【山記録】
日時・天候  2016年09月10(日)/晴  
山名 三峰山(1235.4m)・平倉峰(1222m)
山域 北台高
コース・タイム 往路ーゆりわれ登山口へ駐車(8:10)~月出登山口(8:25-30)~新道峠(9:27-9:33)~三峰山山頂(10:27-33)~ブナの森散策(撮影0:10)~平倉峰昼食(11:25-12:05)
復路ー平倉峰(12:05)~三峰山(12:30)~八丁平散策(12:35-13;15)~ユリわれ登山口(14:10)
総タイム6時間(休憩撮影タイム90分程度含む)
距離/ 難易度 沿面距離9.1km /一般向き
 人数  単独 

【三峰・平倉山山旅40000図87%縮小】

【今回の軌跡山旅40000図】

【足跡】
<まえがき>
 三重県側から三峰山へのアクセスは、中腹に飯高北林道が走ってっているので短時間で登山が可能である。
 登山口は、福本・ゆりわれ・月出と三か所あるので四季いろいろなコースが設定できる。積雪のある時は、福本から登ると1時間ほどで雪山を楽しめる。
 花の時期は、月出から登り八丁平を経てゆりわれ道を下ると四季の花巡りが楽しめる。
 9月は、トリカブトやホソバノヤマハハコが一面に咲く。2014年9月9日は、白いトリカブトを見つけ感激した。
 今年もそれを期待して登るとにした。 

<登山道に新しく距離を表示する○○町の木札が設置されていた>。
 昨年、案内板横にあった「月出登山コースは歩道決壊のため通行できません」との看板は撤去されていた。
 月出登山道には、新しい標識が整備された。一町毎に109m間隔で木札が建っていた。
 新道峠手前、「十五町1635m」なので登山口から新道峠は凡そ1700m。
 常時、登山している伊勢の朝熊岳道も石碑が109m毎にある。
 岳道は、二十二町(出会い広場~朝熊峠)なので2398mになる。岳道の方が700mも長い計算になる。
 朝熊岳道は、峠まで距離2.4km標高差480m。
 月出道は、登山口から新道峠まで距離1.7km標高差370m。
 歩行タイムは、双方1時間程度である。単純な比較だが、月出道の方がきついということが分かる。

 三峰山手前に「三十二町・3488m)の木札があった。
 月出登山口から三峰山までは、3500m余ということになる。
 復路のゆりわれ道は、山頂から「二十七町と80m」3010mと書かれていた。
 事故などで緊急連絡を必要とする場合、位置確認が容易になる。また、数を数えながらの登るのも童心に戻って楽しい山道となった。山名札の素材が、木材なので10年は持たないような気がする。

<三峰山近くでミニチュア・シュナウザーとご対面>
 新道峠から三峰山へは、緑の多い自然林で歩いて気持ちが良い。
 高低差の少ない広い尾根筋は、四季変化があり魅力的な森で歩いて楽しい。
 御杖村分岐に来ると、可愛いげなドッグを連れた若い女性と出会う。。
 余り見たことがない犬なので、品種を聞いたら「ミニチュアシュナウザー」と教えてもらった。このドッグは、ご主人の言うことをよく聞く賢犬のようです。
 家へ帰ってネットで調べたら、日本ではテリアー系に入っていないドイツを原産国とある。テリア・グループ中では最も人気が高く、「最良の家庭犬」と書かれていた。
 犬は飼っていない自分にはよくわからないがおとなしい感じがした。

<平倉峰>
 三峰山から平倉峰へは片道30分前後である。
 昔、ゲキヤブで行く人も少なかったが今や一般ルートとして定着した。
 途中、ブナの大木の森を通る。平倉道にはなくてはならない存在である
 11時25分山頂着。室王の山の大展望を見ながら昼食をとる。
 静かな雰囲気と展望の良さが売りである。私は、冬の雪景色が好きだ。
 何時も1人ぼっちで歩いている時が多い。今日は、休日で天気も良く7人とすれ違った。
 
<八丁平>
 12時35分八丁平着。風もなく気温30度くらい秋の気配を感じる。
 今の季節、晴れていても遠くの山はぼんやり見えるのが通常であるが太陽が上にあり南台高の山々が輝いていた。20人位の人が大景観を見ながら昼食をしていた。
 2年前に咲いていた白いトリカブトを探しに30分ほど周辺を探索したが見つけられなかった。
 ホソバノヤマハハコは、足場の踏み場もないほど群生していた。
 花の山に満足した。

【月出登山口と一町札】
 月出登山口と駐車場。
 快晴。気温、30度前後やや暑いが湿気が少ないので登り道も余り汗かかず。

【1km先の標識】

中央構造線1000m。新道峠1300mの標識。

【九町札】
 植林の中、ジグザグに山道が続いている。

【新道峠】
上、
新道峠の標識。

左、
峠、50mほど手前にある「十五町」標識

【25町札】

【奈良県御杖道との分岐】

 御杖村から、若い女性とドッグが一緒に登ってきました。犬種を聞いたら「ミニチュアシュナウザー」と聞く。ご主人の言うことをよくきく賢犬。足元を見ると毛色が違っていて可愛いい。

【八丁平道との分岐】
分岐。

左、三峰山へ
右、八丁平へ

【御嶽が見えるビュポイント】

【33町札】

三十三町の木札。
三峰山山頂90mほど手前にあり。

【三峰山】
 好天気で室王の山がきれいに見えた。
 10分ほど山頂にはいたが、10人位の人がいったりきたりして賑やかだった。

 4人の女性グループが平倉道からきた。
 リュックを背負っていないので途中で引き返して来たのだろうか。

【ブナの森】


平倉道の中間にあるブナの森。
ブナの大木は、台高らしい景観だ。

【ブナの森を過ぎるとヤセ尾根となる】

 ブナの大木に苔が生えたところにきのこを見つけた。
 ヤセ尾根、雪のないときは緊張感なし。
 
下、
樹林の隙間から、飯高町茶野辺りが望める。

【平倉峰】
 いつ来ても雰囲気が素晴らしい。

【八丁平】

秋の気配がする八丁平。眺めは最高だ。

【トリカブト咲く八丁平】
 山頂付近のトリカブトは枯れていた。
 白いトリカブトも花の時期が終わったようで残念だった。

【ゆりわれ道に咲くホソバノヤマハハコ
 ホソバノヤマハハコの大群落。
 こんなに多く咲く山を見たことがない。

【十町札】

【ゆりわれコースは27町と80m】

左、八町札。
右、ゆりわれ登山口にある標識。

【ゆりわれ道登山口】