●アラスカ晩秋の山旅記 |
私たちが訪れた9月中旬は、広大なアラスカの大地が赤く染まる格別に美しい季節ともいわれている。
アラスカは、雨もかなり多いらしいが旅行中(9日間)は雨が一度も降らなかった。 どの山も現地の日本人ガイドが案内していただいたのがとても良かった。 ツンドラの大地タイガーの森を抜けるとエコトーンが広がる 日本の高山は、午前快晴でも午後ガスというのが常識である。今回登ったアラスカ4山は、朝から夕まで同じ景観で遠くまで澄み渡っていた。緯度の違いだろうか。 黄色は、シラカバアスペン(ポプラ系)・コットンウッドと聞いた。 ブルベリーは、熊のカロリー源で一日20万粒を食べるとガイドが話していた。ブルベリーは6月頃が最高で今はお終いですが、幾らでも摘み取れます。 トレッキングで怖いのは、熊が近くにいるということです。大勢て゜出かけないと危険です。
登山口付近は、「熊出没注意」の看板があらにちらこち立っていました。 アラスカ館などで熊やムースの剥製を見ましたが、熊の背丈は2.5メートル位あり爪も刃物のように鋭い人間は一発でやられてしまいます。熊の足は人間より早いので追っかけられたらお終いです。 北米最高峰のMt.マッキンリー(6194メートル)は、中腹まで見えた。天気は良かったが、全景を見ることは一度もなかった。 植村直巳がMt.マッキンリーへ1984年2月12日彼が43才の誕生日に世界で初めて厳冬期単独登頂に成功した。翌日チャータ機との無線を最後にその後消息不明である。 植村が宿泊したロッジの寝室(5号室)を見る。 質素な部屋で我々が泊まるロッジと同じだったので正直驚いた。 中川ガイドの話では、 植村の人間性が出ていると裏話を聞かせてもらった。 「冒険とは生きて帰ること」といった植村は、何百年先に氷河から出てくるだろうと予言していた。 書物に「闇の中から静かに舞い降りて来る大空のカーテン」と書れていたオーロラ。 北極極点を中心にオーロラゾーンに近いフエアバンクスは、年間243日もオーロラ現象が起きている。チナ温泉で深夜まで粘ったが残念ながら大空のカーテンが見られなかった。 |
旅行名 | マッキンリー展望ハイキング・キーナイフィヨルド国立公園アラスカ縦断 | 企画 | アルパインツァサービス |
日時・ | 2007年9月11日〜19日 | 出入国空港 | 成田国際空港 |
参加人数 | 10名+1名(添乗員) | 添乗員 | アルパインツァー山里 美穂 |
9月11日晴 | 1日目松阪港/中部国際空港/成田空港発/.シアトル空港着・発/アンカレジ着 |
<概要> |
成田空港15:30発ーシアトル8:10着/12:00発ーアンカレジ14:38着/15:28発ーフエアバンクス16:24着ーホテル17:00着 |
●成田〜シァトル〜フエアバンクス |
成田空港14時30分に飛び立ったノース・ウエスト機008便は、追い風に乗って予定より一時間ほど早く8時前にシアトル空港に到着したが飛行機から降りるのに時間がかかった。 シアトル空港での入国検査は厳しい。 スーツケースなどの荷物は鍵をしないこと。 国際線ゲートを出たところでアルパインツァーの係員が待っていてくれた。 国内線乗り場へ移動するのだが、外国人には分かりづらい電車を2度乗り換えてアンカレッジ搭乗口ロビーへ来た。(上の写真) シアトル空港12:00発ASI機でアンカレジへ向う。アンカレッジ空港15:30分着。(シアトルの時差1時間戻す)アンカレジ空港で更に国内線に乗り換える。 2時間余のフライトでフェアバンクスへ16:40分到着した。 フェアバンクス空港からはお迎えの専用車で30分でロッジに着。 左、フェアバンクス空港内で見た熊の展示品。 |
●フェアバンクスに12日と13日宿泊したWedgewood Resortロッジ。 |
Wedgewood Resort。左と同じような建物が幾棟もある。 このロッジは、家族など長期滞在型のロッジにつき、大部屋が3つのほか調理室もある。 我々は400メートルほど離れたレストランで食事をする。 |
9月12日晴 | 2日目ーロッヂ/アラスカ博物館/アラスカパイプライン/エンジェルロック/チナ温泉/ロッヂ |
