【山行日誌】 | シャワーを浴び前進するT氏 |
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日時・天候 | 2008年7月13日(日)・晴 | |
山名 | 元越谷沢登り | |
地域 | 鈴鹿(近江) | |
コースタイム | ○タイム R477号林道入口手前広場(8:30)ー元越谷へ入る(8:55)靴履き替える(9:02~9:15)ヘツリ通過(9:40)大滝(9:50~10:00)仏谷右俣(10:35~10:45)ー源流で昼食(11:55~12:40)ー尾根に出る(13:30)水沢峠(13:55~14:05)ー水沢岳登山口(14:50~15:10)元越谷林道入口手前広場(16:10) | |
所要時間 | 前半3時間25分・後半4時間30分 計7時間55分。 ○距離 10.2キロ ガイド本タイム 時間 分 |
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menber | IYG・suzuka |
【軌跡ログ五万図と鳥瞰図】 |
【足跡】 |
<元越谷とは> 元越谷は、昨年に続いて二度目である。「元越谷は、支流が無数にあり一度や二度行っただけでは本当の良さは分からない。」とIリーダは話す。 元越谷は、ナメや小滝が連続する美しい渓谷である。稜線近くまで谷水が流れていた。 その豊富な水量はどこから脇出てくるのだろうか。 僅か千メートル級の山にそのエネルギーがあるとは思えないのだがーー不思議なパワーを持っているのだ。行けば行くほど虜になりそうな魅力を秘めている。 ヘツリやゴルジュでシャワーを浴びる。 適当に冷えた体は疲れを忘れていた。 尾根に上がったら、暑さで疲れも増す。 水の中に4時間余浸かっていたこと。 ボデーブローとなってきいてきた。 大河原橋を渡り林道を15分ほど行くと通行止め標識あり。バリケードが置かれ通せんぼであるが、人間1人だけなら両隅から入れる。リュックを担ぐと狭くて苦しい。体をひねってなんとか潜りぬける。正面突破はフライングです。 林道を20分ほど歩くと分岐(目印はないように思った)あり。右側をとる2分ほど歩くと元越谷の河原が見える。 |
【入水口付近に障害物あり】 |
車通行止めの標識とバリケードあり。 バリケードの脇から人は入れる。 左、入水地手前。 |
【入水地から少し先で渓流シューズを履き替える】 |
出会いから上流300メートルほど来ただろうか。ゴーロ状のところで渓流シューズに履きかえる。 |
【堰堤を右に巻き迂回する】 |
堰堤の端から登れないか偵察に行く。石等の障害物あり。乗り越すのは難しいとのことで迂回する。右は、堰堤の上。 |
【大淵】 |
水の多い時は、膝まで水あり。今日は足もとが見える。 中央の人の左手に注目。(右の写真では)途中、手を伸ばし上の方へ這い上がる。背の低い人は、マネできない。足場悪く、手の置場も難しい。ポジションの取り方でドボンする。 |
【元越大滝】 |
元越大滝。 高さ15メートル。 虹のように落ちる白い水飛沫は豪快である。絵に書いたような美しい滝は見る人に感動を与える。 滝壺の前で集合写真を撮るがシャッターが切れたかどうか分からず。何度もやりなおす。 下の写真。 大滝上部から見た釜。底が透きとおってきれい。滝壺は余り深くない。 |
左、裏側。 下、滝壺。 |
【激流を渡る】 |
【変化ある元越谷は、次から次へと変化する渓谷美が楽しい】 |
【仏谷右俣の廊下を行く。】 |
【仏谷】 |
仏谷は、明るく変化に富む谷である。源流も近いのにこんなに多く水が流れていたーー鈴鹿の良さをまた知った。 |
【仏谷源流部】 |
上部に尾根が見えている。この辺りに来てもまだ水か滲みでていた。複雑な地形が水のパワーを引き出しているのでしょうか。 |
【源流尾根】 |
入道岳への縦走路となる。 イワクラ尾根はすぐ先にある。 展望の良い大岩まで行く人いないか。ーー もう疲れたのでヤメた。 |
【P930付近からの展望】 |
P930付近から入道岳・雲母峰・宮越山・高円山等が望まれた。 |
【水沢峠】 |
水沢峠で休憩。宮妻峡から鎌へ登ったことがあるが、宮越山がどんな山だったのか思い出せない。峠から往復一時間余りはかかるだろう。 大河原橋方面へ下る。 |
【水沢岳登山口】 |
水沢岳への標識。 国土地理院や昭文社地図には、宮越山とある。この少し先が林道の終点。林道は、通行止めにつき、道は荒れている。大河原橋から水沢岳登山口まで一時間余。水沢岳(宮越山)への道は、古いテープも付いているが、下り分岐に要注意。 |