【山記録】
日時・天候 2014年03月09日(日)曇り
山名 清水の頭(1095m)・雨乞岳(1237.7m)
山域 鈴鹿(近江)
コースタイム
清水谷広場(9:20)~P550付近(10:15)~清水の頭(11;10-11:20)~雨乞岳(12:15-昼食-13:05)~南雨乞岳(13:15)~シャクナゲ尾根~P903付近(14:10)to ~林道(14:45-50)~清水広場(15:05)
総タイム5時間45分(休憩ロスタイム80分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離  7.5キロメートル 累積高度差(+820m -866m) 
団体名等 Gisuzuka30数名ほど 雨乞岳山三角点(m)

【足跡 
<山行きレポ>
 例年、3月に清水の頭~雨乞岳へ登っているが久しぶりに積雪の多い雪山を楽しんだ。
 積雪は、30cm~70cm位でしょうか。
 雪質は、下層にある根雪が締まり。上部の雪は柔らか目で歩きやすかった。
 気温は、体感-5℃前後辺りとかなり低かったが風はなく歩けば適当に体が温まり防寒着はいらないほどの寒さだった。
 登山口は曇っていたが、清水の頭に来ると時折陽射しもあたる絶好の雪山登山日和となった。
 清水の頭から見た美しい雨乞岳にしびれた。
 鈴鹿雪山NO1の景観だ。

 大雪原は、何処を歩いても雪が締まりタコ壺に嵌らなかった。
 南雨乞岳へ詰める尾根は樹氷のトンネルの中を潜り抜ける。
 振り返れば、清水の頭に陽が射し光り輝き背景の白い綿向山も美しい。
 「綿向山・清水の頭・大雪原」が見事な調和である。
 鈴鹿雪山NO2の景観だ。

 南雨乞岳をショートカットして雨乞岳へ
 距離、400m位歩く。さすがにここは雪が深い70cmほどもあろうか。
 トツプは強力を強いられたかも知れぬが、雪質は軽く根雪が固まっていた。

 雨乞岳に来ると、周囲にあるものは凍り付き厳寒の風情である。
 気温は、マイナス5℃辺りでしょう。
 だが、風がなく曇ってはいるが薄陽があたる。体温が上がっているので寒いという感じはしない。
 写真好きなTさん1人でラーメンを食べていた。鎌ケ岳をバックにポーズをとる。
 国見山・御在所ケ岳・鎌ケ岳・鎌尾根・仙ケ岳へと鈴鹿の主峰が見えた。
 素晴らしい眺めだが、強風で吹き飛ばされるのか雪の付き具合が今一でした。

【軌跡ログ

【鳥瞰図サクラグチ2138メートル上空から撮影 

登山口】 
積雪は、30cm位あり。雪質はやや柔らかい。
 ワカンやアイゼンなしでも何とか歩ける。

P835付近で休憩】 

 西方向に綿向山が顔を出す。

北尾根に乗り換え付近】 
 北尾根に向きを変えると低い樹林帯に変わる。風の吹きさらしで積雪の量が増す。

【高度を上げると鈴鹿南部の山々が一望できる】

【清水の頭直下】  
下、絶景。
中央、大納言尾根。
手前、復路のシャクナゲ尾根。背後の山は、仙ケ岳。

【清水の頭 

 

【雨乞岳に太陽が辺り山は一瞬輝いた。冬山鈴鹿NO1の景観だ】 

振り返れば樹氷の先に清水の頭に陽が射し輝いていた】 

【雨乞岳が近づいてきた。】 

【南雨乞岳手前は、樹氷のジャングルの中を行く

ショートカツトし雨乞岳へ 

 コブの上に出ると東雨乞岳が見えた。大展望が広がる。下は鎌ケ岳御在所ケ岳が谷底からテッペンまで見え迫力あり。

雨乞岳への稜線から見た御在所ケ岳と鎌ケ岳 

雨乞岳】 

 山頂は
厳寒の景観で眺めよし。
 風もなく穏やかな陽射しがさしていた。

雨乞岳直下で昼食】 

【南雨乞岳】  

【南雨乞岳から撮る】 
鎌ケ岳と鎌尾根。

【シャクナゲ尾根を降下する】 
上、
清水の頭と綿向山。

左、
大納言尾根と奥に仙ケ岳が見える

シャクナゲの群生地】 
 シャクナゲの木は複雑に絡んで生育しているので歩きにくい。30分位は辛抱あるのみ。

【雑木になりヤレヤレ 

【この地点から急降下し林道へ下山する 

【石堤から5分で駐車地に着く。この付近から雨乞岳が望めた。】 

 2011.03.06 清水の頭・雨乞岳