<概要> |
午前中は、フェアバンクスの市内観光。 その後、専用車でチナ温泉近郷、エンジェルロック・トレイルの入口へ(所有時間1時間30分)。 針葉樹の森を抜け、眼下にチナ川と広大なムタイガの森を望む高台へ往復ハイキング (所有時間4時間)。終了後、専用車で専用車でチナ温泉へ。 温泉プールや泡風呂などに入る。夜遅くまでオーロラを出るのを待つが出なかった。 深夜、フェアバンクスのホテルに戻る。 |
●スーパへ昼食の弁当を買う。 |
フンスの中にムースが飼われていた |
●午前フェアバンクスの市内観光。アラスカ博物館 |
午前中は、オーロラの研究で名高いアラスカ大学博物館を見学する。 上右、アラスカ博物館。 入口にヒグマの剥製が置かれている。 |
博物館内で、日本人留学生(小百合)さんから、「久しぶりに日本語で話ができて懐かしい」と、私達に話しかけられた。 彼女は、ペンシルバニァ大学に三年・アラスカ大学にきて三ケ月になるといっていた。今は、生物学を学び卒業したら環境に係る仕事をしたいと夢を膨らませていた。 |
●博物館内 |
●アラスカパイプ・ライン見学 |
地表に出ているのはこの辺りだけ。 右、中のパイプ。 |
●午後、エンジエル・ロックトレッキング。ガイ゛トは斉藤さん。 |
午後、フェアバンクス郊外に移動、「エンジエル・ロック」トレッキングに出かける。 休日と晴天とあって駐車場は超満員で道路の手前に留める。 ガイドの久永さんは、天気が良いので登山道からマッキンリーが見えるのではないかと言っていたが、風弱く中腹までしか見えなかった。 |
●「エンジエル・ロック登山口 |
登山口。 ここにも熊注意です。 トウヒの森。 永久凍土のため、夏になると雪が解け木がそれ以上育たない。 トウヒは800メートルまで森林限界である。 エンジエル・ロック往復3時間のトレッキング。 アラスカはすでに晩秋で紅葉の山々は素晴らしかった。 |
● トウヒの森は黄色に染まる | |
●1時間40分でエンジエル・ロック展望岩に着く |
● エンジエル・ロックで記念撮影 |
左、アルパインツアリーダの山里さん。 右、登山ガイドの斎藤さん。斎藤さんは:現地在住で、ヒリーハイクもガイドをしていただいた。 斎藤さん曰く。 こんな素晴らしい眺めは私も初めてと言っていた。 |
●展望岩からのエンジエル・ロックの眺め |
●足元を見る |
● 晩秋のエンジエル・ロック |
●復路 |
● 下山後、チナ温泉へ向かう。深夜、オーロラが出るのを待つ。 |
エンジェルロック下山後、久永さん運転の専用車でチナ温泉に向かう。 プールのような大きなプールが屋外と屋内にある。 熱い湯が数か所から噴き出しているように思えた。寒くもなく熱くもなく適温だが長く浸かっているといるとノボセてしまうので、かなり熱いのだろう。 フェアバンクスは、北半球では最も明るいオーロラが見えることで有名な町。 書物には、闇の中から静かに下りてくる大空のカーテンと書かれていた。 上左。チナ温泉。水着で入浴する。昨晩もきれいなオーロラが見えたとの情報に期待し、午後11時半まで(自動車が留っている山側で)椅子に坐り空を仰ぐ。残念ながらオーロラはでなかった。 |
9月13日晴 | 3日目ーフェアバンクスロッヂ発/デナリ国立公園探訪 |
<概要> |
専用車でデナリ国立公園入口へ。(所有時間3時間30分) 午後、シャトルバスでデナリ国立公園探訪する。 タイガの森を抜け野生動物を探しながら雄大なマッキンリ―北面を望むフィッシュクリークまで往復する。(所有時間8時間) |
●デナリ国立公園への ガイドは、伊藤さん。 | |
9時、日本人ガイドの伊藤さんが専用車でロッジへ迎いにくる。伊藤さんは、長期アラスカに滞在している 。面白ガイドで有名らしい。車の中でも家庭の話から植村直巳のことなどユーモアあるアラスカ物語を聞かせてもらった。独特の語りで飽きさせない。突然、白い山を見つけ停車。あの白い山が、マッキンリーですとーー。 一番強い動物は、熊でなくムースと語った。 |
白い山がマッキンリー。マッキンリーは「植村直巳の墓標」と話す |
●デナリー国立公園概要 |
