恋人よ 五輪真弓

 作詞・作曲・:五輪真弓 2 砂利路(じゃりみち)を駆け足で
  マラソン人(びと)が行き過ぎる
  まるで忘却(ぼうきゃく)望むよに
  止まる私を誘ってる
  恋人よ さようなら
  季節はめぐってくるけれど
  あの日の二人 宵の流れ星
  光っては消える無情の夢よ

  恋人よ そばにいて
  こごえる私のそばにいてよ
  そしてひとこと この別れ話が
  冗談だよと 笑ってほしい

1 枯葉散る夕暮れは
  来る日の寒さをもの語り
  雨に壊れたベンチには
  愛をささやく歌もない
  恋人よ そばにいて
  こごえる私のそばにいてよ
  そしてひとこと この別れ話が
  冗談だよと笑ってほしい
美空ひばりと五輪真弓の違い
曲の美しさ。詩の訴求力。詠唱の見事さ。
五輪真弓しか歌えないと思っていたが、それが天才歌手美空ひばりの底力。
真弓とは違った歌い方で味がある。
上手い。演歌歌手のお手本だ。

恋人よ 美空ひばり