ルートバンとは、 全長41km 地球の箱庭牛乳と蜂蜜の流れる国。 清流・滝・山上湖・氷河峰そして苔むすブナの原生林とフィヨルドランドの自然を歩く山旅。 |
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ニュージランドの名花、マウントクックリリー |
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○11月12日 |
【前日、トレッキングの注意事項を聞く】 |
17時40分関西空港から、ニュ-ジランド航空にて空路南十時星の輝く南半球へ。 今回は、添乗員がいない。だが強力な助人(英会話が出来る人)が同行して呉れたお陰で、安い経費で楽しい旅をさせて貰いました。sankyu。 関西空港から11時間のフライトに堪えようやく北島のオークランドに8時25分到着。空港での検疫が厳しく私は先の方にいたのでリユックの中を全部見せろと云われ少々手間取った。現地旅行会社の日本人スタッフが出迎えに来ていた。スタッフの案内で国内線ターミナルへ移動する、国内線に乗り継ぎ10時南島のクライストチャーチに向う約1時間30分のフライトである。 クライストチャーチターミナル内にあるカフェテラス方式のレストランで昼食。ここですしを食べる。再度国内線に乗る。機上からサザンアルプスの山並みが見える。標高三千メートル以上はあるだろう。真っ白な雪に覆われている。緑と白のコントラストが鮮やかで凄くきれい。1時間のフライトで登山基地のクィーンズタウンに到着。 この町はニュージランド最大のリゾート地で、先住民マオリ族が「ひすいの湖」と呼んだワカティブ湖に面し、周囲は2000m級の山々で囲まれている。湖は氷河の跡で緑の水を満々と湛え,水深は300mに達するという。湖岸にはしゃれたホテルや展望レストランが多くヨツトマリーナもある。17時、町の中心部にある登山サポート会社の事務所で開かれる説明会に全員が参加する。 日本語のビデオコースのあらましの紹介と注意事項を聞いて明日から山小屋で使用するシーツが貸与される。ホテルに戻り明日からの登山に備える。 |
○11月13日 |
【ルートバントラックの始まりは、ディバィト峠から】 |
朝7時。外気は15度やや寒い。 ガイド3人がバスに乗ってホテルの横へやって来る。全員が名札を付けいよいよ出発する。ワカティブ湖を南へ半周して2時間ほど走り、テアナウに着き、モーニングタイムとなる。紅茶コーヒ・ソフトドリンク・ビスケット類が用意されており、テアナウ湖を眺めながら30分程休憩する。ここは湖畔のリゾート村で、有名なミルフォードトラックはここで道が別れる。更に1時間30分走ると出発点のディバィト峠(530m)で弁当を受け取っていよいよトレッキングの始まりである。 |
登山道は、幅1m位の広さである。シルバビーチ(銀フナ)と呼ばれる木が多い。幹は一面苔に覆われている。年間降雨量500ミリを超えるといわれており、シダ類・地衣類が繁茂している。半透明に近い葉が珍しい。寄生植物ゴブリンモス(妖精ゴケ)が、樹木の枝にぶらさがっていて異様な雰囲気をつくりだしている。 |
1時間ほど歩くと、キイサミットへの分岐点で、これから30分で頂上に到着。左の写真は3つの主峰のうちのクリスティネ。左側の付近から雪崩が発生し雪煙が上がったのが見える。キィサミット展望台(919m)からは360度の大展望で残雪を被ったダーラン山脈の眺めは筆舌に尽くし難い。 |
ハウデン湖畔で昼食を済ませ1時間30分でイヤーランド滝。80mの高さから一気に落ちてくる滝の轟音がすざましいこの滝の側、飛沫を浴びながら通り抜けるのは何ともスリリングだ。 |