アンカレジから北へ約380キロ。 先住民族の言葉で"デナリ(偉大なもの)と呼ばれる大地が広がっている。 北米最高峰のMt.マッキンリー(6194メートル)を中心に連なるアラスカ山脈と、その裾野に広がる自然保護区で国立公園に指定されている。 デナリ国立公園は、イエロストーンの教訓を生かし、「人間は自然にとって闖入者である」という考え方から原始的生態系を残そうというのが基本。 従って、デナリ公園内を走るシャトルバスは無機物扱い動物を脅かさない石ころと同じである。 公園内の道路は、動物保護をすることからパーク・ロード一本あるのみ。終点は142キロ地点のカンテイシュナ。シャトルバスは138キロ地点のワンダレイクまで。一般車両は入口から20キロ地点のサページ・リーバまでしか入れない。 園内には、グリズリ(ハイイログマ)・ムース(ヘラジカ)・カリブ・トナカイ・オオカミ哺乳動物やラィチョウ・イヌワシなどの鳥類が生息しておりあらゆる場所で野生動物達の観察ができる。 夏は、数百種の高山植物が咲く。 九月前半になると紅葉はピークを迎える。白樺の葉は黄金色に、ツンドラの大地は真っ赤になる。 動物たちも冬に備え食糧調達に走り回り毛並みも美しくなる。 |
●デナリー国立公園入口近し。 |
広大なツンド大地を3時間半走りデナリー公園入口へやってきました。 |
● ここで専用車からバスに乗換へる。 |
運転手兼陽気なガイドさん。双眼鏡のような眼で動物の素早い動きをキャッチしバスを停める。タフな女性てす。 |
●ゲート前に来る。バスが入園のチェックを受ける。 |
今日は、 閉鎖される前日。 今日が仕事納めなのでスタッフが荷物の片付けをしていた。 |
●国立公園内の景観 |
●国立公園内の:景観 |
●国立公園内の:景観 |
●国立公園内の:景観 |
●公園内で見た動物 |
●見学後、Denali Park Hoterロッジへ宿泊 |
9月14日晴 | 4日目ーデナリー国立公園入口滞在。 MT ヒーリーハイキング /ロッヂ着 |
<概要> |
Mtヒーリーは約5時間のトレッキング。 ホテルを9時出発。 現地ツァ社勤務の久永さん運転の専用車で登山口に10時到着。 登山ガイドは、エンジェルロックと同じ斎藤さんである。 軽い準備体操をしてから登山開始。 今日は素晴らしい青い空が広がる最高の天気である。 Mtヒーリーは、標高メート1742メートル。尾根上の見晴台まで往復した。 ヒーリーリトル・コールは、全山紅葉で素晴らしい眺めでした。 この尾根に立つとネナナ渓谷が赤と黄色に染まる。こんな素晴らしい紅葉を見たことがない。 |
●ビジターセンターへ登山届を出す。 |
左、管理センター。 右、入口。 |
登山センター。登山届をして出発。 下、 MT ヒーリー登山口にあるビジターセンター。施設は、新しい立派な建物中に入るとムースなとが展示してあった。 |
● ビジネス登山センタ内に展示されている動物の剥製等 |
左、マッキンリーと飛行機。 マッキンリ登山基地へ行くには、飛行機で行く。氷の上に飛行機が離着陸するとのこと。天候が安定しないと飛べないとのこと。 |
● Mt ヒーリー登山口(約5時間のトレッキング) |
登山口付近にある熊注意標識。 熊は、近辺にいるとのこと。 |
●Mt ヒーリー展望台 |
左の展望台まで登山します。 |
● Mtヒーリーへの道 | |
●少し高度をあげると展望が開けます |
● Mt ヒーリーへ |
左、ビジタセンターを300mmレンズでアップする。 下、兎科かリスか小動物がいました。 |
● Mt ヒーリー・ネナナ渓谷 |
●Mt ヒーリー |
全山紅葉していた。 日本の山とは違った彩の素晴らしい紅葉でした。 翌日は、初雪があり白に変わったようです。 何と、ラッキーな山行きでした。 |
ビジネスセンターが小さく上の方に見えてます。 |
● 鳥と花。鳥はカワセミのような顔に見えますが |
9月15日晴 | 5日目ーリトルコールクリークハイキング デナリ国立公園入口/リトルコールクリーク/タネキトーナ |
<概要> |
