国土地理院25000図・軌跡ログ

カシミール3D・鳥瞰図

【山記録】 
山名標高 高室山(818mm)倉骨山(750m)・丸山(690m)・陣尾山(687.4m)・高畑山(471m)
山域 鈴鹿
コースタイム
駐車地(08:25)~P543(09:20)~林道横(09:45)~高室山(10:10)~倉骨山(10;20)~高室山(10:35)~林道横(10:50~丸山(11:15))~鉄塔600m昼食(11:40-12:40)~陣尾山(ヒヨ山13:20)~鉄塔525m(13:50)~P497m(14:00)~P443m(14:10)~高畑山(14:45)~P437(15:15)~佐目霊園(15:40)~十二相神社(15:50)~駐車地(16:00)
総タイム7時間30分(休憩タイム70分程度含む)
距離/累積高度差 沿麺距離10.6キロメートル/高低差( m)/累積高度差(1063m ) 
団体名等 関西ハイクG例会35名
 
 

足跡
<前書き>
 本コースは、5山を経由するアップダウンのきつい健脚コースである。
 Gリーダからの報告によると、
 2015年11月に全く同じルートを逆回りで歩いた。
 参加者は、30名。60・70代中心の高齢者たちでした。
 6年後、当時の参加者は8名とのこと。
 8名の中には、自分と同じ年齢の人は誰もいない。
 我は、80代の最高齢者。劣化していく体力と相談しながら参加しているが厳しい。
 頭は、「もう限界・いや引退・いや故郷の低山一人旅」との言葉が駆け巡る。今日この頃である。

<2015年11月22日の参考記録です>→今回は、逆コースです。
 佐目霊園から高畑山経由高室山へ登る人をネットで探して見たが見当たらない。
 殆どの人が南後谷を歩いて高室山方面へ歩いているようだ。
 本コースは、幾つもの鉄塔と出会う。
 鉄塔が建ったことにより、巡視路が整備されたことにより日帰り5山縦走も容易になった。
 鉄塔のない時代は、陣尾山(ヒヨリ山)へはヤブの難路と記されている。(西尾本)
 山大好き人Tさん(名古屋市在住)が、本コースをGリーダにリクエストし実現したと聞いた。
 何しろ5山も日帰りで縦走するというハードな山行きである。
 コースは、とても新鮮で期待感を持たせた。
 大展望の高室山は、360度の眺めは素晴らしかった。
 高畑山付近の鉄塔から見た陣尾山にも魅かれた。
 
<登山口>
 佐目トンネル西口。
 ここは、トイレもあり普通車なら20台位留められる広場。
 入口には360度大展望の「高室山登山口」との標識あり。

<陣尾山> 
 文献(西尾本)によると、
 陣尾山は、猛烈なヤブで登頂は難しいとある。
 陣尾山の名は点標名で陣屋の端の尾という意味に受け取られる。
 この付近で重要な位置をしめる山であるが地元でも山名を聞いても分からない。
 ヒヨノの名は昔から地元称と聞いていたが現在知っているいる人はいない。

 山頂は、植林の中で広い平地で空は見えるが暗い感じがする。現状、ヤブは消えていた。
 二等三角点の傍らに名札が一つぶら下がる。
 高畑山付近から見た格好良い山の容姿(トップ画像)とは違い平凡な山頂にガッカリ。
 わざわざこの山だけを目指して登る人はいないだろう。
 傷んでいない三角点に触ると、西尾本に書かれている「この付近で重要な位置をしめる山」であることの存在が分かるだろう。
 この先は、広くて緩い尾根が鉄塔まで続くが、深い二次林の森でナメコ類の木を多く見つけた。

<鉄塔> 
 本コースの主役は、鉄塔でした。
 幾つも鉄塔が出てくるたびに展望が開け景観を楽しんだ。
 巡視路のお蔭で日帰り5山縦走も可能になった。
 鉄塔がない時代は、ゲキヤブで縦走は難しいと思う。

<高室山> 
 今日は、5山登ったが展望のある山は、倉骨山と高室山のみ。
 特に、高室山が印象に残った。
 高室山は、カレンフェルトの山で岩がゴツゴツしていた山頂の雰囲気はA級。
 僅か標高800m級の山でこれほどの大展望が得られるとは、まさに額面どおりの眺めでした

【集合地の駐車場】

【高室山登山口

【二次林の森を行く】

【P543】

【】

【三国山展望地】

【林道が上ってきている】

林道に出る間もなく高室山登山口の標識あり

【高室山直下】

【高室山】
 北は、金糞山・霊仙山・その左後に伊吹山。右にソノド。
東は、ヨコネ・烏帽子岳・三国岳・焼尾山・御池岳方面。
南は、御在所岳・雨乞岳。
その他、湖東平野・比叡山・愛宕山・比良山地・舞鶴の青葉山・長老ヶ岳・野坂山地・御岳・乗鞍岳・恵那山などが見えるようです
眼下には、佐目の石灰岩砕石場が見える。山肌が、大きく削られ痛々しい。

【Uさんの動画】

倉骨山

【再び高室山に戻る】

【別ルートとの合流点】

【丸山への道】

【丸山】

【鉄塔に出る】

【送電線下を行く】

【二つ目の鉄塔で昼食

陣尾山への道】

【陣尾山】

【陣尾山からの急降下】
 経験者K氏の話によると、鉄塔の巡視路があるらしい。迂回道は行かず尾根を直下する。
 この尾根は、下草がなく掴まるところがない三点支持も容易でない滑落要注意の場所です。

降りたとこに鉄塔あり。
この下は二本の送電線が走っており、幾つもの鉄塔に出るがいずれも眺めが良い。

【陣尾山下ると鉄塔あり】

【南後谷道との分岐付近を行く】

P443付近の鉄塔

【休憩ー陣尾山と鉄塔が見える】

【高畑山】

P433への下り

【十二相神社】

【無事下山】

【K・Mさん動画】