【山記録】 | |||
日時・天候 | 2015年11月15日(日)・曇り(低気圧通過でやや荒れ模様) | ||
山名・標高 | ブナ清水(946m)・国見山(1175,2m)・御在所岳(1212m)) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
武平トンネル西口駐車地(8:30)~いっぷく峠(8:58)~クラ谷分岐(9:17)~3谷の合流点(9:46)~岩キレ場(8:55-9:10)~コクイ谷出会(10:53-11:00)~国見北西尾根(11:28)~根の平峠(11:50)~ブナ清水(12:21-13:10)~腰越道分岐(13:42)~国見山(14:12)~国見峠(14:38)~御在所岳(14:58-15:08)~武平峠(16:01)~駐車地(16:13) ●総タイム7時間43分(休憩80分程度含む) |
||
距離/累積高度差 | 沿麺距離13.3キロメートル 累積高度差(+1302m -1297m) | ||
団体名等 | Gisuzuka30数名ほど |
【動画】 |
前半は、コクイ谷の岩キレ場。 後半は、ブナ清水です。 再生ボタンは、左下の回転ボタンをクリックする。 |
【軌跡図ー山旅改訂40000図】 |
【カシバート鳥瞰図】宮越山2692メートル上空から撮影 |
【予想とは狂った天気予報】 | ||
前日18時現在の天気図と予報記事 | 当日12時現在の天気図 | |
前日、18時現在の天気図(左)と予報記事を読むと、 「前線や低気圧が東へ遠ざかる。平野部では天気が回復へ向かい。日中は晴れ間が戻る」とある。 午後の降水確立は、滋賀県30%三重県10%と低い。 当日、12時の天気図(右)を見ると低気圧が、北海道から兵庫県まで張り出している。この前線が夕方まで残って予報に反し天候が回復しなかったようです。 |
【足跡】 |
<午後、晴れの予想が> 前日の天気予報は「、午後からは晴れ」の予想。 当日お天気は、集合地~ブナ清水までは小雨交じりの曇り。国見岳~御在所岳は小雨。 武平峠手前に来てやっと伊勢湾や四日市市方面に青空が見えた。 前日の天気予報とは、大狂いだった。 <コクイ谷> 13日と14日と2日間雨が続いたのでコクイ谷は増水していた。 水は、膝下辺りなので渡渉には断然長靴が有利。 岩は、濡れ滑りやすいので登山靴とスパッツを付けるのがベターだろう。 スパッツを履いていなかった自分は、靴の中に水が入り一日不快な思いをした。本日の反省点です。 8時55分、岩キレ場着。 通常は、水量が少なく容易に渡れる岩ガレ場だが、 今日は、水の流れが早く爆音をたて川底に流れ落ち恐怖さえ感じる。 そこで、ロープを張り安全策を講じ岩をかけあがった。 <千種街道筋> 11月中旬、何時もなら紅葉の美しい散歩道なのだが、 前日の雨と風で落葉したようです。 フワフワした落ち葉を踏みしめ歩くとキノコを見つけたとの声が聞こえる。 三か所ほど発見。 下の方は取り尽くされたのか、生えているものは上の方ばかりで天を見上げる。 12時前、根の平峠着。 オアシスのようなところだが、今日は緑が少なく殺風景だった。 <行方不明者の捜査情報> 鈴鹿のメインとなる登山道は、案内板など近年かなり整備され歩きやすくなった。 だが、鈴鹿の山で迷いや滑落などで遭難したとのニュースを時々テレビや新聞で知る。 ブナ清水の入口と国見岳山頂にも捜査情報以来の看板が建っていた。 高齢者の単独登山男性2名は、同年代心が痛む。 <ブナ清水> 人気スポットのブナ清水。 今日も豊橋から来た団体さんが来ていた。 ブナが紅葉をした黄色の森を一度見たいものだと思い今日もやってきたが、前日の雨と風で落葉していた。 初めて来たころは、踏み跡薄く案内板もなく秘境という感じだったが今や登山道や案内板が整備され誰もが安心して登山できるようになった。ゴミなどはなく美しいブナの森いつ来ても変わらない環境であって欲しい。 |
【駐車地】 |
R477号武平トンネル西側トンネル出口付近の駐車地に集合。 |
【登山口】 |
国道477号線茨谷出会いから入る。 入口には農林水産省の雨量計がある。 いっぷく峠まで標高差約170mの急勾配を一気に登るのでかなりきつい。 |
【いっぷく峠】 |
【クラ谷分岐】 |
左、クラ谷分岐。 数年前からクラ谷コクイ谷道筋に案内板が整備され分かりやすくなった。 |
【沢谷クラ谷コクイ谷の分岐】 |
一昨日からの雨で増水して水の流れが早い |
【コクイ谷を遡上】 |
コクイ谷は、優しくもあり危険な谷でもある。 安全策としては、 ①天気が良いこと。 ②日が暮れないうちに 通り抜けること。 |
【岩のキレ場】 |
今日は、水量も多く岩が濡れ滑りやすい。 ロープを張り安全対策をとる。 |
【コクイ谷は、美しい谷】 |
【コクイ谷出会い】 |
コクイ出会いに来ると千種街道筋。 ここは、近江と伊勢を結ぶメイン道。 10,年位前までは迷いそうなところも多々あったが、今は整備され散歩道のような感覚で歩ける。 |
【上水晶谷】 |
水量は多いが、渡渉には影響なし。 |
【千種街道・国見山北西尾根】 |
周りの木は、冬枯れ模様。 枯葉の絨毯を敷いたようなフワフワ道。 |
【キノコがまだあるぞ】 |
【根の平峠】 | |
根の平峠は、オアシスのようなところだが、今日は殺風景だね。 |
【ブナ清水登山口】 | |
遭難情報提供依頼の看板がありました。今から一年前、行方不明になられたようです。 |
【ブナ清水への道】 |
プナ清水から、20数名の団体さん降りてきた。 豊橋から来た山グループと聞く。 |
【ブナ清水で昼食をとる】 |
ブナ清水は、一昨日から続いた雨と強風でブナの木は裸木となり冬の様相です。 上右、 ブナの木に葉が付いているものを探しやっと見つけた。 左、 昼食時は、寒いのでカッパを着る。 |
【腰越道分岐への道】 |
ブナの木にまだ新しいひっかけ傷を発見。 熊かそれとも鹿か。 鹿の角を研いだ跡という結論に 数日前、御在所岳中道で熊発見という情報が飛んでいるが、-? |
【きのこ岩】 |
晴れていればキノコ岩から釈迦ケ岳方面の大展望が見られるのだが、本日は視界ゼロで登る人も数人。 |
【国見岳】 |
国見山山頂にも行方不明者情報提供依頼の看板が取り付けてありました。 |
【石門】 |
雨にけぶる「石門」上での記念撮影。これで石の大きさが分かるよねぇ。 |
【国見峠】 |
国見峠から御在所岳へは、谷筋からスキー場のゲレンデを歩いて近道をとる。 |
【御在所岳】 |
15時、雨にけぷる御在所岳山頂へ到着。 リフトは動いていたが観光客は、数人と寂しい。 |
【武平峠の下り道】 |
上左、 地蔵岩。 左、 下降してきたら雲の中にあった鎌ケ岳がやっと顔を出す。 下、 画像の雲を見ているとこの尾根筋が天気の境目のようだ東の三重県側は晴れている。 ユニークな写真が撮れた。写真の収穫は、この一枚のみ。 |
【武平峠】 |
16時01分武平峠に無事到着。駐車場までは近し。 |