専用車でリトルコールクリークの入口へ(所有時間2時間) 林を歩き森林限界を抜けると、見渡す限りのタイガの向こうにマッキンリーをはじめとするアラスカ山脈の大マノラマが広がる(徒歩約4時間) デナリ国立公園に向かうジョージパークスハイウエイから入る。 標高差940メートル。往復9.5キロ 約3〜4時間 中級。 一時間くらいで背の低い灌木になる。更に上がるとツンドラ。 見所→マッキンリーとルース氷河の眺望。 リトルコールクリーク入口でで雷鳥を発見。ーー食べると美味しいと中川ガイドの話し。ゲッ!可哀想。保護鳥ではないらしい。 タイガーの森を抜けると広々とした明るい山稜が広がる。雰囲気が最高に良いところ。仲間の者が体調悪くここで引き返す。 下山後、専用車でタルキトーナに向かう。 宿泊先の近くに植村直巳がマッキンリー登頂前最後のロッジを見学。 |
●高速道路を走る |
高速道路を走る。正面にマッキンリーがーー 真ん中の白い山かなぁ |
●途中、R174号Huurrlcaneの渓谷を見る | |
橋の袂にむ車を留め渓谷に降りる |
●リトルコールクリーク登山口で入山届 |
上右、入山届記載所。 中川ガイド入山者の名簿にサインする。 前に熊の絵図がある。怖いなぁ。 帰りは、下山時間と発見した動物名とその数を記入する。 左、登山口。 今にも熊が出てきそうな雰囲気です。団体(5人以上)であるいていると熊は逃げて行くとガイドの話し。 |
● 20分も歩くと湖に出る |
雲が泉に映る木々の造影が美しい。水は飲めない。 |
●マッキンリーの展望 |
高度を少し上げると太陽に輝いたマッキンリーが見えてきた。 上部にかかった雲がなかなかとれずイライラさせられる。 |
●マッキンリーとルース氷河の眺望。 |
● リトルコールクリーク。森林限界に咲くブルベリー |
森林限界に来るとブルベリが真っ赤に染まる台地に出た ブルベリだらけです。皆さんブリベリ採りに夢中です。 |
●下山届。出会った動物の名や数等を記録する |
●収穫物 | |
●マッキンリ展望台。マッキンリは雲の中で見えなかった。 |
●植村直己が最後に泊まったロッジ |
タルキトーナにあるロッジ。彼が宿泊した5号室(右)は、質素な部屋だった。 ロッジのエントラス(喫茶室)には、直巳の写真が多く展示してたあった。 |
タルキトーナ飛行場。植村直巳もこの飛行場からマッキンリへ飛びたっていった。 本日は、近くのスイス・アラスカ・インに宿泊する。 |
9月16日晴 | 6日目ータルキトーナ発/アンカレジー着/フラットトップハイキング/スワード |
<概要> |
専用車でタルキトーナから約3時間デアンカレジに着く。(所要3時間) 昼食後、アンカレジ近郊のフラットトップ山のトレイル口に着く。 フラットトップは、チュガッチ山脈の一部。1094メートルの頂上からの眺めは抜群に良い。 途中、やや険しい岩となるが慎重に歩けば問題なし。夏は高山花が多いときく。 今日は、晩秋の快晴。眼下にアンカレジをはじめ、クック湾、キーナイ半島、そしてアラスカ山脈を望みながら紅葉した山々が美しかった。 午後4時30分フラットップ下山後、専用車でキーナイ国立公園の町スワードへ行く(所要約3時間) |
●昼時にアンカレジ到着。 |
下のレストランで昼食をとる。 |
● 星野道夫のアラスカ写真展 |
●フラットトップ山登山口付近 |
登山口から少し先が、もう森林限界である。背の低い灌木地となり山肌が赤や黄色に変わる。 右上、登山口から見たフラットトップ山。 今日は、休日で好天気となったので凄い人で賑わっていた。 |
●登山口から少し上がったところの分岐。 |
アンカレジの街とクック湾が見えて来た。 |
●草もみじ |
●登山口から少し登ったところから撮る |
●水分補給の休憩。 |
右上の男性がガイ゛ト。 |
● 峠を目指して階段を上がる | |
● やっと峠近くやってきました。 |
●峠手前からフラットトップ山を撮る |
左、峠からフラットトップを撮る。上部は見えない。 |
● 峠からの展望-ゴツゴツした岩の方へ移動すると白い山が見えた。 |
●道端に咲いていた花 |
● 峠から山頂へは岩場でやや危険なところもあり。 |
●フラットトップ山頂 | |
