【山記録】
日時・天候  2018年05月16日(水)/晴    
山名 口迷岳(1224m)・迷岳(1309.1m)・白倉山(1236m)
山域  台高
コース・タイム 八知山林道駐車地(08:10)~迷岳登山口(08:44)~口迷岳(09:10~桃の木平(09:18)~見晴岩(09:35)~迷岳(10:15-25)~袖子平(11:00)~大熊谷の頭(11:37)~H1188(11:00)~白倉山(13:25-14:00)~八景山分岐(15:10)~新林道終点(17:20)~R422(18:40)~ カラスキ谷谷公園P(18:50)

●総タイム10時間40分(休憩・昼食60分程度含む)
距離/ 高低差 沿面距離15.9km /累積高低差+1255m-1967m
団体名/人数  関西山友会10名

【軌跡・国土地理院25000図70%縮小】

鳥瞰図

【標高・グラフ図】

【足跡】
<大熊三山縦走は、計画・情報を的確に把握する必要がある>
  今回、大熊三山を目指し登山したが山の大きさ深さを痛感させられた。
  その事柄についてまとめて見た。これから、登られる人の参考になれば幸いかと思います。
  登山口となるからすき谷公園には、「大熊三山登山道コース」案内板か建っている。
  タイトルは、「豊かな自然に抱かれて、心癒される空間」とある。
  この案内板には詳細な説明があり分かりやすいが、登山グレードの表示がないのが気になる。
  案内板トップに「所有時間約9時間、14km」の表示あり。
  また、駐車地(登山口)の八知山林道は、未整備の道で25km40分とある。
  全体絵図を見ると、ポイントには詳しい説明書きがなされ情報が得られる。立派な絵図である。
  ポイントの記事を読めば、自分なりに山のグレード(星の数)が理解できる。
  ただ、グレートの表示(一般向きとか健脚向き)がないので、初心者でも日帰りで気軽に行けそうな内容にも見える。

<大熊三山登山で分かったこと>
 ①車は、2台必要。従って2人以上登山が原則。
  林道走行タイム40分×3=120分。(置車と迎車をすると林道を3回走.る)
  案内板にある所有時間は、9時間である。
  これに林道走行タイム120分+昼食等休憩タイム60分ほどを加えると180分必要である。
  9時間+180分=12時間という計算となる。
  従って、実タイム12時間。案内板タイム9時間と乖離していることを頭に入れて置かないといけない。

 ②林道の現況を把握する必要がある。
  落石が多く荒れているので、登山日前に試走した方が良い。

 ③ベストコース
  今回の逆コース。からすき谷右尾根から登るのが良い。
  長くてアップダウンのあるコースだが、登山道が整備されている。 
  即ち、八知山林道広場へ置車した後、蔓谷公園へ戻り「清冶山~古ケ丸山~迷岳」へと登る。
  仮に、蔓谷公園朝7時までに出発すれば、17時頃八知山林道広場へ着く。(活動時間約9時間+休憩1時間)。
  17時半頃には蔓谷公園へ戻れる。

<登山レポ>
  今回歩いたコースは、経験者でないと難しい。ネット情報も皆無である。
  リーダOさんは、台高の山に精通され奥深いところでも地図なしでも歩けるようです。
  今回の計画では、八知山林道広場(駐車地)まで下見されたと聞いた。
  全行程を単独(1日で)で歩くことは、不可能なので今までの経験から予定タイムを予測したものと思慮す。 
  予定タイム→からすき谷公園7時30分。カラスキ谷公園16時30分。車回収解散17時30分と書かれていた。
  実績タイム→からすき谷公園7時30分。カラスキ谷公園18時40分。車回収解散20時でした。
  その違いは、縦走路の情報が乏しいので行ってみないと分からないのが実情かと思う。
  往路、
  縦走したのは初めてだが、細切れには何度か歩いた山でもある。
  8時過ぎ、八知山林道駐車着。
  天候は、晴れ。気温は、25℃前後で気分爽快だったがお昼頃から気温が上昇し水分補給を頻繁にした。
  林道広場奥から作業道へと進む。30分ほど歩くと迷岳登山口と書かれた標識がある。
  ここから山道となる。15分ほどで尾根に出る。
  南に仙千代ケ岳や日出ケ岳方面、北に局ケ岳や栗の木岳の展望が良い。 
  口迷岳から迷岳への山道は、シロヤシオや山ツツジの花木が多い。
  迷岳から大熊谷の頭へは、ブナの新緑が美しい。
  迷岳の先、柚子の木平~P1285は展望が優れ休憩に良いところだが素通りする。

