【山記録】 
日時・天候 2007年06月29日(火) 曇り
山名 馬の鞍峰(1177.8m)  
山域 台高
コースタイム
三の公林道(7;30)〜かくし平(8:40-50)〜尾根出る(8:20-25)〜馬の鞍峰(10:15-30)〜地池越中間(11:45-12:00)〜馬の鞍峰(13:35-40)〜かくし平〜明神滝15:10-30()〜三の公林道(16:00)
総タイム8時間30分歩行タイム 7時間40分
距離/累積高度差 沿面距離 キロメートル累積高度差(+m -m)
メンバー 8名

【参考地図】

【コース変更】
 予定コースは、「北股林道〜弥次平峰〜馬の鞍峰〜明神出会い」日帰り。
 弥次平峰は、林道が荒れ車が通れないので、馬の鞍峰方面へと変更する。
 馬の鞍峰から地池越方面への縦走路は、12時になった地点で戻ることで出発する。

 集合地は、前夜の22時30分三の公林道終点に集まる予定であった。
 初めて来たので暗い山道で間違う。
 二の股橋を渡らず筏場(大台方面へ)へと行ったので車の中で夜を明かす。
 翌朝、カーナビと案内板を見てバックする。三の公林道終点でようやく仲間と合流できた。

【大迫ダム】
 農林水産省管轄の水源ダム。紀ノ川の上流を堰止める。

 この大迫ダムの堰堤を通って入之波へと道が続く

【二の股橋を渡る】

 入之波集落を過ぎ暫く走ると、左手の「二の股橋」を渡る。10分ほど走ると「北股林道」との分岐。ここを右折れして「三の公谷林道」に入る。林道終点が登山口。

【登山口は三の公谷林道終点】

 両側に10程度駐車可能。車の後ろにある階段を上がって行く。

【明神谷】
谷筋に付けられた道。

【かくし平】

左、かくし平

【三の公行宮址(左)と尊義親王御墓(右)】
 白い標杭には、尊義王(小倉宮王子)が南北町時代に潜居されたと書かれている。北朝の再興を願い地元の村民が隠まったらしい。

【バイケソウ】
明神谷・イリハシ谷と暗い谷間を1時間半ほど登るとバイケイソウの新芽がでた急斜面の小尾根に出る

【急斜面を登る】


【尾根に出る】
 尾根に出て(右の写真)一服する。
 これから馬の鞍峰への尾根道は、台高の特色であるブナ・ミズナラ・ヒメシャラ・トウヒの美林が続く。
 

【馬の鞍峰】
 頂上近くに来るとシャクナゲやシロヤシオ・アケポノツツジの古木が多い。残念ながらいずれも花期は終わっていた。

【馬の鞍峰】 
 台高山脈最深部の山頂は、樹木に囲まれ展望は利かない。晴れていれば、白髭岳や弥次平峰が隙間から見えるらしいが、曇っていて何も見えぬ。
 10時30分出発。山の神の頭へ目指すが、地図を見ると地池越まで往復5時間とある。12時になったら引き返すことで出発。

【P1164】

アップダウンを繰り返し登り詰めるとP1164に着く。樹林の中で展望はなし。北東の大和谷側に支尾根が張り出している。

【国見山方面が見えた】
 縦走路は南に向きを変え、緩やかに下ると小さく上り返すと西側が広い斜面になり、ブナやヒメシャラの大木が見られた。

【「馬の鞍峰〜地池越」縦走路中間で折り返す】
 馬の鞍峰と地池越の中間辺りで二重山稜となっている。ここで、昼食をしていたら下の方から鈴の音が聞こえてきた。男女8名のグループと出会う。池小屋山でテント泊をし明神平まで縦走するとのこと。12時となったのでで引き返すことにした。

【明神滝】

下山路。
登山道から二の滝が見えるが、急な斜面で足場も悪い。下に降りても滝が見えるかどうか分からないので諦める。
暫く下ると明神滝へ100メートルという標識があったので下りる。
後にバックしないとなかなか全景が写らない。
高さは40メートルくらいだろうか。かなり高い。
滝壺は小さく静か。
女性的な優しい感じのする滝でした。

【入之波温泉】
帰路。
入之波温泉に浸かり汗を流す。
入浴料600円。制限時間4時を少し過ぎていたが何とか0kしてもらう。
ドロのような茶色をした鉱泉湯であった。