【山記録】
日時・天候 2014年02月23日(日)晴
山名 霊仙山(1083.6m)
山域 鈴鹿(近江)
コースタイム
落合登山口(9:10)汗拭き峠(9:50)~近江見晴台(10:30-10:40)
お猿岩(11:10-11:15)~霊仙山三角点(12:00)~三角点窪地(12:05-13:00)~最高峰(13:25-13:30)~近江展望台(14:20-14:25)~笹峠(14:50-14:55)~今畑(15:30)~駐車地(15:45)
総タイム6時間35分
コースタイム5時間;00分程度(休憩除く)
距離/累積高度差 沿麺距離 11.1キロメートル 累積高度差(+1315m -1155m) 
団体名等 Gisuzuka30数名ほど 霊仙山三角点(m)

【軌跡ログ40000図95%縮小】
左、
鳥瞰図。
男鬼山1288メートル上空から撮影。 

【足跡 
<雪山登山日和>
 2月14日太平洋南岸低気圧通過で鈴鹿にも大雪が降り寒い日が続いていたが、今日からは気象の変わり目で寒さは緩むという予想である。
 朝から太陽が射し絶好の雪 山登山日和となった。心配されたR1号線鈴鹿峠の凍結もなし。
 7時前、猪鼻の交差点付近に設置された温度計は-6℃を指していた。
 8時前、集合地の「野鳥の森公園」に到着した。
 8時半、四駆の車に相乗りして落合登山口手前の駐車地に向かう。
 あけん原までは、人家があるので除雪されているがその先は自然のままである。
 暫くは、普通車でも入れるが坂になると二駆はスリッブして進めない。先行者と思われる数台の車が坂の手前に駐車していた。
 四駆車なら奥まで行けるが道路がカマボコ状態になっているので無理はできない。
 今畑登山口付近の空スペースへ
留める。

<山頂から見た雪の伊吹山が心に残る>
 9時10分落合登山口出発。
 登山口にある情報板を見ると、
 丹生方面へは、通行可能という表示あり。霊仙山への道は、情報なし。
 大洞谷の谷道は、数本倒木していたが歩くには支障なし。
 大洞谷の積雪は、20cmほど。谷水の流れは緩やかである。

 汗ふき峠手前の急な山道も荒れてはいなかった。 汗拭き峠には予定通りの時間に到着した。
 登山口からノーマルで歩いて来たが、汗ふき峠でアイゼンを着けることにした。
 お猿岩の手前に来ると、避難小屋に宿泊したという小グループが降りてきた。
 霊仙山山頂は、誰もいなかったが全体では30人ほどの登山者と出会った。

 お猿岩に出ると、青空に雪雲が飛ぶ白い大地は冬山らしい景観に心が躍る。
 アイゼンからワカンに履き替える、
 今日は、何時もより風が弱ったので楽に操作できた。
 ここから西峰を経て三角点峰を目指す。
 雪質はある程度締まって膝辺りまで沈むことはすくなかった。
 西峰の上に雪雲が浮かぶ左に光があたり山が輝いている素敵な写真が撮れた。
 下の雪が壊れていなかったらもっと良いアングルだったが残念。

 12時、三角点峰着。
 風が弱く体感気温は-5℃前後辺り。時折、太陽が射し寒さ和らぐ。
 山頂から見た伊吹山は、頭が白く太陽に輝き空は雪雲と青空が混じる。
 冬山の絶景ポイントにしびれる。何度も登っているが今日のアングルが最高に良かった。(トップ写真)
 山頂直下の風下で昼食をとる。食後、何人か尻すべりを楽しむ子どもに帰ってハシャグ。
 昼食後、最高峰へ向かう。
 霊仙山最高点から雪化粧した経塚山、避難小屋、金糞山、伊吹山の景観が美しい。
 西南尾根に来ると、
 雪雲は、消え青空が広がりリョウシ・御池岳・藤原岳が遠くまで見渡せた。
 近江展望台から急降下の尾根筋は、溶けた雪でドロンコで滑りやすい。
 凍っているので誰もが二~三回は転び降りた。
 多くの人は、アイゼンを付けていたが雪の状態が中途半端で歩きにくかった
 今畑に来ると、雪が解けた斜面に福寿草が咲き春が近いことを感じた。

登山口の落合】 
 登山口にある情報板を見ると、
 丹生方面へは、通行可能という表示あり。霊仙山への道は、情報なし。
 

【大洞谷に入る 
 大洞谷の谷道は、数本倒木していたが歩くには支障なし。

 大洞谷の積雪は、20cmほど。谷水の流れは緩やかである。

【汗ふき峠】
 汗ふき峠手前の急な山道も荒れてはいなかった。 汗拭き峠には予定通りの時間に到着した。
 登山口からノーマルで歩いて来たが、汗ふき峠でアイゼンを着けることにした。
 

大洞谷源頭】 
 谷の下から見晴台まで高度差約170mきつい登りがはじまる。
 

【見晴し台への道】  

見晴らし台】 

【イブキ・イワス・比婆の山が見えて来た】 

【お猿岩手前の急登】 

【お猿岩 
 青空に雪雲が飛ぶ。
 冬山らしい景観です。

 皆様、ワカンに履き替えています、
 今日は、何時もより風が弱かったので楽に操作できた。

【北東に回り込み直登する 
 雪質はある程度締まっていた。
 トップで歩いている方には叱られるとは思いますが、膝辺りまで沈むことはすくなかった。
 

稜線に出ると西峰が近くに見える】 
 西峰の上に雪雲が浮かぶ左に光があたり山が輝いている素敵な写真が撮れました。
  下の雪が壊れていなかったらもっと良かったのですか残念でした。
 本日撮った写真の中で一番のお気に入りです。
 

【霊仙山に来ると標柱に氷が張り付いていた 
 ピッケルを持ったYさん。
恰好いい。  アルピニストだよ

【山頂直下、窪地で昼食をとる】 
 時折、太陽が射し寒さ和らぐ。風が弱く体感気温は-5℃前後辺り。
 何人か尻すべりを楽しむ子どもに帰ってハシャグ。

【K氏の尻すべり】  

霊仙山最高点から見た経塚山、避難小屋、金糞山、伊吹山

最高峰付近から西南尾根を見る】 

【西南尾根ー霊仙山 

西南尾根ー南霊岳・近江展望台】 

西南尾根ー近江展望台 
左、
西南尾根から近江展望台

下、
雪雲は、消え青空が広がりリョウシ・御池岳・藤原岳が遠くまで見渡せた。
 
 

西南尾根ー降下開始 
 笹峠へ急斜面の下りは、遮るものなし
 登るにしても下るにしても、前衛の鍋尻山の存在かとても魅力的だ。

 

西南尾根ー急降下 
 溶けた雪でドロンコ道もあり。急坂で凍っているので誰もが二~三回は転ぶ。
 多くの人はアイゼンを付けていたが雪の状態が中途半端で歩きにくかった。

【笹峠から今畑への道 
 笹峠から今畑登山口までの山道。  雪は、適当に締まりアイゼンなしでも歩けた。

【今畑に来ると、雪が溶けた斜面には福寿草が沢山咲いていた 

2012.04.18霊仙山花は全開