【山記録】
日時・天候 平成19年03月09日/晴れ
山名 竹ノ谷山(252.5m)・有地山(555.6m)・オロチ山(521.0m)・古和浅間山(180m)
山域 伊勢近辺/南伊勢町
交通フクセス  伊勢市から県道伊勢南島線・国道260号線を走る。古和トンネル手前で右折れ浅間神社隣の広場に車を留める。伊勢から1時間余
伊勢道・玉城ICから入る場合も同じ道を走る。1時間程度
コース・タイム 伊勢・自宅発(06:40)~古和浅間神社駐車地着(07:55)  距離58km
浅間神社P(08:15)~竹の谷山(09:20-35)~P254(10:20)~P256(10:40)~滝道分岐(11:10)~有地山(12:00-15)~オロチ山昼食(12:25-13:30)~H370尾根分岐(14:15-25)~H220尾根分岐(15:00-10)~浅間山P(16:00)
総タイム7時間45分(200枚撮影等でゆっくり歩いています)
距離/ 高低差 沿面距離10.7km /累積高低差+1114m -1026m
団体名/人数 単独

【軌跡・国土地理院25000図軌跡ログ】

【カシミール3D鳥瞰図

【カシミール3D標高・グラフ】

【足跡】
<海あり山あり>
 ガイド本福井著書には、「ありちやま」。
 H23年8月地元南伊勢町が発行したパンフには「あろちさん」とある。
 行政が、発行した山名「あろちさん」が多分正しいと思われる。
 7年前(2012年2月)に初めて有地山へ登った。
 ガイド本を参考に独自で設定したコースなので一般向きではない。
 前回は、不動の滝~有地山~大河内山~オロチ山~古和浅間山。
 今回は、竹ノ谷山~有地山~オロチ山~古和浅間山。
 2回歩いた結果、全体の様子が分かった。

 今回の尾根歩きは、数か所にある展望地から海あり山ありの景観が楽しめたがやや単調な山歩きでした。
 竹ノ谷山へは、古和浅間神社付近に延びている尾根から入る。
 この尾根は、シダが密生するヤブ漕ぎでコース取りが難しい。
 50mほど登るとシダから解放され歩きやすい尾根筋になると竹ノ谷山へ着いた。
 竹ノ谷山からは、3.6km尾根筋を歩いて有地山へ。

 変化に富んだコースは、山登りの理想でもある。
 有地山は、その条件を備えた山である。
 谷筋には、不動滝や一の段・二の段(広い植林地帯)がありこれは外せない。
 次に、オロチ山から2.5km先にある展望の良い大河内山まで足を延ばしたいものだ。
 最後に、オロチ山から古和浅間神社へは地図読みの3kmコース。
 一般向きではないが、有地山がきれいに見えるビューポイントがある。
 また、古和浅間山(190m)から海の景観も見逃せない。古和浦が箱庭のように見える。

【駐車地】
上、
古和浦トンネル手前、バス停「こすえ」から入る。
 近くに
「不動乃滝」と「有地山登山口」看板が建っている。
隣に「水準点」もある。
 この水準点は、有地山の測量に使ったものだろうか。
左、
浅間神社
横の駐車場へ車を留める。

【竹の谷山へ延びる尾根先端から入る】
上、
浅間神社から奥へ400mほど先で小橋を渡る

左、
川沿いの土手道を行く。草が、伸び放題で不安。
 

【尾根先端は、ヤブで道なし】
橋から200m先、尾根(竹ノ谷山から延びている)の先端に来る。

上、
小屋の横から入る。
シダが密生しヤブ漕ぎでコース取りが難しい。

左、
50mほど登るとシダが消え歩きやすくなった。

下、
天神山や里が見えた。

【ニラハマから登る道と合流する】
左、
竹の谷山尾根筋との合流点。
竹の谷山登山口は、ニラハマにあり。 テープ等もあり整備されているようです。

下、
背景の山を見ると棚橋集落のように思われます。

【竹ノ谷山】
合流点から少し先、有地山あり。
 ニラハマから1.4km距離の標識あり。

左、
竹の谷山。
三角点あり。
展望なし。

【第1展望所】
第1展望所からの眺め。
 古和浦湾と座佐の高・姫越山が見える絶景。

【第2展望所】
第2展望所
から北側に見えている山です。

下、
中央がオロチ山。その左が大河内山。
背景の山は、「網掛山・大内の高」辺りかと思われます。

【二の段分岐】
 不動滝コースとの分岐。
有地山1.0km
二の股0.6km
の標識あり。

【第3展望所】
上、
展望所の標識あり。このマークは個人が付けたもので分かりにくい。

下、
第3展望所
集落が見えているが、名前は?方向は錦辺り

【標高400m付近から上は分厚い落葉で歩きにくい】
上部に来ると勾配がきつくなる。
広幅の尾根、荒れぎみで歩きにくい。

【有地山】
上、
有地山山頂平らな大地で山頂という雰囲気はない。

左、
山頂からの展望。
 中央、少し尖ったのが座佐の高。その右が、姫越山。
左、
古和浦をズームする。

下、
熊野灘。

【不動滝分岐】
不動滝コースとの分岐。

【オロチ山】
上、左、
オロチ山。

下、
オロチ山から見た古和浦と熊野灘。

オロチ山。
ガイドマップには、このあたりはオロチ山と呼ばれているとあり。
 オロチ山という名は?マークか。
 ここから、座佐の高が見えた。

【P276。有地山まで1.9kmの標識あり】

【第4展望所】
 ここは、木出しの中継地。太いワイヤーロープが有地川まで伸びていた。
 西側は、P276から縦走尾根とオロチ山から伸びる有地山が格好良い。(トップの画像の撮影地)

【古和浦浅間山】
浅間山180mの標識あり。ここは、尾根を三つ突きあげたピークの上にある。
 周りは、石段に囲まれた聖地の中に古い祠があり。裏へ廻ると、樫の大木の前に首なし地蔵が安置されていた。村人たちが住むところから見た浅間神社は、山自体に特徴があり信仰心を崇めているのではないかと想像する。
 

【古和浦浅間山参道】
 平地の広い場所の奥に祠があった。
 奥の浅間神社へは、
 30分ほど険しい道を歩かなければならないので、近くに分社ができたような気もする。
 奥の浅間神社へ行く途中、「奉納五合目中間点」という標石が立っていた。そこから古和浦の眺望が良かった。
 津波1次被難所ともなつている。