【山記録】
日時天候 2015年10月25日(日)・快晴
山名標高 三国岳(894.0m)・烏帽子岳(865.1m)
山域 鈴鹿(近江)
コースタイム
時山バンガロー手前広場(8:38)~阿蘇谷合流点登山口(8:49)~尾根道分岐()~P597ひょうたん池(9:36)~ダイラ(10:17)~稜線への登り口():~県境尾根(11:01)三国岳三角点下(11:16)~三国岳昼食(11:36-12:22)~縦走分岐(12:29)~大ブナ(13:06)~鉄塔(13:40)~バンガロ村分岐(14:03)~烏帽子岳(14:19)~展望岩(14:39)~P478(15:09)~P315(15:28)~烏帽子岳林間(15:43)
総タイム7時間05分(休憩70分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離 10.9キロメートル 累積高度差(+1312m -1283m) 
団体名等 Gisuzuka 登山口へ向かう道

【動画ー画面中央の赤い三角マークをクリックしてください】

①三国岳での昼食。
②ダイラの頭と三国岳の尾根中間部にある鉄塔からの展望。

終了後の再生は、左下の回転マークのボタンをクリックする。

【軌跡図ー山旅40000図91%縮小

【鳥瞰図上石津町1100メートル上空から撮影 

【足跡】
<コース選定>
往路は、時山~ダイラ~県境尾根~三国岳へ。
復路は、三国岳北東尾根~烏帽子岳~細野大岩ルートで下山した。
秋山にふさわしいルート選定で鈴鹿の良さを十分楽しむことができた。単独では難しいコースなのでリーダのコース設定に工夫を感じられた。

<心に残るダイラ>
ダイラは、二度目である。
「ダイラ」という名の語源について興味をもった。
文献を見ても分からなかった。
興味あるヨコ文字、その謂れを知りたいものだ。
もしやタイラが「ダイラ」になったと、そういうこともありうる。

時山から入る阿蘇谷の美しさは、鈴鹿の良さをすべて語りつくしてくれる。
その中心がダイラであろう。
秋、紅葉の美しい二次林の森は活力とやすらぎを育む聖地でした。
ここの雰囲気がとても気に入りました。
今日は、尾根上にある鉄塔から霊仙山辺りの大展望を見えたが心に残るのはダイラでした。

<三国岳>
三国(近江・伊勢・美濃)に跨る古来からの名山。
下から見る三国岳は、特徴あるドームが並んで個性豊かな山である。
三国岳で昼食をとる。
ピークは、狭い平地にポツンと山名札が木の根元に置いてある。
樹林に覆われているが暗い感じはしない。西方向に鈴ケ岳か万野らしき山が見えた。
昼食を済ませた後、烏帽子岳へ。5分ほどで分岐に到着する。テープはあるが指示標識がないので要注意。

<烏帽子岳>
山頂は、東西二峰に分かれている。
東峰が865.1メートル。三重県側の藤原町や遠くに伊勢湾が霞んで見えた。

<ブナの大木>
ブナ将軍の写真は、カメラの操作ミスで撮影できていなかった。
山仲間の小林氏と居原田氏から写真を転送してもらいホームページへアップした。
ご両人に感謝申し上げます。

烏帽子岳林間広場へのアクセス】 

烏帽子岳林間広場(烏帽子岳細野ルート登山口)へ国道365号線から入る道は分かりにくい。
大垣市方面からは、上石津町下山から入る。
四日市側からは、上石津町打上から入る。
時の街中に入ると烏帽子岳登山道の標識が出てくる。

【集合地と下山地の烏帽子岳林間広場
 ご自慢のトイレは、バリアフリ対応である。
 登山専用トイレと位置付けるなら有料にしてもおかしくはないほど立派だ。
 左、写真手前に細野ルート登山口の標識が建つ。
 パンフを見ると登り「大岩コース」120分。下り「展望岩コース」90分とある。

