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【山行日誌】 | ![]() 野江股の三角点 |
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日時・天候 | 2008年11月9日(土)・晴/曇り | |
山名 | 野江股の頭(1309.1m) | |
地域 | 三重県松阪市(三重) | |
コースタイム | 登山口・駐車地(8:55)ーP1000休憩(10:00~10:10)ー尾根(10:50)ー何の木平(11:00~11:10)ー野江股の頭(11:55~12:30)ー池小屋分岐(13:10)ーP982(15:35):ー下山口(16:15)ー駐車地(16:20) | |
総タイムイ7時間25分 | ||
group | 20人 |
【軌跡ログ25000図】 |
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【山行記録】 |
M山岳会が主催する公開登山に友人からお誘いを受けたので参加した。 行程は、「野江股谷の尾根を」周回する山行きである。 前半は、野江股谷の頭まで急登だが、踏みこまれた道である。 後半は、池小屋分岐から尾根上にP1083・P1024・P962までロング尾根のヤブ道である。 前半の野江股谷の頭までは2年前に歩いた。 「何の木平」と書かれたミズナラの大木があり、台高らしい雰囲気がお気に入りのところであった。 後半の尾根歩きは、初めてなので新鮮な魅力を感じる。 昭文社の山地図を見ると廃道と記されているが、このエリアには「宮の谷」と「野江股谷」という美しい渓谷が存在する。紅葉の谷を見ながら尾根上の何処かで、台高の名峰「池小屋山」の錦絵が見られるのではないかと期待した。 さて、前日の天気予報は「三重県南部の降水確率40パーセント」曇りの予想である。 当日、薄位い早朝。お天気が気になるので窓を開けたら弱い小雨が降っていた。 午前6時30分自宅を出発する。 途中、仲間4人を乗せ飯高道の駅へ向かう。全員20人集まり、国道166号線を走る。 飯高森で県道に入り、ダム湖に架かる赤い橋を渡る。 ダム管理道を15分ほど走り左折、橋を渡ると江股林道に入る。 未舗装の悪路で腰の低い車はこすりそう。 8時40分林道終点に到着した。 一番奥のスペースに駐車する。(5~6台位は駐車可能。手前にも広い空地あり停められる) お天気は、小雨とガスで視界が悪く気温も低い。 (天気が回復することを祈って)上下の雨合羽を着用し、9時前出発する。 森の中に入ると、斜面や谷間にガスがかり視界が悪い。 雨は止むことなく下山するまで降り続いた。 秋の冷雨は、非情である。この時期、誰もが冬装備をしていない。 汗を掻くほど熱を奪われ体温は低下する。高度を上げると風は一層冷たく厳しい。 尾根へ上がるまでは紅葉していた。 何の木平辺りに来るとブナやヒメシャラは落葉し、登山路は黄色いハッパで埋まる。この付近の新緑や紅葉は、素晴らしいので残念だ。 「野江股の頭」で昼食をとる。 冷たい風を避け風下に座る。ガスコンロで沸かした食べ物を口にするが、手足が冷たくて温かい感じはしない。本日一番寒い場所(野江股の頭)だった。食事を終えると早々に行動を開始である。 野江股の頭から池小屋山分岐までは、1キロくらい。広い尾根で標識もあり分かりやすい。 分岐から先は、廃道である。P1083手前までは急降下する。 道は荒れ気味である標識はない。ガスで池小屋山の稜線は見えない。時折、ガスが消えぼんやり紅葉した山肌が現る。P1024手前からはヤセた岩場が多く出てくる。危険なところにはロープが張られているので、緊張感はない。この辺りは標高1000メートル位である。何とかカエデやブナが紅葉し彩で楽しめた。 P962から林道へ降りるのも荒れ放題で道は分かりにくい。上りは、歩きにくいのでしんどい。 カメラは、寒さと雨でレンズは曇り、撮影不向きの悪天候だった。 |
【熊捕獲用の鉄檻】 |
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【白倉山分岐尾根に出る】 |
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【何の木平】 |
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【野江股の頭】 |
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【廃道の尾根道】 |
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【P962付近と下山口】 |
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