【山記録】 
 観音山605.9m三角点
日時・天候 2014年04月15日(火)・晴
山名 観音岳(605.9m)
山域 松阪市
 コースタイム  自宅(9:00)~松阪IC(9:35)~森林公園(9:55-10:10)~瑞巌寺(10:45-11:05)~登山口(11:50)~日川峠(12:20-30)~観音岳(13:15-14:05)~森林公園(15:45)
 総タイム5時間35分。
 登山タイム:登り約3時間5分・下り1時間40分
距離/累積高度差 沿面距離 9.5キロメートル累積高度差(+m -m)
メンバー ファミリー2人

【足跡】
 観音岳は、春ともなれば花の多い山です。
 今年もかみさんの希望でヒカゲツヅジを見に観音岳へやってきました。
 昨年見たヒカゲツツジは開花して間もない時期で花に活(いきおい)があり瑞々しく美しかった
 今年も昨年とほぼ日時にやって来ましたが、今年は花に精気がみられません。
 3月中旬から日照り続きで雨が降らず乾燥した状態が続いていました。
 その影響を受けヒカゲツツジも水分不足のようです。
 観音東峰へ向かう道端にもスミレやイワカガミが沢山見られたが、今年は咲いているものは少なく寂しいかき゜りです。
 今度の日曜日が雨との予想なので来週後半あたりでないと期待できないような気がしました。

 
森林公園から瑞巌寺への道
 伊勢高速を走り松阪ICで下車。森林公園へ10時到着。
 駐車場は、バリケードがあり中に入れない。施設内での工事や行事もしていないのに何故か駐車禁止である。
 後続車も次々と来たが、入口でUタンし他の場所へ車を置きにいった。
 侍谷林道を2.3km歩いて瑞巌寺へ向かう。
 途中、堀坂神社跡や横瀧寺がある。道沿いには、ヤマザクラなど春の花木が咲き楽しい散歩道である。
 ウオーキングをしている元気な老人グループとすれ違う。年齢は余り変わらないだろう。

 瑞巌寺。
 瑞巌寺は、誰もいないので静まりかえっていた。
 由緒ある瑞巌寺。
 歴史に追いやられ廃寺となったのかそれとも一時閉鎖なのか分からないが京都の古寺を感じせさられるような本堂や立派な石積みの塀など継承して欲しいと思った。

 
日川峠への道。
 瑞巌寺の裏道は、日川峠を超え嬉野町森本へと通じているので参詣道ではなかろうかと想像する。
 谷沿いの林道は、傾斜も緩く適当にカーブし道端にはミヤマカタバミなどが咲く花の多い道でした。
 林道終点に来ると岩内側登山口との標識があった。この先は、山道となり日川峠への軽ハイキングです。

 観音岳。
 一年前、来たときには何もない殺風景な山頂でしたが今日はちょっと違っていた。  
 新しい山名板と白い肘かけ椅子が置かれていた。
 白い椅子に座り東の海を眺めていると、伊勢湾を航行する豪華客船のデッキにでもいるような気分です。

 ヒカゲツツジ
 残念ながら昨年とは違っていたが、--
 黄色い愛らしい花慰めてくれました。やっばし来て良かった。と相棒はいう。

【軌跡図】

【森林公園駐車場は中に入れず】

 森林公園・駐車場入口には、鎖とバリケードがあり中に入れないので侍谷林道標識のある近くに車を留める。施設内で工事などしている様子も見らないのに何故か駐車できなかった。

【侍谷林道を歩いて瑞巌寺へ】
標識には、瑞巌寺まで2.3kmとある。
 森林公園から瑞巌寺までゆっくり歩いて35分かかった。
 途中には、堀坂神社跡や横瀧寺がある
 林道沿いには、山桜など春の花木が咲き楽しいウオークができた。 

 小さなピークを越えると瑞巌寺と松阪方面への分岐に出る。
 道端に案内板と東屋が建つ。
 瑞巌寺まで徒歩3分で着く。

瑞巌寺

 廃寺で誰もいない。 玄関の石積みは、城壁みたいに頑固な造りだ。建物や遺物は放置され荒れ果ている。伝統あるお寺なので侘しい。

【大谷林道を行く】

 道沿いには、日陰ながらミヤマカタバミがひっそりと咲いていた。


【林道の奥に岩内側登山口あり】

右、岩内側登山口。
日川峠まで登り40分の表示あり。
単車の中年男性が先行していった。

【谷沿いに上がって行く】

谷の上部。
ここから左を巻いて行くと日川峠に出る。
 登山路は整備されていた。

【日川峠】
 先行の中年男性が休憩していた。
 彼は、日川峠周辺に咲く桜の写真撮影に来たらしい。 観音岳へは登らないようだ。 

【日川峠付近から山桜を撮る】

【ヤセ尾根の急登を過ぎると観音北峰へ】

 コブに出るとイセアオキ「観音岳北峰590m」という標識がぶら下がっていた。展望は効かない。

 北峰手前にある標識に従いバックし観音岳へと進む。

【観音岳、昨年来たときとは変身?】
 一年前、来たときには何もない殺風景な山頂だったが、今日は違っていた。  新しい山名板と白い肘かけ椅子が置かれていた。
 正面には堀坂山の雄姿が顔をだす。
 山を形成する屋台骨の尾根二つがとても魅力的。

【復路・東峰付近から日川峠方面】

観音祠手前からヒカゲツツが見られる】
 最近は日照り続きで雨が降らず乾燥した状態のお天気が続いています。
 ヒカゲツツジも水分不足で、花も葉っぱも精気がみられません。
 

【ヒカゲツツジ】

 葉っぱ全体に丸みを帯びています。
 水分不足のようで元気がありません。

【ヤマツツジ】

 蕾が多いが、開きはじめの花もあり。

【展望台】

【森林公園に下山】