【山記録】
日時・天候 2014年10月12日(日)・曇り
山名 丸山(P676m)・庭戸山(687m)・黒尾山(948.7m)・銚子ケ口(1076.8m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(8:10)~下鉄塔(8:40)~休憩(9:15)~丸山(9:32)~庭戸山(9:55)~P681(10:25)~黒尾山(11:40)~P971昼食(12:00-45)~休憩(13:25)~P1016(14:13)~休憩(14:25-30)~銚子ケ口(14:55-15:00)~銚子東峰(15:07)~休憩(15:40-45)銚子ケ口登山口(16:55)~駐車地(17:10)
総タイム9時間00分(休憩ロスrタイム100分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 14.3キロメートル 累積高度差(+1654m -1551m) 
団体名等 Gisuzuka 黒尾山三角点(948.7m)

【足跡】
<前書き>
 黒尾山は何処から登っても楽に登れるところはないと聞く。
 2011年2月、佐目子谷から初登頂した。ここは、鈴鹿の五つ星といわれる厳しいコースだった。
 今回は、須谷川を周回するコースが計画された。
 事前に貰った書類には、
 本コースは、走行距離長く、アップダウンの厳しいコースとある。
        (GPS参考記録:距離14キロ余。累積高度差+1654m-1551m)
 明るいうちに帰ることは出来ないかも知れないので、ヘッドランプを持参してくださいとの指示あり。
 当日は、台風19号が九州に上陸する予報である。大型台風なので夜には影響が出そうな気配てある。

<登山レポ>
 予定より20分早く出発。
 国道477号沿いガードレールの切れ目から入る。
 鹿除けのネットが貼られているが鍵はなかったように思ったが?
 植林の中に入ると、うすい踏み跡はあるが地図読みしないと進めない。テープなど何もなし。
 先頭を引っ張るリーダは、台風や日暮れを意識してかいつもより早めの行動である。
 カメラ愛好者のTさんやshunonは、撮影で自然に置いていかれるのが常である。
 今日のTさんは、難路を意識してか良い写真を撮ろうとしてか前にいるようだ。
 このグループは、山経験者が多いので遅れても待ってはくれない。
 従って、自分の技量を判断し立つ位置を決める必要がある。
 
 黒尾山の登りににかかるとキレットで女性1人が遅れだしたので3人でサボート体制に入る。
 shunonのロープは短くて使えずサブがロープを張り直し足場を確保する。
 安全に通過するならローブとカラビナを使うと良いがその技術を持っている人は今日は欠席とのこと。
 前にKさんが後ろにサブが付く。shunonは、ルートの先導をする。
 余り遅いので急登を登り終えた地点でリーダが待っていてくれた。
 先行隊とは、20分位離れているとーー。
 黒尾山へは、リーダの足に付いていけずまた離れる。
 迷いやすい広い尾根が前に見える。
 地図を見て進路を決める。
 この辺は広い尾根で単純なように見えるが間違ったら元に戻れないような気もする
 Kさんが少し距離をおいて、最後はサブと女性2人である。

 黒尾山へ来たらリーダとIさんが待っていてくれた。
 山頂は、植林も混じった樹林の中で小広場に三角点があるのみで平凡なところ。
 黒尾山は玄人好みの山で存在感はあるが、今一魅力に欠ける。それは、これといった特色がないことだろう。
 鈴鹿の「隠れ名山」となりうる素地はあるのに残念といわざるをえない。
 黒尾山からは、南の尾根に入る。
 P971で昼食をとる。
 後ろに佐目子谷の尾根が見える。2011年2月登った時の恐怖が蘇る。
 風は冷たく周辺の木は紅葉がはじまっていた。

 食事は30分で切り上げ12時45分出発する。
 黒尾山からP931まではキレットのあるヤセ尾根で緊張する。
 崩壊している所の尾根はどのように通過するか。下を巻くか上をいくか判断が非常に難しい。
 恐らく風雨などで現況が違ってきたりするので新しい情報を得ることが必要な気がした。
 足場が軟弱で、掴むところがなくて滑りやすい。
 湿った砂山に登っていくような斜面で「二歩上がって一歩後退」。四足を使って登らないと登頂は難しい。
 このルートは鈴鹿の4つ星か5つ星だろうが。自分は、その中間位の位置に値するのではないかと思う。

 15時銚子ケ口に到着。
 厳しかった山歩きから解放され皆さんの元気な明るい顔が印象的でした。
 中には、キノコを見付けて夢中になる人まで現れた。
 下りは、一般道を下る。東峰から国道477道まで2時間で降りてきた。
 後半は、薄暗くなった山道であったがヘッドランプも付けず台風の影響も受けることなく、17時に全員無事下山できた。
 本日の山行きは、地図を見てGPSを見て写真を210枚撮るなんて実力以上のハイレベルで疲労困憊でした。
 写真は、急いでシャッタを押したの殆どがブレでピンボケ。それにして200枚もよく撮ったものだ。

【軌跡ログ40000図87%縮小 赤線は登り青線は下り

【鳥瞰図キトラ山794メートル上空から撮影 

駐車地は、杠葉尾町自治会館】 
 8時過ぎ全員が揃う。  リーダが参加者をチェックしています。
 20分早く出発する。
 後ろにみえている山の裾野辺りから入ります。

【登り口 
 国道477号沿いガードレールの切れ目から入る。
 鹿除けのネットが貼られていq
が鍵はなかったように思ったが?

