【山記録】 
  江股の頭三角点1296.6m
日時・天候 2016年05月12日(木)
山名 江股ノ頭(1296.6m)/ノエ股谷流域周回
山域 台高
コースタイム
自宅(6:00)江股林道終点(8:05)登山口(8:20)標高850m熊の捕獲檻(9:32-37)P962(10:15-10:20)P1083(11:05-11:10)キレット(11:25-40)池木屋山分岐昼食(12:35-12:55)~江股ノ頭(13:23-33)P1266(13:55-14:00)何の木平(14:12)~不明者探索(14:25-15:20)~熊の捕獲檻(15:47)~林道終点(16:45)
 
登山タイム8時間25分。(ロスタイム120分ほど含む)
距離/累積高度差 沿面距離 14.1キロメートル累積高度差(+m -m)
メンバー 単独

【軌跡図】

足跡
<林道終点に来たら体が凍りついた>
 8時、林道終点に車を留める。
 一番奥に看板が建っている。江股登山口の看板かと思いながら何気なく近づき文面を見て背中が凍りついた。 行方不明者が不帰」情報提供の依頼である。
 文面によると、
 H27年7月12日鳥羽市の間座尚生さんが、江股ノ頭へ、未だ下山されていません。救助隊が入り、捜査しましたが未だに見つかっておりません。
 現在、個人で探しています。
 些細な情報でも構いませんので、お気づきのことがございましたら下記の連絡までご一報をお願いします。
 連絡先浜口。携帯090-1785-9210と書かれています。
 復路、このコースを歩くので(時間があれば)少しでも協力したいとの思いで出発した。
 結果としては、1時間ほど迷いやすい尾根を下り探したが見つけられなかった。
 
<登山口付近の現状> 
 林道終点奥が、江股の頭の登山口である。
 2007年当時、あった鉄ハシゴはなくなっていた。
 登山口にあった郵便箱も消えていた。
 現在は、火の用心の赤い看板があるのみで登山情報は全くなし。
 入り口は、正面向かっ左側から入る。
 今回は、こにへ下山してきたが正面向かって右側に降りてきた。
 最後、厳しいと思いながら降りて来たが何処かで間違っていたようだ。

 <設定コース>
 往路、登山口からP952まで標高差550m直登に近い登りがきつく上部に来ると迷いやすい。
     キレッド一か所。岩場のザレ場で滑ったらどこまでも落ちていく。(逆コースの方が恐怖は薄れるかも)
 復路、深い谷筋の道は暗くなるのが予想外に早くテープが分かりづらい。
 結論、逆コースをとるべきと思った。
 駐車場は、一日中我車のみが留まっていた。
 この日は、快晴だったが登山者とは誰1人会わなかった。
 
<江股ノ頭南西ピークの雰囲気は最高に良い> 
 「P1226~江股ノ頭~池木屋山分岐」の登山路は、広い尾根に大木が横たわる台高らしい景観で癒しの森を散策する気分で歩く。
 江股の頭南西のピークは、新発見でした。
 ピンク色をしたアケボノツツジに染まり明るくて広い裾野で樹林が美しい。
 背景は、池木屋の山並みが見え絵になる(トップ画像参照)。東は、白倉山、古ケ丸山の山脈の素晴らしい眺めだった。

【林道終点にある。行方不明者情報提供の依頼板】


【登山口】

左、写真のところから入る。標識など何もなし
右、登山口のところに駐車し少しバックする。

【薄い踏み跡を辿り尾根中心部を目指す

薄い踏み跡を探しながら尾根へと登っていく。
テープなど何もなし。

【標高850m付近】
左、標高850m付近に来ると熊の捕獲檻あり。
右、この先は、踏み跡不明瞭で南方向へ進んでいた。二つのピークを見て北へ修正。苦しい登りでタイムロスをしてしまった。

【P962】
P962ピーク
山頂部は、平地で伐採した木が数本倒れていた。
 休憩には良いが至って平凡なところ。
 テッペンから少し下がったところにテープが巻かれていた。
 ここが、下山口と思われるのでルートを外れて登ってきたことになる。
 

【P1024】
 P1024に来ると、白ヤシオが花を咲かせていた。
 道筋には、白い花びらも多く落ちていた。

【P1083】
 白や赤の花の道を行く。

【ヤセ尾根を過ぎるとシャクナゲ尾根】

【キレット】
 岩が切れ滑落しやすい。ロープはあるが伸びている。
 下に巻き道が見えたので降りて見たが安全に通れるところはなし。

 結局、岩尾根に戻り慎重に渡る

距離は、5~7mと短い。
 こういうところは複数いた方が良いが

【山ツツジとシャクナゲの尾根】

【昼食地】

【池子屋山分岐付近】

江股の頭南西のピーク】
 本日、最高に素晴らしい台地でした。

【江股の頭】

【江股の頭とP1226にある中間のコブ】

ブナの大木と自然林が美しい台高らしい景観。振り返ると、江股の頭が見えた。

【P1226】
P1226も癒しの森で歩いて楽しいところ。

【何の木平】

【標高1116付近に来て行方不明者の捜索開始】
 ここは、直進しやすいので進入禁止の長いトラロープが張られている。
 ロープを潜り標高差150mほど谷へ降りて周辺を探すが分からなかった。
 再びこの地点まで戻り尾根を下る。

【山岳救助隊が捜査した所と自分が探しに歩いたルート】

 制限時間1時間内で捜索開始。
 捜索した場所は、広い尾根なので間違ってもバックは出来るのでここではない。救助隊が捜索した谷筋が最も迷いやすい危険地帯といえるだろう。
 この谷筋の道は、15時を過ぎると急に暗くなって心細くなる。池木屋山の宮の谷と同じである。
 明るいうちに通過しないと怖い谷であることが分かった。不明者も下りで間違ったような気がする。

【尾根から谷道へ】
 尾根から谷への分岐。尾根上に進入禁止のロープがあり間違うことはないだろう。

【熊の捕獲檻から谷筋へ】

谷筋の下り道。
何度か立ち止まってテープを確認するが分かりにくかった。ルートを外れると遭難に繋がる。

【林道終点から見た江股ノ頭登山口付近】
 林道終点の奥が登山口。
 2007年当時、あった鉄ハシゴはなくなっていた。
 登山口にあった郵便箱も消えていた。
 今は、火の用心の赤い看板があるのみで登山情報は全くなし。
 入り口に注意。

【2007.年と2016年登山口の写真】

左、2007年。右、2016年。
登山道の入口は、正面左道から入る。
今回は、右側から降りてきたのでやはりルートを外していたようだ。