【山記録】
日時・天候 2010年02月06日(日)・曇り
三角点は雪の中
山名 黒尾山(948.7m)
山域 鈴鹿(近江)
コースタイム 佐目子谷入口へ駐車(8:30)~佐目子中河原(9:05)~P961支尾根に出るP961斜面で昼食(12:20-13:25)~黒尾山(13:50)~P861(14:20)大滝神社分岐(14:35)~P616・鉄塔(16:00)~駐車地(17:10)
所要時間 参考タイム 8時間40分(登り  下り)
距離/累積高度差 総距離 7.7キロ/+1295m -1267 m
group iygsuzuka

軌跡25000図 

鳥瞰図】赤線は上り青線は下り。 

【足跡 
<前書き>
 黒尾山は苦労山と書くべきか。
 名前のとおり
くろうと好(この)みの山。
 登頂にはくろうさせられた。
 黒尾山ルートは、通常テーピングのある巡視路や大滝神社や銚子ケ口から登られている。
 本コースは、予想通り難度の高い山だった。
 烏帽子岩尾根は、カミソリ刃をしたヤセ尾根で三点支持も容易でない岩場で苦しめられた。雪が付かなければ滑落しそうなところでした。
 早朝の永源寺ダム湖、薄っすらと凍結している。周りは積雪に覆われた幻想的な景観が漂う。
 ダム湖から黒尾山の全景が見えると聞いていたので、向岸に車を走らせたが上部は雲で見えなかった。国道筋からはカクレグラが見えた。

<前半>
 8時、佐目子谷入口駐車場に到着。
 佐目子谷入口に来ると既に仲間の車が数台留まっていた。指示に従い奥の方へ駐車する。出発前、Yさんから詳しいルートを聞く。
 8時30分駐車場出発。
 通行止めの鎖を跨ぎ広い林道に入る。積雪は10数cmくらい先行者の足跡を追う。10分くらい歩いて林道終点にくる。
 佐目子谷に入ると間もなく積雪深くなり道も険しいのでアイゼンを付ける。
 送電線の下をとおり両岸の狭まった谷を過ぎると川原へ下る。その河原を上流に向かうと大岩がある。この谷で亡くなった人の慰霊のレリーフときく。
 川を二度渡り返し右岸側へ。
 北東に広くなった河原に出る。ここが中河原と呼ばれている場所だ。右手に高く尾根が聳え、その谷奥の両側の斜面は切り立った壁が立ちはだかっていた。カクレグラにぶち当たるのだが、
 中河原から左手の杉林に入る。
 
<キレット>
 長さ10m位。カミソリの刃のように鋭く切れたヤセ尾根で肝を冷やす。
 雪がないときは危険なところである。
 これを過ぎると足場の悪いヤセ尾根が待っている。
 崖を這い上がるような場所。
 上の人の靴底を見上げて登る。
 掴むところ探しに苦労する。
 要は、三点確保が課題である。
 
<後半>
 黒尾山からの下り。
 巡視路に出るまでは、道はない。
 急勾配と積雪で転倒しやすく、雪と岩との格闘であった。打身や軽い捻挫は当たり前のこと。無傷で終えた人は、恐らくいないのではないかと思うほど厳しい道程だった。
 先頭グループは、尾根を間違い直進してしまった。
 そこから西に向かい鉄塔近くで合流する。

<無事帰還>
 17時過ぎ
 
佐目子谷入口駐車場へ戻る。
 皆、緊張から開放され大仕事を終えたような爽快な気分に変心。
 この一帯を我が領地と自負するyamadaisukiさん曰く。ここは、鈴鹿の五つ星だとーーー。
 眺望の良い山ではなかったが、歩けたことが感動です。
 リーダを初めご一緒に登山できた皆さんに感謝です。
 本コースは、ガイド本やネットでは見あたられない地図等を参考にしていただくのは良とするが、出かけるにはかなりの
危険をともなうので(単独はさけ)慎重(ロープ持参等)に行動して欲しい。

【駐車地 
上、
駐車地。
左、
凍結した8時前の永源寺ダム湖。

佐目子谷】 

雪も深くアイゼン装着する。

佐目子谷中河原 
 佐目子谷中河原。

上左、
 正面にに尾根が聳える、辺りが、カクレグラか?

上右、
 確たることはいえないのだが、尾根のテッペン辺りがが目標らしい。軌跡を見ると谷を右に回り込みながら上がっている

中河原の淵を歩いて山林に入る 

この先、ヤセ尾根】 

左、雪原から見たヤセ尾根。

【やせ尾根 

 左、上の場所から見えた山、あれが黒尾山か。

【キレット通過 
 キレットからの展望。
 ゼッポウ谷の先は、どこになるのか。方向は白鹿背山辺り?

ナイフエッジ】 
 Kさん足がすくんで前へ出ないとタジロイてます。
 何とかしてやりたいのだが、(ロープは使えない)
 自力か。戻るか。下を巻くか。今さら下を巻くのも大仕事。
 サブが心配して迎えにきました。
 風がないので勇気を出せと「カツ」を入れる。
 怖いものは怖いとKさん。
 見ている方も怖いよ。
 今さら戻ることもできんし、ガンバレと励ます。
 やっと一歩前進、また一歩とーーよしゃ良くがんばった。
 Kさん、「アッパレー」だ。

烏帽子岩尾根鞍部で休憩 
ここは序の口。
 次なる厳しいピークがあることさえ知らずに休憩してます。

烏帽子岩尾根 
  急斜面は、木に掴まりながら身体を持ち上げ登っていかねばならぬ。上の人の靴底を見上げて登る。
 掴まえるものを探さねばならない岩場に来ると本当に辛い。
 薄っぺらな岩のかけらをさわり「オイ・ダイジョウブカイ」と言葉をかけないと安心できぬ。
 勿論こんなところで写真をとることは戦場カメラマンでないと怖くてできない
 ここまで来れば二本足で立てる。

P971付近で見えた黒尾山 

P971から100メートル先の南斜面で昼食 
 先頭グループと一番後ろの人との時間差は、40分以上と話していた。従って、食事タイムは少し長くなりました。

黒尾山最高点付近から銚子ケ口方面を撮る 
 サブIさんが、ホームページに挙げてほしいと云われた場所です。
 撮影ポイントはここしかなかった。

黒尾山最高点で 

最高点975と書かれた標識がないと素通りしてしまうような所です。
庭戸山への道は、最高点から入るとガイド本にありました。

皆さん美人です。
 三角点は雪に埋まっていたので70cmくらい掘って探しましたが分かりませんでした。
積雪は1m程度でしようか。
記念写真の依頼がありました。
健脚・山ガール5人さんいらっしゃい。

P867から西尾根 
分岐。
直進は、大滝神社方面へ。

左、巡視路へ

先頭グループは、直進してしまったが、下のほうに巡視路あり。そこから西に向かい鉄塔近くで合流する。

崖尾根で迂回する 

R169号鉄塔へ向かう】 

左、169号鉄塔。
下、鉄塔からの展望。

次の鉄塔 

下の鉄塔 

【駐車地へ下山】 

 2014.10.12  庭戸山~黒尾山~銚子ケ口