【山行日誌】
日時・天候 2008年9月11日(水)晴
山名 太田岳(782.0m)~白馬山(957.3m)
地域 和歌山県
コースタイム 近鉄富田林駅発8:50 白馬登山口着10:48
白馬登山口(11:03)-P848(11:40~11:47)-太田岳・昼食(12:47~12:40)白馬岳(13:52~1403)林道登山口(14:42)
所要時間 歩行タイム3時間
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【太田岳・白馬山の周辺図】

【軌跡ログ・山旅25000図】

山記録
 北アルプスの代表的な名山「白馬岳」と良く似た名前であるが、こちらは「しらまやま」と呼ぶ。
近畿200名山と聞いてどんな山だろうかと、ガイ゛ト本やネット情報を検索するが情報が乏しい。
やっと探したのが、分県登山ガイド29に載っていた。
 「和歌山県の山」によると、
 白馬の由来は、紀伊風土記に「白馬の志良は著明にて著場の義なり、特出の山をいふならむ」と記されている。他説では「山麓に君臨する時の権力者(宇井兵庫之介保時)が白馬に跨っていた」との説。先の説は、解説をしてもらわないと理解しがたい。
 登り口は、川原河から高野辻から入る竜神街道か。宇井峠から愛川の尾根道の長畝越え。下りは久保のタワから愛川へ取るのが一般的なコースと書かれていた。

 我々は、大阪から日帰りコースなので、時間的にガイド本コースを歩くことはできない。
 太田岳へにも登ることからリーダのNさんが下調べをして検討してもらう。
 時間的な都合で、最短コースを歩くこととなった。
 近鉄富田林駅から阪和高速を走り海南ICで降り、国道424号(通称竜神街道)で「道の駅しらま」まで專用車(マイクロバス)で1時間40分。そこから(道の駅から200メートル位先で右折れ)林道を15分走って登山口へ着いた。
 帰路は、別の場所へ下山することから専用車の運転手に「時間と待機場所」を伝える。
待機場所確認のため運転手とりーリーダ二人で現地へ走る。間もなく二人が戻ってきて、準備完了し11時すぎようやく遅めの出発である。

 登山口から尾根を一気にP848へ、太田岳への分岐である。
尾根を一時間ほど歩くと太田岳に着く。ここで昼食をとる。
 国土地理院の地図には太田岳という名前が書かれているので、かなりの足跡はあるだろうと思っていたが、はっきりした痕跡は見当たらず。北西側は、開け少し山か見えた。
 太田岳は、何の特色もない。ただのピークのヤブ山であった。
 リーダのNさんもこのことを承知してか。事前に「太田岳」と書いた名札を自ら作成してきたものを持参し皆さんと証拠写真をとる。
 再び、P848へ戻り白馬山へ雑木の左の尾根に入る。
尾根道は、標識も踏み跡も薄いが経験者なら何ら問題なく歩ける。

 13時52分白馬山に到着。
 山頂は、周囲が伐採されポッカリと口が開いたよう。かなり広々として青空も仰げた。
中心部に埋もれた三角点標識がある。側にゴツゴツした岩が転がっている「白馬山」と書かれた山名板があり、字は風雪にさらされ消えかかっていた。展望は利かないのが何とも残念である。
 山頂展望より遠くから見た「白馬山」の容姿は素敵だった。
 一般コースの高野辻から入る竜神街道や愛川の尾根道の長畝越えなどは、恐らく美しい容姿を見ながら登山ができるのではないかと思われる。
 
 トップの写真は、国道304号有田市付近。專用車(走行中)の後席から写したもの。
シャッタスピード(1000)優先で撮る。

【道の駅しらまの里】
 R424号沿いにある道の駅「しらまの里」。
 これから少し先を右折れ林道に入る。

【登山口】
 林道の途中にある登山口。
 P848へ上がれる。
 道の駅から来ると登山口の標識が見えるが反対側からは、見えない。

【P848への登り】
 雑木が多い。
 尾根筋に付けられた道は、踏み固めら歩きやすい。
 ほぼ直登につきややきつい

【太田岳へ】
上左、P848。
上右、太田岳への尾根道。
左、太田岳山頂。

白馬山】

関西200名山の白馬山山頂。
急速に天気が回復し熱くなった。

【林道へ下山】