【山記録】
日時・天候  2017年04月03日(月)/晴 
山名 前山(528.8m)・鷲峰(548m)
山域 伊勢近辺
コース・タイム 宇治竜ケ峠登山口(10:00)~天空道出会(11:17-21)~前山(11:50-12:25)~鷲峯(13:05-10)~展望岩(13:15-20)~竜ケ峠(14:30-14:45)~宇治竜ケ峠登山口(15:40)
●総タイム5時間40分(休憩 時間 分程度含む)
距離/ 高低差 沿面距離10,4km /累積高低差+   m -   m
団体名/人数  単独  前山三角点528.8m

【軌跡・山旅40000図】
左、
カシバート・鳥瞰図

【足跡】
<前山・鷲峰登山レポ>
 伊勢の秘境と云われた天空界道の「前山・鷲峰」。
 10年以前は、秘境の山としてマニアしか登られていなかった。
 近年、横輪町菖蒲と宇治内宮を結ぶ歴史ある道が整備され竜ケ峠に立派な東屋も新設された。
 宇治高麗広登山口(竜ケ峠登り口)に新しく駐車場が整備されたのに伴い手軽に登れる山となった。
 宇治高麗から竜ケ峠へは、
 神宮域内だが通行のみなら神宮司庁の許可は入らない。但し、登山道以外は立ち入りは禁止となっている。
 竜ケ峠登山口から鷲峰へは、片道130分ほどで登れる。
 鷲峰は、三重の「百名山」としても紹介され登山者が一段と増加した。(横輪町菖蒲から登るコース)
 鷲峰山頂は、照葉日広樹林に覆われうす暗くケルンが一つあるのみで雰囲気は良くない。
 山頂から5分(標識あり)下った地点に展望岩あり。ここから度会の山々や五カ所方面、眼下に横輪町下村が見える。
 鷲峰への登山口は、横輪町菖蒲と宇治高麗広と二か所あるが双方を結ぶ道路がないので車での移動は難しい。
 横輪菖蒲コースは、県指定の「鷲峰水穴」が近くにあり鷲峰登山とセットにすれば変化あるコース設定が可能。
 今回は、新しく駐車場が整備された宇治高麗広にある竜ケ峠登り口へ駐車しヤブ尾根を行く。
 ここは、神宮区域内のなので通行許可が必要なので気軽に登れないのが難点だ。
 何年か振りに「前山~鷲峰」に来たが、かなり人が入っていて今や秘境という感じはしなかった。

【宇治駐車地と登山口】

標識は「竜ケ峠登口」と書かれている。
「竜ケ峠登口」駐車地から宇治側に500m戻り谷筋から入る。
 手前に伊勢消防署の標識が建っている。「天空界道出会い」までは未踏のヤブを行く。

【標高170mは広い台地】
標高170mに来ると広い台地で明るい。
 北から林道が走っているがらここが終点のようだ。

【天空界道に合流】
標高432m
ここは、天空界道との合流点。
 この先、テープも踏み跡もあり登山者が増えているようだ。

【前山】
 10年以前の前山は、樹林に覆われ登る人もいなかったのでそれなりの魅力があった。
 山頂から鷲峰への道が分かりにくかったが、今日歩いたら青いテープが両側にうんざりするほど巻かれていた。
 今や、凡山になってしもうた。
 

【鷲峰展望岩】
 展望岩から度会の山々や五カ所方面、眼下に横輪町下村が見える

【鷲ケ峰】
 昔は、標識や踏み跡なく迷いやすい山として恐れられていた。 今やテーブ・標識・踏み跡もしっかり付いる。
 

【平石】
 尾根が二つに別れているので注意。
竜ケ峠道はテープが巻かれている。
 右尾根を下っていくと「鷲峰水穴」に行ける。ヤブっぽいがテープはしっかり付いている。

【竜ケ峠西峰】
 尾根が二つに別れているので注意。
竜ケ峠道はテープが巻かれている。

【竜ケ峠】
 横輪町菖蒲と宇治内宮を結ぶ歴史ある峠。天空界道の中心地でもある。
 近年、峠に東屋が建つ。ここから鷲峰へは60分ほどで登れる。 東屋には「竜ケ峠思ひ出ノート」も置かれている。
 多くの人がここに来た記が残されていた。

下、
東屋の正面に見えた山。

【竜ケ峠・思ひ出ノート】

【馬落し】
馬落し。
昔は、馬がここで通れない難所だったのかなぁ。


【竜ケ峠登山口】
宇治竜ケ峠登山口。
10時出発。
15時40分到着。