左、山頂を示す標識。 風雪に耐えた傷だらの標識は実に味がある |
●フラットトップ山頂からの景観。眼下にアンカレジの街並みとクック湾、キーナイ半島が見える |
●フラットトップ山頂からの景観。 |
●專用車でスワード(キーナイ国立公園の町)へ行く途中車窓からの光景 |
● スワードへ行く途中:、FishViewingベニサケが遡っている様子を見る。釣りをしている人もいた。規制のないのはさすがだ |
● スワードに夜到着。レストランで夕食をした後、19:40ロッジBreez Innに宿泊。 |
9月17日晴 | 7日目ースワードホテル/イクジツト氷河/ハーデイング氷原展望ハイク/スワード/アンカレジ |
<概要> |
17日午前10時。
専用車でイクジット氷河トレイル入口に着く。 陸地に流れ込む氷河の脇をのぼる。ハーデイング氷原が見えるところまでトレッキングした。 その後、スワード発18時30分アラスカ鉄道でアンカレジに向かう。 列車は、スローで走る。フィヨルドの写真を撮ってくださいとのサービスだ。フィヨルドに夕日が落ちる光景はとても幻想的だった。 食堂車で夕食をとり、22時20分アンカレジ駅に着く。 23時30分ホテル(Intel Tower Suites)に泊まる |
● Breez Innホテルの朝食 |
● イクジット氷河トレイル入口 |
正面の建物が登山センター 。左上に氷河が見えている。 |
●登山届と案内標識。ハーデイング氷原12.4キロの表示あり。 |
●イクジット氷河が落ちるところの湿地帯 |
● 氷河が落ちる先端 |
地球温暖化で氷河後退の現実を見る。 ここへ来る道筋には後退した氷河の位置が、年代別に表示してあった。 最初の表示から約1キロくらい歩いた所に最短部がありました。 近い将来、氷河はなくなってしまうのではないかと思った |
● イクジット氷河の淵を登っていく |
青い色をした氷河。 皆さんも不思議そうにみとれる。 |
● イクジット氷原の口 |
氷原の口まで入る。その先、 トレイルに通行禁止の表示があったので、引き返した。 |
●その後、スワードに戻りアラスカ鉄道でアンカレジに向かう |
スワードに戻る。 ベニザケ干物作業をしている現場を通った。 |
● スワード駅 |
18時30分発列車でアンカレジへ向かう。 |
●アラスカ鉄道 |
ブルーに黄色の帯Alasaka文字が入りなかなかシャレている。客室も感じがよい。 |
●アラスカ鉄道・車窓からの眺め |
フィヨルドに夕日があたり山や湖のコントラストが刻々と変わる。 最北の地、アラスカらしい美しい風景でした。 |
●車窓からの眺め |
フィヨルドに夕日が沈む幻想的な光景。 深夜は、オローラのカーテンが静かに下りてくるのでしょうか。 何ともロマンチックな列車の旅がフィナアレーでした。 |
●後記 |
今回のアラスカ山旅は、 9日間の日程でしたが、4山(エンジェルロック・Mtヒーリー・リトルコールクリーク・フラットトップ)ハイクのほか、イグジット氷河からハーデイング氷原へ、デナリ国立公園巡り、オーロラ見学などメニュウが豊富でした。 振り返れば、飛行機の乗り継ぎや乗り物での移動が多く疲れました。 何よりも良かったのは、素晴らしい天候が続いたこと。 それに山里ツアー・リーダはじめ、現地の日本人登山ガイドや多くのスタッフとご一緒させていただきましたが、皆様のチームワークがとても良かった。 アルパインツァーの山旅は、細かいところまで心配りがあり信頼できる。 悔しかったのは、チナー温泉でのオーロラ見学。深夜まで粘ったが出なかった。 映画やテレビそれに「遥かなるマッキンリー」植村直巳の愛と冒険を読んで、以前から関心のあった植村直巳の行方。(彼が最後を過ごした部屋に入り)中川ガイドの話をきいて少しでも植村のことが分かったような気もする。私と同年齢の植村ドノ。君は、中高年の星として今も輝いている。 今回、夫婦で参加しましてたが楽しい旅ができました。 参加者の中には、高齢者もいたが大きなトラブルもなく全員無事に帰国できたのも皆様の温かい協力によるものと感謝したい。 このホームページは、2014,年2月リニュアルしました。 |