荒城の月 土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲   
1.春高楼(こうろう)の花の宴(えん)(めぐ)る盃(さかずき)かげさして千代の松が枝わけ出(い)でし昔の光いまいずこ    2.秋陣営(じんえい)の霜の色
鳴きゆく雁(かり)の数見せて
植うる剣(つるぎ)に照りそいし
昔の光いまいずこ
 3,いま荒城の夜半の月
 替(かわ)らぬ光たがためぞ
 垣に残るはただ葛(かずら) 松に歌うはただ嵐(あらし) 
 4,天上影は替らねど
栄枯は移る世の姿
写さんとてか今もなお
嗚呼(ああ)荒城の夜半の月 
   

作詩者の土井晩翠は、鶴ケ城をモデルに作詩したといわれている。



左、鶴ケ城。




 
作曲 瀧 廉太郎(たき れんたろう、
1879年(明治12年8月24日) - 1903年(明治36年6月29 日)
日本の代表的な音楽家である。