時山バンガロー手前の広場に置車する 
 広場に置車する。ここから歩いて登山口へ向かう。
 赤い橋(上右)の前を通り過ぎ暫く行くと左の県道139号と書かれた白い橋に来る。
 この橋を渡り100mほどで阿蘇谷登山口。

【阿蘇谷登山口 
 ネットフエンスの扉を開けて中に入る。
 阿蘇谷コースと別れ右側の尾根に取りつく。

【最初はきつい登り
 最初は、植林のきつい尾根を登る。
 20分ほど頑張ると自然林に変わる。

【植林を抜けると明るい尾根筋に変わる】  

P597手前を行く。
この辺に来ると緩くなる。

【P597。近くに池あり 
 池の名は、ひょうたん池と聞く。
 水は枯れていた。
 撮影位置から見るとひょうたんに見えないこともない。

【ダイラへの道も紅葉していた】 

【ダイラは、二次林の美しい】 
 誰も来ない静けさ。  ここは、やすらぎの地である。

【窯跡 

こんな奥深いところに窯跡がある。炭焼きに適したウバメガシの木も多い。

阿蘇谷.ルートと合流】
 阿蘇谷を詰めると、テープが巻かれた道と合流する。

 尾根ルートはテープはなかったが、谷ルートは、テープが巻かれているようだ。

阿蘇谷最奥部】 
 谷の最奥地に来て道がなくなって左の尾根を這い上がったと経験者が語る。

 一応テープは巻かれているが、この谷間は荒れているので悪天候のときは道が分かりにくいだろう。
 初めての者には要注意。

阿蘇谷上部】 
 ガレ場の上に来ると景観は一変し広い台地で雰囲気よし。

尾根との接点に出る】 

三角点のある山は、カットし進む。

【烏帽子岳が見えた】 
 三国岳へ向かう尾根筋から烏帽子岳が見えた。


【一寸危険】  

掴まるものなし。
滑り落ちたら谷底まで行きそうなところ。

【三国岳で昼食】 

上、写真(御馳走弁当)は、小林修氏提供。
中、右久しぶり参加のTさんが点呼をとる。
下、三国岳は樹林の中で展望はないが、樹林の隙間から北西方向茶野・鈴ケ岳方面見えた

【三国岳三角点と烏帽子岳ルートとの分岐】 

左、烏帽子岳分岐。テープはあったが、分かりにくい。ここは、標識が欲しい場所です。
上、少し下ると岩がゴツゴツしたヤセ尾根あり。

【標高810m付近の広いコブを行く】 
 平地の斜面と二次林の美しい森は鈴鹿らしい。

正面に烏帽子岳が見えた】 
 緩いアップダウンのある尾根から時折烏帽子が顔を出す。

ブナの大木】 

 鈴鹿て一番大きいブナといわれてるそうな。

 別名、鈴鹿のブナ将軍とか。


 ブナ大木写真は、居原田氏提供

下草が美しい森】 

落ち葉を踏みしめて秋山満喫。

鉄塔からの大展望】 
 鉄塔からの眺め。
 霊仙山や谷山方面が秋空に照る

画像は、小林氏提供

霊仙山。
画像は、居原田氏提供。

上の画像をカシバートで見る】 

鉄塔から伊吹山】  
 ここから見ると柔和な山に見える伊吹山。

  画像は、居原田氏提供。

烏帽子岳】 
 烏帽子岳は、南東にに開け三重県側の街並みと伊勢湾が見える。

 画像は、小林修氏提供。

展望岩】 

展望岩から眼下に見える町は、三重県藤原町古田と篠立辺りと思われる。画像は、小林氏提供。

急降下】 
大地も秋模様です。

【下山地 

右、ネットフエンスの扉を開けて中に入る。
左、下山地の烏帽子岳林間広場へ無事到着。

 2014.05.25 横根・ダイラの頭・三国岳