イヤーランド滝から1時間30分でマッケンジ湖。湖畔近くにあるマッケンジー小屋に宿泊した。このコース中で随一の景観を誇り、キーウイという飛べない鳥の来訪を受ける。 キーウイ鳥とはーーー国鳥でヘビなどの天敵のいない環境のゆえ飛ぶ必要がなく羽が退化したといわれている。登山靴などを持っていくので靴を部屋の中に入れる |
○11月14日 |
コニカルヒル峠(1515m)に建つ標識。 これから先は、積雪のため、通行できず、ヘリコプターで峠を越える。 |
お世話になったガイドさん。 ハリス峠(1277m)に建つ。ハリスサドルシェルター(避難小屋)の前で、男ダンカン・女ブリジッド(アンディは写っていませんが日本語上手な女性です。 |
コニカルヒルの登頂を予定していたが、雪崩で登頂をあきらめる。これから超えるサドル峠は雪で通行不能。ヘリコプターでハリス湖の上空を飛び迂回する。ヘリコプターの後ろにある山がコニカルヒル(1515m) |
14日の宿泊地ルートバンフォールズ小屋。 これが山小屋とは、驚きです。明日のお昼のサンドイッチをここで各自がつくりました。夜は余興で後ろ向きの姿勢からフライパンから頭越しにケーキを投げ約3メートル離れた場所で自分の皿にキヤッチするゲームを行いました。上手くキャッチすると願い事がかないます。 |
上記の場所(窓越し)から撮影した夕日に染まる雪山。 |
○11月15日 |
ルートバーン滝付近から見るルートバーンフラツト。ここが、どの案内書にも出てくる代表的な景観だが、曇っていて空と山の景色が見えないのが何とも惜しい。 |
ルートバン川は渓谷の岩に衝突し白く泡立っている。フォルダジュフラットと呼ばれる川原に降りて昼食の後、集合写真を |
ルートバーン川に架かる大きな吊り橋を2度渡る。この付近は奥入瀬渓谷に似たような感じの所だ。 |
グリム童話に出てくるような不思議の森を通るとトレールエンドに近い。 |
ここが全長41kmルートバーン・トラックエンドです。 これからバスに乗って、ワカティブ湖畔のパブに立ち寄り 記念写真(旅行社)を摂る。 |
12日と15日に宿泊しました。クイーンズタウン・Aラインホテル。記念写真を撮った後はAラインホテルに戻り着替えをしてガーデンズパークロイヤルホテル打ち上げバーティをし、完歩証と記念写真を受け取る。ここでガイドとのお別れにあたり斉藤さんが、得意の英語で゛お礼の言葉を述べる。 |
○11月16日 |
マウントクック村ハーミティジホテルに荷物を預け小雪ちらつく中を、トレッキング。第2吊り橋(左写真)まで行き引き返す。墨絵のような幻想的な景色でした。 |
マウントクック村ハーミティジホテルに泊まる。17日の朝のホテル前で撮影。昨晩雪が降り一面雪景色に変身していた。 |
○11月17日 |
クライストチャーチまでは、このような牧草地に羊やリャマが飼われている。バスが止まるとリャマ(ラクダ科)は急いで寄ってきた。 |
「善き羊飼いの教会」 1935年にエメラルド色をしたテカポ湖畔に建てられた。オトギノ国に出てくるような可愛い教会です。絵葉書に登場します。 |
マウントクック村からクライストチャーチまでバスは、行けども行けども羊と牧草地の中を走る。雄大な景色が広がる。 |
【クライストチャー】 |
この大聖堂内部は、荘厳な雰囲気で見事なステンドグラスの窓が広がる。 |
【オークランド】 |
このヨットハーバは、立地条件・環境ともに素晴らしい。アメリカンズ・カップ開催地につき準備のヨットで賑う。 |
【活気に満ちたオークランド】 |
街は活気に満ち楽しい。 商魂はたくましい大橋巨泉店は、最後の宿泊地となつたコプソーンハーバシテイオークランドホテルはこの近くにあります。 オークランドには、再度来て見たいたい魅力のあるシティだった。 |