【山記録】
日時・天候 2013年10月13日(日) 天候 晴 
山名 アカイ(704.2m)・高取山(611.6m)・向山(640m)・八ツ尾山(616m)
山域 鈴鹿(近江)
コースタイム
カイシ北方林道広場(8:40)~登山口(9:02)~送電鉄塔(9:30)八ツ尾山(10:20-30)~鞍部(10:50-55)~高取山(11:10-20)~奥山東峰手前で昼食(11:35-12:25)~山比古峠(12:45-50)~P663(13:35-45)~アカイシ(14:15-14:25)~アカイシ(14:15-25)~鉄塔(14:50)~林道下山(15:25)~広場駐車地(15:55)
総タイム:7時間15分(休憩80分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 11.7キロメートル 累積高度差(+1296m -1217m) 
団体名等 Gisuzuka アカイシ(704.2m)三角点

【足跡 
<予定どおり歩けないルート>
 近江側の鈴鹿は、少しルートが違うとほかの山にでも来たような気分にしてくれます。
 縦走となると経験者といえども一年も経つと記憶が薄れ迷うこと多々あり。
 今回のルートは「八ツ尾山~高取山~向山~アカイシ」です。昨年は逆コースを歩く。、
 西内本(鈴鹿の山ハイキング著)を読むと、
 アカイシは、犬上ダムと宇曽川ダムの分水尾根に704.2mの三角点がある。
 アカイシは知名度が低く登る人は少ない。巡視路は、難路で手こずりそうと書かれてい.る。
 やはり、今回も予定通り歩くことは出来ませんでした。
 予定通り歩けない山歩きは、次の山行きにつながるからとても面白いです。
 でも、遊び心の山行きでは遭難しちゃいますから単独歩きは慎重にやってます。

<気になる点アレコレ>
 アカイシ山
 今の山頂は雑木に覆われ展望はなし。小コブの上に三角点と標識がぶら下がっていた。
 ヤブに覆われ凡山という雰囲気です。
 西尾本(鈴鹿の山と谷)を見ると
 アカイシからのの展望は絶品とあり。伐採後の尾根はどこでも歩けるとある。
 西内本にも、北の端に天狗堂方面の眺めが良いとある。
 八ツ尾山
 向山付近から見た八ツ尾山は、女性的なマスクをしていた。
 西尾本によると
 彦根方面から見る八ツ尾山は、双頭の鷲のような武骨でスリムな山体で男性的。
 その山容を一度見てみたいものだ。
 中世の頃に山城があったとのこと。
 この八ツ尾はただものでない。ロマンを秘めている山である。

【軌跡図ー山旅改訂25000図80%縮小

【グーグルマップの鳥瞰図】

集合地の大滝神社から見たアカイシと高取山の山並み】 

林道駐車地】 
 昨年は、登山口まで車が入りましたが、今年は道が傷んでいて少し手前に留める。

【火の用心のある所から入る 
 最初から息のきれそうな急登が続く。

 昨年とは、少しルートが違っていた。

【P478下の鉄塔は、これから縦走するアカイシなどが見え眺めよし】

【八ツ尾山】  
「八ツ尾山」は樹林の中にあり。
展望なし。

 鈴鹿の山と谷によると、
 中世には山城があったとのこと。
 何でこんなところに山城がーー
 この山は夢のある山だということだねぇ。
 

八ツ尾山鞍部へ降りる 
 鞍部に来ると、左右に道がある。

 我々は途中から尾根を直登して下ってきたが、巻いて来るとこの鞍部に来る。

 国土地地理院の地図にも載っているところ。

【高取ハイキングコース】 
左、
高取山。
標識の上に「タカトリ」が止まっていた。下を見るとセンブリが咲いていた。(下の画像)

【センブリ】 


【高取山 
 山頂は、涼しいというより冷たい風が吹き季節の変わりめを感じる。
 ススキの穂が垂れ薄茶色をした高取の山から比良の山がかすんで見える。
 眼下には、琵琶湖や近江平野が箱庭のように美しい。
 お椀を伏せたような伊吹山や霊仙山も見える。間もなく紅葉で染まることだろう。

【向山手前の展望地 
左、
南西方面から見た八ツ尾山。
 女性的な優しい顔をしている。背景の山がこの山を高めているようにも思う。

 北方面(彦根方面)から見た八ツ尾山は、「双頭の鷲のような武骨でスリムな山体が見える」と、西尾本に書かれている。
 

【向山は展望なし 
左、
向山山頂。
鈴鹿に向山という名はあちこちに見うける。
 この向山はどの山を指して]向こう山としているのだろうか。
 前に見えるのは八ツ尾山だがーー

向山東峰手前の展望地で昼食】 

【山彦峠。この谷を降りて行くと登山口の林道に出る】 

【山彦峠から宇曽川タ゜ム湖と太郎坊山】  

【アップダウンの厳しいルートである。後半戦の山彦峠からも厳しい道程が続く】 

【P663への登り】 

【道端にリンドウが一輪咲いていた 

P663 
左、
P663。
ややこんもりしたヤブの中にある。
 厳しい登りが続いたので休憩するには敵地。

【P663からアカイシ(704.2m)へ 
上、
P663から下って登り返すと鉄塔(上)に出る。

左、
アカイシ山頂

アカイシはヤブの中にピークあり。
 西尾本には、犬上川と宇曽川を分ける分水嶺で、その位置関係から価値ある山とある。

眺めの良い鉄塔に来た】 
上右、
北方向谷の下は、登山口にあたる。

左、
縦走してきた右八ツ尾山(616m
)と左高取山(611.6m)はほぼ同じ高さですが、この画像では高取山の方が高く見える。
 

620m鉄塔に向かって下る】 

620m鉄塔に来て予定ルート外れる 
左、先陣の皆さんたちがかなり読図をしています。
 結果は、巡視路へと進んでハズレました。
 巡視路は、少し道が荒れていた程度で何ら問題はなし。山歩きの理想からいえば、予定ルートを歩くことが望ましい。 この地点は、GPS等で確認すべきポイントでした。
 

間違い検証 

           山彦峠の鉄塔
今回、間違ったところは二か所。
予定ルートを黒点線で示しました。

【巡視路は、急斜面を周り込みする一部で道は流されていた 

尾根が見えた地点で休憩】 
 予定ルートを来たらこの付近で合流する地点です。テープもあり。

【沢を渡る 
 この沢を渡り上に上がれば林道に出る。

アケボノソウが咲く林道を歩いて駐車地に戻る】