  復路、
  白倉山着が予定タイムをオーバしたためルート変更した。
  (古ケ丸山はカット)八景山を過ぎたところから尾根を乗換え「からすき谷左尾根」を歩いて蔓谷公園へ下りた。
  「からすき谷左尾根」は、登山路がないので下りは間違いやすい。
  後半は、アップダウンが厳しく体力を消耗した。最後は、暗くなってヘツドランプを付け歩いた。
  初めて来た男性は、もう体力限界(フラフラ)気力で歩いたと話していた。
  自分は、水2.0ℓ持っていたが全部飲んでしまった。女性からの差し入れがなければ完全にバテていた。
  下山後、車回収のため真暗闇の八知山林道広場を往復したが夜間は危険なので避けた方が良い
  今回の実績タイム10時間40分。休憩時間も最短、ロスタイムも殆どなしで歩いた。まぁ標準タイムではなかろうか。
  ガーミンの累積高低差(+1255m-1967m)。スマホの累積高低差(+1571m-2360m)と表示され何だこの違いは
  それにしても、この高低差は自分とってはきつ過ぎる。
  リーダのOさん、風邪ひきで体調不良にもかかわらず最後まで頑張っていただき有難うございました。
【からすき谷公園にデポ車として3台留めて置く】 
左、
大熊三山登山道コース大案内板が建つ。
コースタイムは、約9時間14kmの表示あり。
 傍らに、古ケ丸尾根コース4.8kmの指示板あり。

下、
からすき橋から見た「からすき谷公園」。

八知山林道】
左、
からすき谷公園に建つ案内板一部を切り取ったもの。
 林道広場までの距離、約25km。走行時間約40分とあります。
 からすき谷公園からは、八知山林道口まで1km位あるので26km位。

林道の現状。
道幅狭くガートレールもなし。
落石が多く荒れているので予備タイヤは必携。切り替えしがきつく前が見にくいので夜間は避けた方が良い。

【八知山林道奥の駐車地】
 20台位駐車可能。Uタンは楽々。
 前は、開けて明るい。
 ここまで悪路を走り緊張させられる。
 無事、駐車地に来られヤレヤレと思うのは誰しも同じ気持ちだろう。

 

【迷岳登山口へ】
 登山口の標識もあり整備されている。

【歩きよい山道を行く】

【尾根に出ると展望が良い】
左、
仙千代ケ岳。日の出方面。

下、古ケ丸山方面。

【尾根筋には花木多し】
 古ケ丸山方面の山の展望良し。

【口迷岳】
口迷岳。
展望はなく、山名札を見てここが口迷岳ということが分かる。

【桃の木平】
桃の木平。
下草は、ゴバイケソウで埋まる。こんな所に桃の木があるんでしょうか。

【見晴岩】

【迷岳】
 二重山稜で写真撮影をしていたら前は誰もいないので一人で皆の後を追う。 
 迷岳手前は、踏み跡分かりづらい。直に登ったら前は壁でバックし道を探す。
 皆から5分ほど遅れで山頂に着く。
 山頂は、シロヤシオの大木がありきれいに咲いていた。
 
下、
山頂から少し下ったところは広くて美しい樹林の森。

【柚子の木平】
上、
柚子の木平。

左、
P1285。

下、
P1285からの景観。
中央、古ケ丸山。
右、に八景山白倉山。



【大熊谷頭への尾根道】
 台高らしいブナの森は明るい。

【大熊谷頭】
 大熊谷の頭は、庵の谷林道から何度も登ったことがある。
 昔は、見通しの良い明るい環境だった。
 今は、樹林に覆われ暗い山に変わっていた。

【白倉山への道は高低差がきつい】

【P1188】
上、
P1188。

左、
P1188手前から「白倉山~江股の頭」稜線が見えた。
白倉山までまだまだ登らないといけない。
 今日は、気温が高く体感30℃近い。風が吹いていたので助かった。 休憩のたびに女性から差し入れがあり体力回復に寄与した。 
 単独歩きならバテバテになっていた。

【白倉山】
白倉山名物郵便ポスト。
記憶は定かではないが、10数年前登った時にもあったように思う。
 風雪に耐え今もあるなんて信じられん。

【大熊落は迂回路】
大熊落とし。
一度上りで大岩に登ったことがある。あの時は、必死で人の後についていた。
 
 今日は、上から覗く。
 下が見えず急激に落ちていて足の置き場が分かりにくいので恐怖にさらされる。

 迂回路は、足場は悪いが怖いという気はしない。

【八景山】
 先を急ぐので休憩なしで通過。

【八景山を過ぎた地点で尾根乗換え】
 乗換え地点には、テープがないので分かりにくい。
 

【カラスキ谷左尾根に乗る】
 カラスキ谷左尾根は、アップダウンのある尾根でウンザリするほど長い。
 テープは、ないに等しい。
 下りは、ルート選定が難しいところが数か所ある。
 

【P543附近に来て林道現る】
 2012年5月に来たときは、林道はなかった。
 この林道、下に来て行き止まりとなっている。
 通常は、下から上へ道は延びているものだが、始点は何処なんた゜ろう。

【ヘッドを着け下山】

左、18時を過ぎ山道は暗くなったのでヘッドランプを灯もす。
右、18時40分R422号に下山する。