【山記録】
日時天候 2015年05月03日(日)・曇り
山名標高 御在所岳(1212m)鎌ケ岳(1161m)
山域 鈴鹿
コースタイム
中道登山口(6:28)~P819(7:47-55)~キレッド(8:27-32)~富士見岩(8:50-55)~御在所岳(9;10-25)~武平口(9:44)~武平峠(10:12-25)~鎌ケ岳(11:32-12:28)~長石谷口(12:37)~犬星大滝(13:55-14:10)~長石尾根(14:42)~分岐(15:01)~三ツ口谷出会(15:22)~中道登山口(15:42)
●総タイム9時間14分((休憩ロスタイム90分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 14.2キロメートル 累積高度差(+m -m) 
団体名等 単独 御在所岳三角点)

【軌跡ログ25000図87%縮小

【足跡】
<中日新聞記事情報> 
 5月の連休は、赤ヤシオを見に「御在所岳~鎌ケ岳」へ登る計画をしていた。
 今年は、桜も早く咲いたのでアカヤシオも早く咲くのではないかとの予想はしていたがネット等の情報を取り損ねていた。5/2付中日新聞を見て急がねばと思い翌日の5月3日に出かけた。
 中日新聞によると、
 「4月中旬以降、気温の高い日が続き、例年に比べて1週間ほど早く満開となった。ゴールデンウイーク終わりごろまで楽しめる」とある。
 記事の横には、手札版より少し大きい写真が掲載されていた。
 撮影場所は、山上公園観光リフト付近で「ピンク色のアカヤシオが満開に咲く」豪華な花が写っていた。恐らく30日か1日か撮影したものだろう。
  5月3日、ガスに包まれた御在所岳山頂に立つ。
 山上公園付近で見たアカヤシオの花は、咲いてはいたが豪華さはなく終わりに近い花だった。
 僅か、2日ほどで変わってしまった。花の命の短かさを痛感した。

<御在所岳~鎌ケ岳>

 アルペン的な風貌をした鎌ケ岳と台形をした花の百名山御在所岳は、鈴鹿の盟主といわれている。
 下から見ても上から見ても個性豊かな山でとても魅力的な山である。
 御在所岳~鎌ケ岳は、標高差もあり厳しい岩超えを強いられるのでかなり体力がいる。
 このことから、縦走する気にもならなかったが今回が初挑戦である。
 何としても鎌ケ岳にはお昼に到着したかったので中道登山口を6時半に出発した。
 結果は、予定通り11時半鎌ケ岳に到着した。ここまでのタイムは5時間を要した。
 昭文社のコースタイムは、約4時間(休憩なし)なのでほぼ標準タイムといってよいかも。
 今日の天気は、曇りで御在所と鎌の山上にくるとガスが発生し展望はよくなかった。
 中道や武平峠道には、多くの登山者がいて賑わっていた。
 武平峠道に来ると、ガスも切れ斜面にアカヤシオも見られ初夏のような陽が射していた。

<下山は、長石谷~長石尾根~三ツ口谷>
 鎌ケ岳山頂は、黒山の人がいたが殆どか武平道へ戻るか。長石尾根を下る。
 岳峠にも数人いたが、長石谷へ行く人は誰もいなかった。
 自分は、長石谷コースが最も登頂しやすいと思うが何故か人はいない。
 距離が長いのと道が分かりにくいので歩く人は少ないのかもしれぬ。

<犬星大滝から長石尾根へ>
 山頂から1時間30分で犬星大滝に来る。
 滝の写真を撮ろうと川へ降りるが、残念ながら水量がすくなくて滝の価値なし。
 傍らに滝から滑落死した人の慰霊碑に合掌する。そこから少し右を見るとテープを巻かれた踏跡あり。
 滝の落ち口へと通じている。きつい斜面を巻いていくと谷筋が見えた。この先端が滝の落ち口となるので行って見た。余りにも平凡過ぎてガッカリ。
 さて、元のテープ道に戻り地図を見て検討する。
 暫く行くとテープの付いた踏み跡も薄くなりテープも探さないと分からなくなった。
 テープは谷筋にあり左に巻いていくようだ。道は荒れ分かりにくい。
 現在地から直尾根に上がれば長石尾根に出られることが判断できたのでヤブ尾根を上がることにした。   30分ほどで尾根に出た。
 そこからは、快適な道で三ツ口谷へ降りた。

中道登山口と駐車地 

左、登山口。
右、駐車地。午前6時に駐車場に入ったが、殆ど留まっていた。6時までに来ないとメイン駐車場に置けなかった。

おばれ岩】 

【五合目 
標高850m

【地蔵岩

【キレット】  


八合目】 
 キレットから
15分も登ると八合目に来る。岩場のキレ落ちたところで鎖が続く難所です。
 前は、迫力ある藤内壁の上部にあたるが、今日はガスで見えず。

【富士見岩展望台】 
 富士見岩からの展望もガスで見えず。
 御在所岳へは右の道をとる。本谷は、左のロープウエイ山上駅をとる。

【山頂への道】 

 山頂付近に来るとアカヤシオはかなり咲いていたが終わり近い。

【御在所岳 

 山頂は、ガスがかかり近くも見にくい。

武平峠への入口】 
 上、縦走路の途中にある長者池。八大竜王が祭られている。

 左、武平峠・鎌ケ岳への登山口。
 標識の左道は、旧表道で通行止め。
 途中、ユースホステスがあった。

【尾根からの展望 

尾根を下る】 
 武平道は、花崗岩が崩れたザラ場のあるところが多い。滑りやすいので注意。

【鎌ケ岳への登り】 

【三ツ口谷コースとの合流点付近】  
上右、三ツ口谷コースから登ってきたのでしょうか。
 風が吹くと落石が危険なところ。

【山頂手前のザレ場】 
 上部の斜面が崩れているので、登山道の足場も悪い。滑落したら谷底まで止まらない。

【鎌ケ岳山頂】 
山頂11時半着。昼食をとる。30人以上はいたでしょうか。大賑わいでした。天気はガスで遠くは見えない。晴れるまで1時間ほど粘ったが晴れずじまい。12時半岳峠へ向かう。

【岳峠から下山開始 

左、岳峠。右、長石谷入口。
下、長石谷。

犬星大滝】 


水量が少なくて迫力なし。

滝の落口】 
上、
落ち口。
左、
滝上流部の谷。

長石谷犬星大滝~長石尾根P884~三つ口谷登山口へ】

テープは、谷方向に巻かれいる。

【長石尾根と三ツ口谷との分岐 

尾根筋が、長石尾根。
谷は三ツ口谷。

三ツ口谷と登山口】 

左、三ツ口谷。
右、三ツ口谷登山口。(R477号)

5/2付中日新聞】 

2014.04.23御在所岳 (本谷~中道)