
 中心部に1211.6mの三角点標石がある。
 台高の、檜塚奥峰、明神山、笹ガ峰、千石山。西に池木屋山。
 その奥は大峰の山々と眺めは最高に良かった。

 奥芋口への道には、シャクナゲやアケボノツツジが咲き固定ロープもある。
 古ガ丸山から30分ほどで奥芋口(おくいもぐち)に到着。
 ブナやミズナラ、ヒメシャラ、アケボノツツジの大木が立ち庭園風のような感じである。
 
 <まとめ>
 シヤクナゲ→犂谷左岸尾根は満開のものが多かった。
          東尾根は、蕾のものが沢山ありこの先が楽しみ。
 〇アケボノツツジ→八景山から古ガ丸山の間が最高。
 〇登山路→東尾根は、変化に富み歩きやすいし花も多い。
        犂谷左岸尾根は、踏跡薄しアップのみという感じで厳しい。 

軌跡図

【登山口の標高は180mほど】

【P544を過ぎた尾根付近を行く】

【シャクナゲ】
  
 P544付近からシャクナゲの木が多い。
 シャクナゲは殆ど満開でした。
 それに比べ下りの東尾根は、蕾のものが多かった。

【岩場通過】

 P707を過ぎた付近から岩場あり。
 取り付けのハシゴが壊れていたので上の岩に登る。

【P906の先から尾根下を巻く

P906付近からゴロゴロした岩が現れ歩きにくい。この先急登で足場も悪い。これを越すと八景山の尾根に出る。登りの連続で苦しい道のりだった。

【八景山】

 山頂部は、樹林に覆われた平たいところにあり。
 裸木の隙間から池木屋山方面が見えた。
 木の幹に山名板あり。
 字が消えていたが、何とか読めた。
 釘打ちは頂けないが、山名板はこれしかない貴重なものだ。


【古が丸山】
 こじんまりとした山頂である。
 中心部に1211.6mの三角点標石がある。
 台高の、檜塚奥峰、明神山、笹ガ峰、千石山。西に池木屋山。
 その奥は大峰の山々と眺めは最高に良かった。
(トップの画像参照)

【岩場とヒメシャラ】
ミズナラとブナの森。

【シャクナゲの森】
咲き始めのシャクナゲは、開花している花よりも色が濃くて花に活力がある。

【ここは、ガーデーンのような環境でリフレッシュする。】

【奥芋口】

【東尾根コースは、歩きよい】

東尾根コースは、蕾のシャクナゲも沢山あった】

【清治山】

【柁山。この辺りもシャクナゲの木が多い】


【番屋の頭】

【番屋の頭を過ぎると金網ネット現る】
 下に宮川が見えてきた。

犂谷公園
 出発時、公園の前に登山に来た車が4~5台留まっていた。

 犂谷左岸尾根コースから登ったのは、我々のみ。