 植林の中に入ると、うすい踏み跡はあるが地図読みしないと進めない。テープなど何もなし。

下の鉄塔 
 一番下の鉄塔は、標高370m地点と420m地点の鉄塔が二本建つ。
 左は、420m鉄塔から撮る。
前の山は岳(781.2m)辺りでしょうか?

【P676支尾根への登り】
国道477号登山口の標高は310m。
本尾根(丸山付近)の標高は676mと標高差360m。
 ほぼ直登のきつい登りです。
標高650m付近で最初の休憩をとる。


【標高650m付近で休憩】
 一寸緩んだ岩のある所で最初の休憩をとる本尾根(676m)は、まだ見えていません。

丸山から先の道】 

 足慣らし程度の岩場を通過する。

【P687鉄塔からの展望は良い】 
 上右、日本コバかなぁ。
 左、琵琶湖の向こうは、比良の山々です。
 実際は、奥が霞んで見えていないんですがデジカメソフトを悪戯してみました

【庭戸山】 
 庭戸山手前の鉄塔です。眺めは良いが休憩なしで通過する、普通なら休憩場所でずか、先が長いのでゆっくりはできません。洞察できていませんので確かな
ことは云えないが、
 上は、永源寺ダム湖
 左は、カクレグラの稜線みたい。
 昭文社の地図を取り出す暇なし。
 己の感でいくと、
 下の川は、御池川。上はキトラ山か東山辺りと思うのだがー

【P681手前で休憩 
 ここはP681手前です。休憩タイム。
 女性の方から行動食の差し入れホームページ期待しているとーー オオキニガンバリマス。

【キレッド


足場軟弱の急登 
 足場が軟弱で、掴むところがなくて滑りやすい。
 湿った砂山に登っていくような斜面で「二歩上がって一歩後退」。  四足を使って登らないと登頂は難しい。
 

【広い尾根 
 この辺りは、広い尾根で間違いやすい。
 間違ったら戻ることさえも難しいかも。
 地図とGPSで現在地を確認し進路を決める。後ろに3人さんがいる。
 

【黒尾山】 
 山頂ではリーダとIさんが待っていたいてくれた。南の尾根に入るが入り口が分かりづらい。前にP971が見えているので方向は検討つくが、

 昼食タイムだが、山頂は今一で避けたのかなぁ。
 

【P971で昼食】 
 秋風が冷たくジャケットを着る。
 紅葉も始まっている尾根。ここで昼食タイムをとる。
 後ろは、3年前に登った恐怖の佐目子谷の尾根が見える。

【900付近からヤセ尾根とキレッドのある難路】 
 崩壊寸前のような尾根です。
 もし、滑落事故があった場合に備え前の人と少し距離を置いてあがるYさん。

 Yさんは、経験豊かで冷静だ。鳥甲山では肝を冷やしたらしいが、この話題になると熱く語る。

急登の斜面
 写真で見ると厳しくは見えませんが一歩一歩足場を固めないと歩けません。滑ったら地獄へと

【931までは難路】 
 P931付近に来てやっと楽に歩けます。
 崖の切れ間から見えた景観。
P931へ来ると緩くなる。

 釈迦ケ岳辺りが見えているのかなぁ。

【P1016 
 P1016は、左の場所かと思ったがGPSで確認したら右のヤブが正解。




少し行った所で銚子ケ口の展望が開ける。(下)

標高1050で休憩】 

 銚子ケ口への道。
 この辺も紅葉が始まっていた。

中峠北】 
 広い尾根で間違いやすい。
 少し南に中峠があります。そこからフナクボ・銚子・クラシ・イブネ方面へ。

銚子ケ口】 
 山頂は、三角点石があるのみで眺望はない。
 有志の方リクエストで写真をアップします。
 ハードなコースを終え皆さん満足感で良い顔をしています。

【東峰 
 東峰に来ると、釈迦岳方面の大展望が広がる

下山路850m付近で休憩】 
 東峰から下山開始。 一般路を歩いて銚子ケ口登山口(R477号)へ降り駐車地に戻る。

●東峰~国道477号までの記録。
距離、
5km
標高差790m
時間
約2時間