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【山記録】 | |||
日時・天候 | 2018年04月22日(日)・晴/ | ||
山名・標高 | 藤原岳(1140m)・多志田山(965m) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
コースタイム |
茨川駐車地(09:15)~茨川集落跡(09:30)~迷い尾根県境分岐(10:20)~孫太尾根出会い(10:45)~多志田山(11:10)~展望の丘・昼食(11:50-12:50)~藤原山荘(13:05)~天狗岩(13:30)~藤原山荘(13:50)~西尾根接続1040m附近(14:15)~P893i西尾根分岐(14:30)~真の谷蛇谷分岐(15:10)~茨川集落跡(16:00)~駐車地(16:15) 総タイム7時間00分(休憩タイム90分程度含む) |
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距離/累積高度差 | 沿麺距離13.5キロメートル 累積高度差(+1171m -1117m) | ||
団体名等 | Gisuzuka50名 |
【足跡】 |
<山レポ> 茨川集落跡から藤原岳への登山は、今回が二回目である。 前回は、紅葉の2011年11月三筋滝経由で西尾根から登り迷い尾根を下った。 7年後の今回は、花の咲く2018年4月22日迷い尾根を登り西尾根を下った。 一部を除くと、ほぼ逆ルートである。 集合地は、国道477号石槫トンネル西口600m先の道路南側の広場8時30分。参加者は、50名の大所帯。 10台の車に分乗し、茨川林道を走る。 林道終点まで距離は10.5km。、奥まで入れないので1km手前でストップ。 茨川林道は、(雨や風の影響を受けやすく)道路情報を確認する必要あり。 本会のリーダG氏が、事前調査をし駐車等の段取りをしてくれた。 当日の状況は、小さな小石がが多く転がっていた。その度に人海戦術で障害物を除去しながら車を前進させた。 だが、床の低い車は底をこすったとも話していた。 林道終点から1km手前で道路が崩壊していた。車は、この辺の道路脇に留め登山口までは歩くことになる。 帰路は、Uターンにも苦労させられた。橋の袂までバックし何度も切り返して車を回転させた。 本ルートを7年前にも歩いたが、当時では考えられない事態に驚いた。 マウンテンバイク7台ほどが、茨川林道終点から目的の山に挑戦するとのこと。(急坂は、担ぐとのことー) この他、若いトレランの男女数人が迷いい尾根を駆けていた。(皆さんスマホのGPS持参) (7年前に比べ)この周辺の案内板やテープ標識が、格段に整備されたが、 この奥深いところに山経験のない者が入るにはかなりの勇気がいる。その手助けをしているのがGPSであろう。 ,登山者以外にも楽しみかたが、拡大しつつあることを実感した。 以下、 詳しい内容は、写真ページの欄に記す。 |
【駐車地】 |
![]() ![]() ミヤマキケマン |
![]() 全長10.5km。林道の開通は今から64年前(1954年)。 ダートな道。 茶屋川沿いにあり起伏が少なく景観もも良い。道は、荒れていてパンク覚悟で走る必要あり。 途中、車を降り何度も落石を取り除いて進んだ。 今回は、車は10台も入ったので駐車や車の回転に苦労した。 |
【荒廃した林道を歩く】 |
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![]() 駐車地から20分ほど歩いて登山口の廃村跡にきた。 途中、マウンテンバイクで来た人が5~7人いった。 林道は、車よりオフロードバイクで走るほうが快適なようです。 |
【茨川林道終点】 |
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![]() 林道終点。 以前は、集落跡まで車が入れたとか。 左、 茨川集落。 鈴鹿最後の秘境に白い花の木が咲いていた。山桜かと周囲の人に聞くが、桜じゃないとの返事。 下、 青い建物のあるところが、元小学校分校跡 その後ろにある錆びたトタン屋根の小屋は「名古屋大学ワンゲル小屋」とサブから聞いた。 |
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【登山口の茨川集落跡】 |
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![]() 八幡工業高校山岳部の山小屋があり。この建物は、元小学校跡とか。 左、 山小屋正面右横に「迷い尾根」の新しい標識が建つ。 ハイキングスタイルの子供のような人形が建つ。 藤原岳までは、健脚コースで三つ星か四つ星の付く迷い山なのにーーこんな軽装で気軽に登れるような山じゃねぇよ。 理解不能。 |
【シャクナゲが咲き始めていた】 |
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![]() まだ蕾のものが多いのでこれからという感じだ。 |
【P845】 |
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![]() 新しい標識がぶら下がっていた。 二次林の美しい新緑の森は、歩いて気持ちが良い。 |
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【迷い尾根】 |
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![]() 治田峠との分岐 左、 テープ・踏み跡あり。霧に巻かれることがない限り迷うことはない快適な登山道に変身。 下、 迷い尾根にある「ここは12番」標識。 この標識は治田財産区内登山道案内図と書かれていた。事務局はいなべ市役所内にある。 |
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【花の山道】 |
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![]() 新緑にピンク色のミツバツツジとカタクリの花が咲く山道。 下、 孫太尾根の草木が見えてきた。 |
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【孫太尾根出会→山腹道は崩壊、迂回せよとの表示あり】 |
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【多志田山】 |
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![]() 予定よりかなり遅れて孫太尾根筋の多志田山に到着。 左 石灰岩の孫太尾根は、花の山。 山頂には「カタクリの花」 が多く咲いていた。 こんなに多く見たのは久しぶりで感動した。 |
【花彩々】 |
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【孫太尾根にある17番標識。これは、2011年に作成したものです】 |
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【孫太尾根、もう終わりでああキツカッタ】 |
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![]() 前を行くKさん(名古屋市)。「アアエラ」・キツイキツイ」を連発。日帰りにしては、大きなザックを背負い重そう。中身は、お酒と水だけで3㍑位は持っていると聞いたことがある。お昼の楽しみためとはいえすげえなぁ。軟弱者は、ギブアップダヨ 下、 掘削尾根の向こうに養老の山も見える絶景に疲れも癒される。 |
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【通称名は、藤原岳展望の丘。】 |
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![]() 展望台は、黒山の人で大賑わい。 記念写真を撮る人が沢山いて少々待ち時間を要す。 下、 釈迦ケ岳・竜ケ岳と続く迫力ある鈴鹿の縦走路が目の前に見える。 背後は、御在所ケ岳か。 |
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【藤原山荘へは、行列の出来る登山道】 |
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![]() Uさん(伊賀上野)から送信して戴いた写真 管理人が写っていたので、写真を2枚に分割し大きくしました。 左、 藤原岳は、気温23℃。風もなく温かい春うららの陽気。 下、 今日の藤原岳は、藤原銀座と云っていいほどの大賑わい。 |
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【藤原山荘裏昼食】 |
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【天狗岩】 |
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【西尾根接続附近】 |
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![]() 正面に展望丘を見て西尾根を下る。 左、 西尾根接続附近。 下、標高950m附近で休憩をとる。 |
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【真の谷・蛇谷分岐】 |
![]() 上流は、善右衛門谷・真の谷へと伸びる。 下流は、蛇谷へと 下、 上の川を渡ると間もなく茨川に出る。 上流は、善右衛門谷。 |
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【茨川、幾つもの渡渉を繰り返し茨川集落跡に戻る】 |
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【駐車地】 |
![]() 一日中春うららの好天気。 新緑の美しい二次林の森は、花あり展望良しと楽しい山登りでした。 |
YAMAPのぶたの活動日誌 |