【山記録】 | |||
日時・天候 | 2015年03月08日(日)・曇り一時晴 | ||
山名 | 清水の頭(1095m)・雨乞岳(1237.7m) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
清水平谷林道登山口(9:04)~標高763m休憩(9:41-9:46)~標高965m休憩(10:21-10:24)~清水の頭(11:12)~南雨乞岳(11:41)~雨乞岳昼食(11:56-12:52~南雨乞岳(13:02)~大納言分岐(13:33-3:37)~標高911m休憩(14:01-14:04)~標高801m(14::26-14:29)~林道着(15:02)~登山口(15:24) ●総タイム6時間20分(休憩タイム約75分含む) |
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距離/累積高度差 | 沿麺距離9.7キロメートル 累積高度差(+1567m -1504m) | ||
団体名等 | Gisuzuka | 雨乞三角点は雪の中 |
【軌跡ログ25000図】 |
【鳥瞰図】 深山橋北P581m地点、上空1288mメートルから撮影。 |
【足跡】 |
3月になって天候不順の日が多い。 当日の天気図を見ると東京を除くと全国的に晴れているようだが春は名ののみで寒い一日でした。 鈴鹿山の天気は、低気圧の通過で午前中はガスが発生し視界悪く気温も低かったが。13時頃になってガスも消えようやく青空が見えたが長くは続かなかった。 雨乞岳への登山口は、清水平谷林道奥のゲート前である。ここに数台車を留めるスペースあり。 集合地は、かもしか荘8時半集合。 そこから冬装備した車に相乗りしR477号を走り深山橋を渡り林道に入る。積雪があると奥まで入る車は限られて来る。今日の林道には積雪なかったが、タイヤがバースしたり、底を擦ったり、溝へ落ちるなどトラブルが発生したやはり車高の高い四駆車でないと安心感はない。途中、軽できた釣人の車も見受けた。 <登山口~雨乞岳> 登山口からP835付近北よりに向きかえる近くまで雪はなし。今迄に何度も登ったが雪のなかった日は少ない。 P835に来ると広い尾根に雪は付いていたが、濃いガスで前が見えず気温も低くて寒い。この環境は、雨乞岳へ到着するまで続いた。 標高995mでアイゼン・ワカンを付ける。 この先は、風の吹きさらしで積雪も多い厳しい尾根で清水の頭へと伸びる。 晴れていれば、背後に野洲川ダム湖や綿向山、東に御在所や鎌ケ岳尾根が見える。清水の頭からは迫力ある雨乞岳へ雪の稜線尾根歩きが楽しい。鈴鹿ナンバワンの雪山コースと我は思う。 今日は、視界数メートルしかなく雨乞岳までは我慢の登山でした。 <雨乞岳で昼食> 12時雨乞岳に到着。 何時もより雪が少なかった。登山口から3時間と予定タイムで来られた。 到着した頃から低気圧の移動で風が強くなってきた。周りの山が見えたり消えたりした。 その度に歓声やら溜息が出る。今迄のうさを晴らしたかのよう。 <雨乞南尾根> 南雨乞岳から南尾根を歩いて大納言尾根分岐まで30分歩く。 当初は、シャクナゲ尾根へ下降する予定だったが大納言尾根分岐に変更。 これが大正解であった。 今迄ガスっていた空が急に青空となる。 僅か30分だったけど国見山から鈴鹿南の山全体が見えた。 迫力のある御在所岳や鎌ケ岳は、テッペンから裾野辺りまでアルペン的な風景が素晴らしかった。 |
【登山口】 |
上左、 集合地のかもしか荘。 上右、 当日朝9時の天気図 左、 駐車地。 車の後ろあたりから登る。 |
【いきなりの急登】 |
フエンス沿いに登っていく。 今年、鈴鹿にも雪が多く降ったように思ったが、P835手前までは積雪はなし。 |
【標高763mで最初の休憩】 |
急斜面だが、広くなったところで休憩をとる。 |
【P835付近】 |
P835付近に来ると雪とガスで視界が一気に悪くなる。 昨日の天気予報では、午前は曇り。午後は晴れ。 |
【標高865mに来てワカン・アイゼンを付ける】 |
アイゼンを付けるか、ワカンを付けるか迷ったがワカンを付けることにした。 全体を見ると割合は半々位。 スノーシュウは2人。 何も付けていない人が1名いた。 |
【ここの先は、風吹きさらしの尾根】 |
ガスで前が見にくいです。雪質は、シメッケが多い。 |
【清水の頭】 |
視界が悪くて遠くは見えないが、近くに来ると周りの景観でこの上が清水の頭だろうとの判断がつく 清水の頭から東南に向かって広い緩い尾根を歩く。何故か、尾根の東側に雪が付き、西側は笹が見えているところ多し。三重県方向に雪が多いとは、?風の影響か |
【2014年3月9日に撮影した写真。手前が清水の頭】 |
【南雨乞への尾根】 |
上の写真は、昨年とほぼ同じ日に撮ったものだが、今年の積雪量はかなり少ないことがわかる。 |
2014.3.9撮影。 上の写真は、左側が笹なのでかなり上部に来ている。 |
【雨乞岳】 |
12時前、雨乞岳着。 この頃は低気圧の通過で風が強く吹いて視界なし。 |
【山頂で昼食中、雲の動きが速い】 |
12時30分頃、風の流れで御在所山や鎌ケ岳が見えたが、数秒で見えなくなる歓声やら溜息が聞こえる。 天気は、次第に回復してきたことに期待が膨らむ。 Shuさんのアブ凧があがる。強烈な風に吹かれ左右にマイマイする。 |
【南雨乞岳】 |
ガスが通り抜け正面に南雨乞岳が見えてきた。 |
【南尾根筋に入る】 |
南雨乞岳から大納言尾根分岐まで30分。 突然、御在所岳や鎌ケ岳の大展望が広がる 長い山線が裾野まで伸び柔らかな山容は女性的で美しい。 |
【南尾根筋を行く】 |
ルンルン気分です。 この辺り右へ降りていくとシャクナゲ尾根。 今日は尾根を直進する。 |
【南尾根筋からの大展望に酔う】 | |
南尾根からの景観は、素晴らしかった。 皆さん撮影に夢中です。 |
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【南尾根筋ー大納言尾根分岐手前から撮る。 | |
つの字に曲がった大納言尾根と鎌尾根のバランスが最高に良い。鎌尾根に雪の張り付きが少ないのが惜しい。 | |
上、大納言尾根。 中左、大納言分岐。 下、分岐から少し下った地点から見た雨乞岳。 |
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【大納言分岐から標高911m地点へ下降】 |
右、911mで休憩。 |
【標高801m地点へ下降】 |
左、801m地点から見た大納言尾根と鎌ケ岳。 右、801m地点。正面、鞍部付近から西向の尾根に向かって急降下する。 |
【谷底へ急降下】 |
足場が悪く適当に降りるが、転倒に要注意。 |
【川へ降りて林道に出る】 |
清水平谷右股を渡る。 |
【林道を歩いて駐車地に戻る】 |
左、清水平谷左股を渡る。 右、ゲートを潜ると駐車地。 |