【山記録】
日時天候 2015年6月28日(日)・曇り
山名標高 阿弥陀峰(1040m)・霊仙山(1083.5m)
山域 鈴鹿
コースタイム
浄水場登山口(8:20)~標高502m休憩(9:14-20)~P664(10:00)~三蔵供養塔(10:37-47)阿弥陀峰(10:53)~昼食広場(11:10-12:03)~柏原道分岐(12:27)~継子穴(12:32-41)~避難小屋~(13:06-13)~P1017(13:23)~経塚山(13:30)~霊仙山(13:48)~経塚山(14:04)~お虎ケ池(14:17-14:24)~昼坂峠(15:53-57)~浄水場登山口(16:23)
総タイム8時間03分(休憩90分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 13.5キロメートル 累積高度差(+m -m) 
団体名等 Gisuzuka30数名ほど 霊仙山三角点( 1083.5m)

【軌跡図ー山旅改訂25000図71%縮小】

【鳥瞰図米原市長浜トンネル付近上空から撮影 

【足跡】
<前書き>
 前回(2011.9.18)も同コースを計画したが、予定時間を超えることが分かり阿弥陀ケ峰行きをカットした。
 今回は、陽の長い6月なのでリーダは阿弥陀ケ峰行きを決段したようだ。
 集合地は、県道17号多賀醒ヶ井線のイボトリ地蔵8時半。
 ここは、伊勢から一番遠いところで自宅から約3時間もかかった。
 前日、滋賀県北部の天気予報は曇り。降水確立、40%。
 当日、R411号石槫トンネルを抜け滋賀県側入ると雲厚く雨がパラツイていた。
 近江八幡市でR306号に入ると空は明るくなり1日を通して雨は降らなかった。 
 霊仙山は、20キロ位の強風が吹きまくりガスも消えなかった白い世界だった。
 
<登山口は、浄水場>
 イボトリ地蔵から5分程度で浄水場に到着した。
 浄水場は、イモガ谷林道と谷山谷との分岐に建つ。
 登山口は、浄水場横(イモガ谷林道側)の尾根から取りつく。
 谷山谷から登る「霊仙山登山口」は、何年も前から通行禁止の看板あり。今も撤去されていない。
 
<阿弥陀ケ峰へ>
 浄水場から少し先に登山口があり。標識など何もない。
 石積のある丘陵地跡に出て薄い踏み跡を辿る。
 昔は、参詣道に使われたのか古い道も現れるが直ぐ消えてしまう。
 風が通りにくそうな植林の斜面だが、今日は冷たい空気がひんやりして余りに汗を掻かずに歩けた。やがて正面に尾根に取りつき標高502m付近で休憩をとる。
 尾根筋は、石灰岩が散乱する岩道になりコケ蒸した岩が多い踏み跡も薄く余り登られていない感じがする。
 標高650m付近に来ると平たい草地の尾根で東に向きを変える。P664ピークを過ぎると左側に林道と並行する。この道は、登山口のイモガ谷林道へと延びていると四日市のT氏に聞く。

 この辺は視界が広がるが雲で何も見えない。広葉樹の巨木が枝を張る場所を過ぎると草地に赤い二連の灯明塔と卒塔婆が建つところに来る。
 卒塔婆には「霊山三蔵宝供養」と書かれている。この地が阿弥陀堂跡と謂われているところである。歴史ある地だが今は荒れ果て昔の面影もなし。
 ここで、後続グループを待つが湿気の多い草地なのでヒルがあちこちにいるとの声か聞こえる。少し上の琵琶湖形といわれる岩群に上がって待機した。
 全員が揃ったところで、阿弥陀ケ峰へ登る。
 阿弥陀堂跡の直ぐ上5分ほどでに阿弥陀ケ峰山頂に着く。
 東西に細長い山稜を持つ千メートルも満たない山だが相当大きな山である。
 霊仙山西峰辺りから見た阿弥陀ケ峰は、美しい山容で登行欲にかれらるがーー。
 山頂は、ゴツゴツした石灰岩が転がり樹林が枝を張って休憩するにもうさんくさい何とも可愛げのないところだった。
 阿弥陀ケ峰山頂の東の窪地に二つ池がある。尾根筋から少し下るので見落としやすい。
 今回、初めてみたが幻想的な池であった。周辺の地形も興味深い。

<ピン坂道>
 現地の標識には、昼坂峠と書かれている。
 何故ピン坂と呼ぶのか。鈴鹿の山と谷を見ても謂れは書かれていない。
 霊仙山から派生する長大尾根で最短距離で行けるが、登る人は少ない。
 標高850m辺りからは転げ落ちるような急登で他のコースにない魅力がある。

浄水場登山口】 
 登山口は、浄水場横のイモガ谷林道から入る。

【標高502mに来て初休憩 


標高650mの平たいコブ】 

【参詣道の脇に林道が上がってきている

【阿弥陀塔跡】  


【阿弥陀ケ峰 
 山頂は、ゴツゴツした石灰岩が転がり樹林が枝を張って休憩するにもうさんくさい何とも可愛げがないところだった

【池】 

神秘的な池。名前を聞いても知る人はいなかった。

【昼食広場】 

昼食地。ここの雰囲気は良かった。

【柏原道分岐 

【継子穴 
深さ30メートル。


継子伝説。
 継母は継子憎くさに穴へ突き落としました。帰宅すると驚くことに継子が先に帰っていた。 その後、継母は心を改め継子を可愛いがりました

八合目手前を行く】 

【四町横崖 
上丹生ルートの道。2011.9.18にここを下る。
 

【避難小屋】 

【経塚山】  
 濃いガスで視界悪し。

【霊仙山】 

【お虎ケ池】 
 お虎ケ池もガスに包まれ幻想的な雰囲気。

ビン坂尾根に向かう】 
 ひろい尾根で間違いやすい。
 右から左へと修正。

降り口、凄い急降下】 
 この急勾配の尾根を下る。

伊吹山と北琵琶湖が見えた】 
 ここに来るとガスも消え展望が開けた。
 ハゲた伊吹山が見えた。

昼坂峠へ】 

 正式名、昼坂峠。ビン坂峠ともいう。

上丹生へ下山】 

 2011,9,18登りピン坂下り四丁横崖